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8月, 2016の投稿を表示しています

毎日のクラシック曲(第147回) Bartók(3)

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今日のお勧め曲はバルトークの「管弦楽のための協奏曲 Sz116」を選びました。バルトークの曲は4曲目となります、少し、重厚で、渋い音楽で、好みのはっきりする曲といわれていますが、有名な曲の一つです。是非お試しください。 面白いことに5楽章を持つ、名前は協奏曲です。立派な管弦楽でしょう。ボストン饗の指揮者「クーセヴィッキー」が亡命直後のバルトークに無理に「小切手」をおいて、依頼してできた曲だそうです。分類は管弦楽に訂正しました。 参考書のこの曲の解説は恐ろしく難しい表現でありました。クラシック曲の解説は、おおよそ、非常に形容詞が多用されること、楽章・小節毎の細かい、解説と特徴があります。同業者や学者向け表現と思うこともあります、我々、大衆向けでいいのですがとにかく難解な文章が多い。 映画やTVで取り上げられたクラシック曲があっという間に知れ渡る曲は亜クラシック曲ともいわれることもあります。このようないい曲も、解説一つで、印象が変わります。それでなくても減っていく、クラシック離れを、避けたいと思うのは筆者だけでしょうか。 今日のお勧め曲 日時( date) 31-Aug-16 ジャンル( Genre ) Classic 音源( sound source ) CD TV局   作曲者( composer ) Bartók 分類( Classification ) 管弦楽曲 キョウソウキョク 曲名 (Song Title) Concerto For Orchestra, SZ 116  演奏者( Performer ) 指揮者 (conductors ) Georg Solti 楽団( Orchestra ) Chicago Symphony Orchestra     専門家推薦盤( Expert recommendation board ) フリッツ・ライナー シカゴ 饗 キョウ Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra Esa-Pekka Sa

毎日のクラシック曲(第146回)Mendelssohn&管弦楽の編成について、

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今日のお勧め曲はメンデルスゾーンの「交響曲 第4番 Op.イタリア」を選びました。前回3番を紹介し、2曲目ですが、今回のレコ芸はさらに、 交響曲は 2番、5番も加えてくれています。 最近、アバド・ブルッヘン・アーノンクールと巨匠が相次ぎなくなり、がっかりさせています。今回の選定は、この3人を第一に選んでみました。 この曲はドイツ出身のメンデルスゾーンがイタリアを旅した時に、作ったといわれ、数多く、演奏される、とにかく明るい、美しい旋律を持つ有名な曲です。 今回は、聴ききれないので、もう1度紹介したいと思う、曲の一つ。 今日の選定はモダーン楽器演奏と古楽器演奏の違いが分かる、指揮者とオーケストラをあえて選んで、おります、是非、お試し下さい。オーケストラの編成について、素人ながら、少し解説を最後に記しておきました。ご存知の方は読み飛ばしてください。 今日のお勧め曲 日時( date) 30-Aug-16 ジャンル( Genre ) Classic 音源( sound source ) CD TV局   作曲者( composer ) Mendelssohn 分類( Classification ) 交響曲 コウキョウキョク 曲名 (Song Title) Symphony #4 Op. 90, "Italian" 演奏者( Performer ) 指揮者 (conductors ) Claudio Abbado 楽団( Orchestra ) ベルリンフィル 専門家推薦盤( Expert recommendation board ) Claudio Abbado; London Symphony Orchestra Frans Brüggen: Orchestra Of The 18th Century Otto Klemperer: Philharmonia Orchestra George Szell: Cleveland Orchestra   Ni

毎日のクラシック曲(第145回)Schubert

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今日のお勧め曲はシューベルトの「ピアノ三重奏曲 第1番Op99」を選びました。ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲ですが、三人の息がぴったり合わないと難しい曲といわれています。 美しい旋律で、ピアノ五重奏曲(ます)もいいですがこの曲も素晴らしい。今回はフルニエの1番がなく、2番だけでもあわせて聴いた。 レコ芸はルービンシュタイン盤を合計3枚推薦しており手元にCDが2枚ありました。いずれも、豪華なメンバで演奏しています。録音が古いのですが、、カザルストリオもありました。 筆者が大好きなピアニストの一人である、アンドラーシュ・シフが「かみさん」の塩川(Vn)さんと演奏する、CDもありました。 繊細な技巧を要する曲と解説にある。ルーヴィンシュタイン盤を探し出すのに時間を要したがほぼ、満足できるCDが見つかった。 今日のお勧め曲 日時( date) 29-Aug-16 ジャンル( Genre ) Classic 音源( sound source ) CD TV局   作曲者( composer ) Schubert 分類( Classification )   曲名 (Song Title) Piano Trio #1 Op. 99, D 898 演奏者( Performer ) Vera Beths, Anner Bylsma, Jos Van Immerseel 指揮者 (conductors )   楽団( Orchestra )   専門家推薦盤( Expert recommendation board ) András Schiff, Yuuko Shiokawa, Miklós Perényi Beaux Arts Trio カザルス・トリオ(Rubinstein) Rubinstein・ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)、エマヌエル・フォイアマン(vc)       推薦図書( Recommendation book ) クラッシク音楽鑑賞

日曜日の落語(第28回)夏泥、夏の医者

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今日は夏の落語を2題選びました。「夏泥」と「夏の医者」です。どちらも聴いたことがある、有名な噺ではないでしょうか、しかし、最近は殆ど演じられないのか、若い人の演じている作品が少ない演目のようですが、参考書も1冊だけ、解説があった。 夏泥は置泥ともいわれて演じられることもありますが、なぜ夏に入る泥棒の設定も^不思議だが、入った男と、入られた男の掛け合いが面白い噺です。上方の文我の演じるCDもあり、手に入れば、是非、比べてお聴きください。 夏医者は往診に行く途中にうわばみ(大蛇)に医者と依頼者が飲まれたが、薬箱ごとのまれた、機転をきかした医者が 下剤をばらまき、うまく脱出できたが、肝心の薬箱をうわばみの腹に忘れてしまった。取戻すため、もう一度、飲み込めと うわばみに頼むが・・・・こちらは上方の米朝・枝雀盤が手元にあり、楽しめました。 日時 ニチジ 2016・08・28 ジャンル 落語 ラクゴ 音源 オンゲン CD 演者 エンジャ 五代目柳家こさん 分類 ブンルイ 演題 エンダイ 夏 ナツ どろ 出典 シュッテン 落語 ラクゴ の 舞台 ブタイ * その他演者名 三遊亭 金馬 三代目 四代目 ヨンダイメ 三遊亭 園 エン 遊 アソ ( 置 オ 泥 ドロ ) 桂文我(三代目) 内 飼 盗人 推薦 スイセン 本 ホン 落語CD&DVD名盤案内 286 古典落語 これが 名演 メイエン だ ( 京 キョウ 須 ス 偕 カイ 光 ミツ 編 ヘン )x 古典落語CDの名盤(京須偕光編) x 古典 コテン 落語 ラクゴ ( 興津 オキツ 要 カナメ 編 ヘン )x 演題 エンダイ コメント 元 モト もと、 上方 カミガタ 落語 ラクゴ の「 内 ウチ 飼 カ 盗人 ヌスット 」が 関東 カントウ に 入 ハイ って、 夏 ナツ 泥 ドロ という 噺 ハナシ で、 演 エン じられている。 置 オ 泥 ドロ も 同 オナ じ 噺 ハナシ 、 泥棒 ドロボウ

週末のジャズ(第28回) Cassandra Wilson

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今週のジャズはヴォーカル曲から「カサンドラ・ウイルソン」を選びました。 グラミー賞を受賞する本格的なヴォーカリストで、ブルースカイで、大衆に受けてから、最近では、ジャズスターの一人といわれる人です。歌と楽器のコラヴォラーションを実現した曲を多く残しております。 一時、ジャズ音楽とヴォーカルの楽しさをなくしたのを、復活さてくれたシンガーといわれる、モダンジャズの救世主だろうか。いくつか手に入りますので、是非、お試しください。 最近、ジャズのブログの変更(演奏家毎の紹介)にともない、基準となる指南書の見直しをしている。これまで①の曲 を中心にしてきたが、③-⑧まで拡大して、楽器を中心に演奏家を選ぶことします。 意外とヴォーカル入りの解説が少なく ヴォーカル曲では、⑦が中心となります。 楽器毎の演奏家は②-⑧の中から、選ぶようにします。このペース(1回/週)でもあと、数年(5から6年)は楽しめそうです。②と⑧はお勧めの指南書です。 指南書は、いずれもわが国のジャズ評論で、著名な人ですが、ジャズは個人の思いが入ることが否めない世界で、必ずしも本に書いてあっても、手に入るとは限らないCDがあります。20年ぐらいのリスナーは初心者のようです。 今週のお勧めのジャズ お勧め回数 28回目 日時 2016・8・28 ジャンル ジャズ 音源 CD 演奏者 Cassandra Wilson 演奏者国籍 アメリカ 楽器分類 ヴォーカル Myベストアルバム★ アルバム名 主な推薦書 Thunderbird ★ Blue Skies ⑦ 主なアルバム名と推薦本 Blue Skies Glamoured New Moon Daughter Rendezvous ⑦ Sings Standards Thunderbird Traveling Miles [Bonus T

毎日のクラシック曲(第144回) Scriabin

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今日のお勧め曲はスクリャ-ピンの「ピアノ曲集」を選びました。名前は聴いていたが作品に接するのはまったく初めてで、昨日と同様に参考書を調べて、作曲家・作品の解説を読んでみました。 これまで、ロシアの作品は寒いので、暗い・荘厳というイメージの先入観があり、聞き逃している曲が多い中、うまく名曲を探すことが出来ました。 スクリャ-ピンは卓越したピアニストであったようです。 スクリャ-ピンの持ち味を出すのはソナタ曲で、5,6番あたりからといわれている。1番はすごくショパンの影響を受けている。 小山美知恵盤もあるようですが、今回はレコ芸推薦の ロシア組が 3人分ありました。 手元のCDの曲を聴く限り、あまり、難しい演奏を要求しないようですが、 ショパンとは異なりますが、 おとなしく、いい曲ばかりです。ピアノを演奏される方からはどんなレベル の曲でしょうか? ホロヴィッツのCDはかなりあるが、スクリャ-ピンと限定するとこれ1枚だけだった。生誕100年記念版はない。(面白い企画です?) リヒテル の演奏はないものかこれもYou tube で調べて見よう。 今日のお勧め曲 日時( date) 26-Aug-16 ジャンル( Genre ) Classic 音源( sound source ) CD TV局   作曲者( composer ) Scriabin 分類( Classification )   曲名 (Song Title) Sonata no.1-4 演奏者( Performer ) Vladimir Ashkenazy 指揮者 (conductors )   楽団( Orchestra )   専門家推薦盤( Expert recommendation board ) Vladimir Horowitz (Etude 他 ホカ ) Mikhail Pletnev         推薦図書( Recommendation book ) クラッシク音楽鑑賞辞典 N/A

毎日のクラシック曲(第143回) Liszt

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今日のお勧め曲はリストの「交響曲 ファウスト」を選びました。筆者もまったく、初めての曲で、 解説書をじっくり読みました。交響曲で分類されていますが、3楽章から出来ている、交響詩ともいわれています。 説明は難しくゲーテの「ファウスト」の詩の真髄を捉えた曲だそうです。ベルリオーズから、ゲーテの熱い説明を受け、作曲したそうで、出来上がるのに3年を要した大作である。 合唱もあり、ベートーベンの第9を思わせる壮大な曲です。 リストというと、ベートーヴェンにその神童ぶりを驚かせたことで有名なピアノ弾きと思いますが、ピアノ曲以外に多くの交響詩を残しております。レコ芸500では「前奏曲」を推奨しています。 この他にいくつかの 交響詩 曲があります、カラヤンの管弦楽曲集がお勧めです。この曲を有名にした、バーンスタイン盤がないのが残念です。You tubeにあれば聴いてみたい。 今日のお勧め曲 日時( date) 25-Aug-16 ジャンル( Genre ) Classic 音源( sound source ) CD TV局   作曲者( composer ) Liszt 分類( Classification ) 交響 コウキョウ 曲 キョク 曲名 (Song Title) Faust Symphony, S 108 演奏者( Performer )   指揮者 (conductors ) Simon Rattle 楽団( Orchestra )  Berlin Philharmonic Orchestra 専門家推薦盤( Expert recommendation board ) Giuseppe Sinopoli: Staatskapelle Dresden Eliahu Inbal: Radio-Symphony-Orchester Berlin       推薦図書( Recommendation book ) クラッシク音楽鑑賞辞典489 レコ芸名曲名盤500

毎日のクラシック曲(第142回)Gershwin&京都にある文化財の種類

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今日のクラシック曲はガーシュインの「ラプソデイン・ブルー」を選びました。最近ではピアノ演奏者が指揮をすることが、当たり前のようになってきましたが、この曲は、大巨匠がジャズのメロデイを弾くという、おそらく最初ではないかと思う、珍しい曲です。 バーンスタイン、プレヴィン、テルソン・トーマスは有名な指揮者でかつ、ピアニストです。ジャズののりが嫌いな方でも、楽しい曲です。是非一度お試しください。 手元にあるCDを並べて次々と聴いてみました。なかなか、オーケストラを聞き分けるのは難しいが、プロは違いが分かるようです。 今日のお勧め曲 日時( date) 24-Aug-16 ジャンル( Genre ) Classic 音源( sound source ) CD TV局   作曲者( composer ) Gershwin 分類( Classification ) 管弦 カンゲン 楽 ガク 曲 キョク 曲名 (Song Title) Rhapsody In Blue 演奏者( Performer ) Leonard Bernstein 指揮者 (conductors ) Leonard Bernstein 楽団( Orchestra )  Columbia Symphony Orchestra 専門家推薦盤( Expert recommendation board ) シカゴ交響楽団/ジェイムズ・レヴァイン Riccardo Chailly: Cleveland Orchestra André Previn: Pittsburgh Symphony Orchestra Michael Tilson Thomas: Columbia Jazz Band   Leonard Bernstein: Los Angeles Philharmonic Orchestra     推薦図書( Recommendation book ) クラッシク音楽鑑賞