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1月, 2017の投稿を表示しています

毎日のクラシック曲(第242回) Beethoven

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今日のお勧め曲はベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番(皇帝)」を選びました。ピアノ協奏曲の中でも、大傑作といわれています。 従って、古今、多くのピアニストの演奏が残っています。100枚は超えるのではないかと思います。この中から、名盤を選ぶわけですから、大変です。上位2点はプロの推薦通りですが、以下は評価がわれています。 モーツアルトの第26番のP協奏曲も有名ですが,やはり、この曲の方が演奏される機会の多い曲といえます。日本人の有名なピアニスト(内田、中村、仲道ほか)も、録音していますが、残念ながら、プロの厳しい評価に入ってきません。 ベートーヴェンは交響曲やSQを多く残した割りに、この協奏曲を最後に、協奏曲のジャンルを終えたと解説書にありました。ピアノだけで27曲も作ったモーツアルトと比べると少ないようですが。もっと、楽しみたい気がします。 さて、手許には、まだまだこの曲の演奏があるはずですので、もう一度、最近の演奏家で、ご紹介できればと思います。久しぶりに7枚も聴くことになりましたが、至高の時間です。 今日のお勧め曲 日時(date) 1-Feb-17 ジャンル(Genre) Classic 音源(sound source) CD TV局 作曲者(composer) Beethoven 分類(Classification) 協奏 キョウソウ 曲 キョク 曲名(Song Title) Piano Concerto #5 "Emperor" 演奏者(Performer) Maurizio Pollini 指揮者(conductors) Claudio Abbado 楽団(Orchestra) Berlin Philharmonic Orchestra 専門家推薦盤(Expert recommendation board) Friedrich Gulda (pf) Alfred Brendel; Simon Rattle: Vienna Philharmonic Orchestra

毎日のクラシック曲(第241回) Borodin

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今日のお勧め曲はボロデインの「交響曲第2番」を選びました。この人の交響曲は初めて聴きました。 管弦楽に分類される、「中央アジアの平原にて」と歌劇「イーゴル公」が有名で、いくつかCDが出ています。交響曲は未完の3番までですがこの2番が、傑作作品といわれています。 医者で作曲家をする優秀な人でしたが、44歳で夭折したとある、この曲も死後、グラズノフ、リムスキー・コルサコフの補筆により、出版されたとあります。 あまり、CDがなく、探すのに苦労しましたが、手許に3枚ありました、ロシア系の作品は同じ系統の指揮者の演奏が多いのですが、人名の読みが難しいのが難点です。 プロの推薦で、手許にないものはYoutubeのお世話になりました。ラトル盤はさすがに、全編盤はない。コンドラシン、ゲルギエフ盤があり、満足して、 聴くことが出来ました。 今日のお勧め曲 日時(date) 31-Jan-17 ジャンル(Genre) Classic 音源(sound source) CD TV局 作曲者(composer) Borodin 分類(Classification) 交響曲 コウキョウキョク 曲名(Song Title) Symphony #2 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Kirill Kondrashin 楽団(Orchestra)  Royal Concertgebouw Orchestra 専門家推薦盤(Expert recommendation board) Valery Gergiev: Rotterdam Philharmonic Orchestra L'Orchestre De La Suisse Romande アンセルメ Borodin=Symphony #2=Jean Martinon '59 in Stereo - YouTube ボロディン:交響曲第2番ロ短調 / ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団 Evge

毎日のクラシック曲(第240回) Schumann

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今日のお勧め曲はシューマンの「交響曲第4番」を選びました。 シューマンは4曲の交響曲を作曲していますが、1番に続き、作られたこの曲は不評で、落ち込んだ様で、出版を控えて、10年後に修正を加えて、再度、世に問うたそうです。この間、2曲の交響曲を作り、手ごたえをえていたので、自信を持って出したとあります。 第2楽章の美しさは、特に素晴らしい、全体にロマンのかおりが高い名曲です。 珍しいことに、この曲のアルバムは、大巨匠、巨匠の手許フォルダーで4枚あり、古くから、名演が残っており、現在もプロの推薦を受けています。特に52年演奏された、フルトヴェングラー盤が歴史的名演だそうです。主だった、名演は下記のリスト通りですが、手許にない2枚はYoutubeで検索できました。是非、お試し下さい。 今日のお勧め曲 日時(date) 30-Jan-17 ジャンル(Genre) Classic 音源(sound source) CD TV局 作曲者(composer) Schumann 分類(Classification) 交響曲 コウキョウキョク 曲名(Song Title) Symphony No4 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Wilhelm Furtwängler ・ベルリンpo 楽団(Orchestra) 専門家推薦盤(Expert recommendation board) Leonard Bernstein: Vienna Philharmonic Orchestra Herbert Von Karajan ・ベルリンpo Nikolaus Harnoncourt: Chamber Orchestra Of Europe Wolfgang Sawallisch: Staatskapelle Dresden Otto Klemperer・フイルハーモニア Riccardo Chailly, Martha Argerich S

日曜日の落語(第48回)高野違い、千両みかん、猫の災難

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今週の落語は「高野違い」、「千両みかん」と「猫の災難」を選びました、あとの2つは有名な噺で、よく演じられる噺で、上方でも演じられたCDがあります。 「高野違い」は初めて聴く噺です。選んだあとで、ご紹介の説明に窮した噺でした。2人の演者しかなく、2回ほど、聴き直をしてみました。参考書にも解説がなく、ようやく、Webで解説してくれているブログをみつけました。この噺は演じる人も聴く人も、昔の歌の素養が必要な噺でした。志の輔ラジオで二代目円歌の噺の後で歌人の解説話がわかりやすいので、お勧めします。 「千両みかん」はお店噺で、金銭感覚の違いと、季節はずれの「みかん」を食べたい、若旦那と番頭のやり取り、45年、苦労して、暖簾わけの金額とみかん1個10房の値段が違いすぎるお噺です。もともと、上方の噺のようです。枝雀盤がYoutube にありました、うまいので、是非お楽しみください。誇張噺のきわみです。江戸時代も冷蔵庫のない時代の保存の難しい 果物を食べる、贅沢があったようです。 「猫の災難」は酒飲みのいじらしさを演じている噺で、隣の猫の残り物の鯛をもらい、つまみの鯛の頭と尾っぽを身を隠してみせ、、物言わぬ猫のせいにして、酒を仲間からうまくせしめるという噺、猫のせいを小声でいうが、隣のかみさんは聞いている。ばれて、隣の猫に侘びをいれさせられた。「犬の災難」も同じはなしです。 柳家権太楼 「 猫の災難 」がyoutube でごらんになります。    今週の落語 日時 ニチジ                   2017・1・29 ジャンル                     落語 ラクゴ 音源 オンゲン                     CD 演者 エンジャ 金原亭馬生 10代目 金原亭馬生 10代目 五代目柳家こさん 分類 ブンルイ 演題 エンダイ 高野 コウヤ 違 チガ い 千両 センリョウ みかん 猫 ネコ の 災難 サイナン 出典 シュッテン

週末のジャズ(第48回)Coleman Hawkins

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 今週のジャズはテナーサックスの「コールマンホーキンス」を選びました。 なんだ、随分、古いと思われる方も居られますが、今でこそ、テナーサックスがジャズの重要なパートの一つといわれていますが、最初のころ(20年代)はジャズはトランペットが主流で、リズム楽器の要素の強い立場でした。  このホーキンスがその流れを払拭したそうで、「身も心も」が大ヒットしてから、テナーサックスが市民権を得るようになったといわれてます。モダンテナーの父親といわれる所以があります。時代的にはスイングとビパップの両時代を活躍した 人だそうです。  多くの後輩に影響を与えた演奏家です。 ソニーロリンズもこの曲を何度も聴いて、練習したようです。少し、だるい感じはしますが、当時としては画期的な演奏といわれています。手許とYoutubeに数枚ありましたので、お示しします。古い録音演奏を是非、おためしください。 今週のジャズ お勧め回数 48 回目 カイメ 日時 2017・1・21 ジャンル ジャズ 音源 演奏者 Coleman Hawkins 演奏者国籍 アメリカ 楽器分類 テナーサックス 主な推薦書 Myベストアルバム★ The High and Mighty Hawk★ ①② Joshua Fit the Battle Of Jericho - Coleman Hawkins - YouTube  ★ ②⑤⑧ 主なアルバム名と推薦本 At The "Golden Circle" Stockholm Vol.1 Hawkins! Alive! The High and Mighty Hawk ①② In All Languages Ken Burns Jazz: Coleman Hawkins Today And Now Verve Jazz Master

週末のオペラのご案内(第15回)プッチーニ「ラ・ボエーム」

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今週のオペラはプッチーニの「ラ・ボエーム」を選びました。早いもので、オペラの紹介は15回目になります。「ミミ」という名を聞かれたことがあるかと思いますが、今回の主役はその「ミミ」のオペラです。 下宿屋に住む、貧乏で若い、芸術家仲間の生活が、良く現れています。オペラは作家、脚本家、作曲家の共同作業で、作られるので、作曲家の経験がオペラを左右することはないが、プッチーニは世に出るまで、苦労したので、気持ちが入っているオペラといえます。 芸術家仲間の4人の中で、詩人と画家のそれぞれの恋人の笑いと涙の青春譜がテーマで、詩人の彼女のミミの死で幕を閉じるという悲恋の話です。 音楽は随所に素晴らしいアリアが使われ、世界で、数多く演じられているオペラで、 プッチーニの代表作の一つです。 中でも「私はミミ」は単独で歌われる有名なアリアです。Youtubeでマリア・カラスのアリアを見つけましたので、お試し下さい。 また、原文のままですが、評判の良いカラヤン指揮のオペラもあわせて、お楽しみ下さい。 ① 作品 サクヒン 共 キョウ 通 ツウ データ               第 ダイ 15 回 カイ 公開日 2017・1・27 作曲家名 プッチーニ 国名 イタリア 作品名 ラ・ボエーム 幕数 4 幕 マク 上演時間 1 時間 ジカン 40 分 プン 有名な合唱曲、アリア 冷 ツメ たい 手 テ 、 私 ワタシ の 名 ナ はミミ、 私 ワタシ が 町 マチ をあるくとき、愛らしい乙女よ 主な登場人物 ミミ         お 針 ハリ 娘 ムスメ ソプラノ ムゼッタ       マルチェロの 元 モト 恋人 コイビト ソプラノ ロドルフオ       詩人 シジン テノール マルチェロ     画家 ガカ バリトン ショナール      音楽家 オンガクカ バリトン コリーネ      哲学者 テツガクシャ バス 参考文献 オ