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続自由時間のクラシック〔725〕現代の名フルート奏者のPeter-Lucas Grafを聴く

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 今日の続自由時間のクラシックはスイス出身で往年の名フルート奏者の「 Peter-Lucas Graf 」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。巨匠ランパルと比肩する、実力の持ち主で、個人的に好きなフルート奏者です。指南書*によると、管楽器の名曲に推される曲の中で、最も多いのが、フルートで、33点次がクラリネットで29点となっており、管楽器を代表する、楽器となります。   ソナタ曲、室内楽曲、協奏曲、管弦楽曲、交響曲のいずれにも参画している、代表的な管楽器です。ソリストとして、活躍されているのは、ほんの一部の方となる、厳しい世界で、国際コンクールで評価をうけた、演奏家のみが、生き残れる様です。 今日の「Peter-Lucas Graf」はこのうち、6点が日本のプロ評論家が推す「レコ芸500」に該当する、演奏者となります。  この推薦数 は一流のフルート奏者に入り、他の指南書を読むと、さらに、多くの名盤を残しています。少し、古い演奏家なので、指南書によっては、推さない本もあります。  段々、若い演奏家に替わっていっています。手許は3枚しか、保有しておらず、レコ芸500と他の指南書の推すアルバムを整理した結果を示します。このブログの編集は①先ず、日本のプロの評論家が推すアルバムを毎回お示ししています。 購入したり、借りる場合は、このアルバムが定番の目安として、活用ください。 ②次にYoutubeでの検索結果を示します。これは世界中の方がこのアルバムが良いと推すアルバムで、時間、視聴回数などで、分類して、表にまとめています。毎回、凡そ30点を目標に、並べています。定番以外、珍しい曲が、時々、みつかります。先ず、短い名曲をいくつかお試しください。  ③最近ではCD・DVDの代わりにYoutubeの方が人気を博しています。音質・画質も段々、良くなってきました。CDショップやレンタルショップ、図書館での貸し出しでは見つからない,既に廃盤になったり、海外輸入品のアルバムも手軽に見つかります。CMカットの方法もありますので、上手く、Youtubeを活用されることをお勧めします。  ④ このブログで採りあげたアルバム数は既に軽く1万枚は超え、とても、個人が揃えることはできません、上手く貯曲し、後日、再検索して、楽しむことができるシステムにしています。   ⑤是非、Yout

続自由時間のクラシック〔724〕現代の名チェロ奏者のSol Gabettaを聴く

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  今日の続自由時間のクラシックは夭折した、デユプレの再来といわれている、 アルゼンチン出身の 女性Vc奏者「Sol Gabetta」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。筆者が近くの図書館から、クラシックCDを集めた頃は未だ、登場されて間がない時期だったのでしょうか、彼女のアルバムは手許に1枚もありませんでした。このブログを書き始めて、室内楽のVc奏者として、上手い演奏家だと思い、時々、気にかけていました。  弦楽器Vcはソロ曲、室内楽、協奏曲、管弦楽曲、交響曲のいずれにも、参画する、重要な楽器です。VcはVnほど、曲数が豊富でないので、ソリストは演奏曲が限定されます。オーケストラの楽団員と異なり、世界的に認められる、ソリストで生きるにはには、国際コンクールで評価を得て、室内楽から、ソロ曲、協奏曲の順に知名度を得るとともに、レパートリーが増えていく世界です。絶え間ない努力が必須の職業です。  今日の彼女はVcでは世界的に代表的な演奏家といえます。未だ40歳代ですから、今後も注目したい、演奏家です。このブログで紹介できるこを楽しみにしていました、彼女のファンの一人です。指南書のレコ芸500(2017)では1点だけでしたので、Youtubeでじっくり、検索することにしました。結果は下の表の通りで、やはり、既に膨大な演奏を残されています。もうすぐ、Vcの名曲はほぼ、網羅するにではないかとおもいます。今年のレコ芸500〔2022〕では、数多く、推されているでしょう。  非常に前置きが長くなり、申し訳ありません、思い入れのある、演奏家を聴ける愉しみで、少し長くなりました、「人となり(訳文)」を簡単にピックアップしますと「ガベッタは 3 歳でヴァイオリン、4 歳でチェロを習い始めました。彼女は 8 歳まで両方の楽器を学び続け、その後チェロだけに専念するようになりました。彼女は 10 歳で最初のコンテストで優勝し、すぐにナタリア・ガットマン賞を受賞、彼女には教師、クリスティン・ワレスカ、レオ・ヴィオラ、レイナ・ソフィア音楽学校のイヴァン・モニゲッティ、ピエロ・ファルリ、リエルコ・スピラーが含まれます。 」とありました。  「ガベッタは、2004年にクレディ スイス ヤング アーティスト アワード受賞しました。2006年には、自身のフェスティバル、フェスティバル ソルスベル

続自由時間のクラシック〔723〕現代の名ピアニストのRichard Goodeを聴く

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  今日の続自由時間のクラシックはアメリカ出身の渋いピアニストの「 Richard Goode 」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。「 Richard Goode 」といえばベートーヴェンのピアノソナタ全集といわれるぐらいに有名な方です。初めて名前を聴く方もおれるかとおもいます。筆者もHDDの中に6点も入っていて、一度も聴くことがなく、通りすぎる人でした。  さすが、指南書レコ芸は6点も採り上げ、日本のプロの評論家の力が判ります。他の指南書を探した結果では30-32番が評価を受けていました。ベートーヴェンのソナタ全集は色々なピアニストが挑戦するテーマで、最近はバレンボイムのアルバムが評判になっています。 Youtubeで検索した結果、 ベートーヴェン以外にも 数多くアルバムが見つかりました。結果は下の表の通りとなりました。勿論、ベートーヴェンのピアノソナタ全集も聴ける様です。まだまだ、あるはずです、マスタークラスの動画も多いですが、是非追加検索ください。  「人となり」を簡単にピックアップしますと「1943年、ニューヨーク生まれのピアニスト。カーティス音楽院でルドルフ・ゼルキンとミエチスラフ・ホルショフスキーに師事し、1973年、 クララ・ハスキル国際コンクール で第1位を獲得する。 1987年、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会 を成功させ、注目を浴びる。1990年にはカーネギー・ホールでデビューを果たし、1991年のカーネギー・ホール100周年には、米国を代表するピアニストとして招かれた 」とありました。 「 モーツァルトとベートーヴェン の演奏で高い評価を受けているピアニスト。数多くの録音を行っており、モーツァルト、シューベルト、シューマン、ブラームス、バッハの録音をリリースしている。」また、 「1980年にエーブリー・フィッシャー賞を受賞。 マールボロ音楽祭では内田光子 とともに芸術監督を務めた。カルロス・チャベス、ジョージ・パール、ロバート・ヘルプスなど数多くの作曲家から作品の献呈を受け、作品の初演を行っている。」ともありました。 来日されているはずですが、情報が少ない方です。  今日は手許のアルバムから「 Schumann_ Humoreske他 」を聴きながら、ブログを纏め、Youtubeで検索できた、膨大なアルバムから、聴く機会

続自由時間のクラシック〔722〕現代の名指揮者のSimone Youngを聴く

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 今日の続自由時間のクラシックはオーストラリア出身の女性指揮者の「 Simone Young 」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。女性指揮者として、初めて、ウイーンフイルを指揮した方で、基点はドイツの「ハンブルグ交響楽団 」の指揮者ですが、世界中の多くのオーケストラに客演指揮をされています。  このブログでは女性の指揮者が登場するのは、初めてです。手許に1枚もなく、推薦する、指南書はレコ芸500(2017)にブルックナー作品が3点だけ推されているだけで、少し不安ながら、Youtubeに頼って、検索することにしました。  レコ芸が採りあげるだけあって、ブルックナーの名曲が随分揃います。Youtubeの検索では、マーラ、ブルックナー、ブラームス、ワグナーのオペラが主流として、指揮されている様です。まだ、これから、レパートリーが増えていく逸材の一人でしょう。検索結果を下に記します。まだまだ、有りそうです。追加検索ください。日本で指揮されているアルバムは、著作権の関係か、殆ど、みつかりませんでした。  「人となり」をいくつかピックアップしますと、「ニューサウス・ウェールズ州音楽院(現・シドニー大学附属シドニー音楽院)で作曲、指揮、ピアノを専攻する。1985年にオーストラリア・オペラコレペティートル、指揮者助手に起用されチャールズ・マッケラス、リチャード・ボニング、カルロ・フェリーチェ・チラーリオ、スチュアート・チャレンダーらに師事する。1985年に シドニー・オペラハウスで指揮者デビュ ーする。1986年に「オーストラリア最優秀新人賞」を受賞し、オーストラリア芸術評議会奨学生として ドイツへ留学 する。 」とありました。 「ドイツではケルン歌劇場でジェームズ・コンロンに師事、ベルリン国立歌劇場で ダニエル・バレンボイム に師事する。1993年、 ウィーン国立歌劇場に女性指揮者 としてデビューを飾る。国際的なキャリアをスタートさせ、世界中のすべての重要なオペラハウスや交響楽団に出演しました。」  「2022/23シーズンの客演指揮者として、パリ歌劇場(「サロメ」)、ウィーン国立歌劇場(「エレクトラ」、「こうもり」)、メトロポリタン歌劇場(「薔薇の騎士」)で上演を指揮。」ともありました。  詳細はHPとフェースブックが公開されていますので、一読されることをお勧め

続自由時間のクラシック〔721〕巨匠ソプラノ歌手のElisabeth Schwazkopfを聴く

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 今日の続自由時間のクラシックはドイツ生まれで、イギリスの市民権 を取得していた、稀代のソプラノ歌手の「 Elisabeth Schwazkopf 」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。エリザベス女王の亡くなった次の日に彼女が偶然、登場することになりました。今日は特別に女王の死去悼み、多くの英国の人が宮殿前で歌ってておられる「 God Save the Queen 」も聴いてみることにします。  長年、親しんだ「 Queen 」から、「King」に代わるのでしょうか。英国での国葬の葬儀のレクイエムはどんな曲を選ぶのでしょうか、情報を集めましたが、判りません、もう、数日するとはっきりするのでしょう。是非、聴いてみたいと思います。両陛下も弔問に行かれるそうです。  前置きが長くなりました。今日の「 Elisabeth Schwazkopf 」は本来、巨匠の時に、登場していただく、声楽家ですが、失念しており、登場人物を整理していて、気が付き、今回、改めて、登場していただきました。  手許には6点ほど保有していました。指南書のレコ芸500(2017)では8点推され、オペラアリアから、モーツアルトのオペラから7点ほどあります。下に指南書で推されている曲を整理した結果を記します。  今回はできるだけ、歌曲を中心にYoutubeで追加検索しました。結果は下のとおりでした。彼女の「 God Save the Queen 」はみつかりませんでしたが、充分満足できる、アルバムが揃いました。まだまだ、あるはずです。歌曲がお好きな方は是非、追加検索ください。 「人となり」をウキペデアからいくつか、ピックアップしますと、「ドイツ-英国の声楽家(ソプラノ)。音楽教育者。特にドイツ・オーストリアの歌曲の第一人者であり、モーツァルト、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスなどのオペラやオペレッタにおける優れた歌唱でも知られる。」 「現在でも数多くの重要な音楽評論家、指揮者、声楽家たちなどから、20世紀後半を代表するソプラノ歌手の一人として、重要性はマリア・カラスに匹敵するとみなされている。、 英国の市民権を得て、英国で叙勲 されていることから、英語読みでデイム・エリザベス・シュワルツコフ, DBEと表記されることがある。」とありました。 「1980年代になると、シュヴァルツコップはマス