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7月, 2022の投稿を表示しています

続自由時間のクラシック〔687〕現代の名SQ(弦楽四重奏団)のMelos Quartetを聴く

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  今日の続自由時間のクラシックはドイツ出身のSQで既に解散している「 Melos Quartet 」のアルバムをいくつか選んできいてみることにします。クラシック音楽は既に、死去した、指揮者、演奏家、解散した楽団もごく普通に視聴が採り挙げられる世界です。  これまで、多くのSQもリーダー(第一Vn)の死去により解散したケースがあります。今日の「 Melos Quartet 」もその一つのSQで残ったメンバはどうなるか不思議ですが、ソリストとして、活躍する人もいるようですが、一般的に、管弦楽団の演奏家として、復帰することが多い様です。 今日の「 Melos Quartet 」はレコ芸500(2017)では5点も推され、知名度の高いSQの一つです。手許は6点ほど保有しており、他の指南書でもいくつか推され有名なSQの一つで、結果は下の通りで、ドイツの作曲家が中心の、忘れてはならないSQでしょうか。  Youtuveの検索ではドイツ以外の名曲も数多くみつかりました、検索結果を下に記します。もう少し、有る様ですので、 是非メロス弦楽四重奏団 - トピック欄で検索ください。 著作権の関係か、ベートヴェン、モーツアルトのSQ曲は制限があるようでした。  「人となり」を簡単に記しますと、「「メロス」の名称の由来は、第1ヴァイオリンのMelcherのMelと第2ヴァイオリンとヴィオラのVoss兄弟のosを組み合わせ、ラテン語で「歌」「音色」「旋律」を意味するmelosに掛けたものである。」とありました。  「ドイツの弦楽四重奏団らしく、重厚な音が魅力で、 ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューベルト、シューマン、ブラームス を得意とし、それぞれの作曲家の 全曲録音 を行っている。特に ベートーヴェンでは高い評価 を得ているが、アルバン・ベルク弦楽四重奏団と違って現代音楽は一切演奏しない。」ともありました。 詳細はウキペデアが詳しいので、ご一読ください。  今日は手許のアルバムから「 Debussy&Ravel String Quartet 」を聴きながら、ブログをまとめ、Youtubeの検索結果から、聴く機会が少ない曲を中心に「 Haydn-"Sunrise"Quartet 」、「 Debussy: String Quartet」、「 Schubert, Oct

続自由時間のクラシック〔686〕現代の名トランペッターのWynton Marsalisを聴く

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  今日の続自由時間のクラシックはアメリカ出身の名トランペッターの「 Wynton Marsalis 」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。ジャズのトランペッターを何故とお思いですが、クラシックのトランペットでも数多い、名演奏を残し、多くのアルバムがでています。このブログではジャズでも登場しましたが、今日はクラシックのトランペット奏者として、登場してもらいます。  レコ芸500(2017)ではたった1枚だけで寂しく、手許は6点保有しているだけで、管楽器の指南書をいくつか調べると、かなり、クラシック曲が解説されておりました。ウキペデアでは現在まで、16枚以上のアルバムを出しているとのことで、時間を掛けて、検索することにします。結果は下の通りとなりました。指南書の推すアルバムは全て揃いませんでしたが、充分満足できました。  ジャズと混在しているので、クラシックに限定するのは難しいですが、まだまだ、ありそうです。是非、追加検索ください。 「人となり」をいくつかピックアップしますと「ルイジアナ州ニューオーリンズ出身。父はピアニストのエリス・マルサリス、兄はサックス奏者のブランフォード・マルサリス、弟にトロンボーン奏者のデルフィーヨ・マルサリス、ドラム奏者のジェイソン・マルサリス。1978年、ジュリアード音楽院にクラシック音楽で入学。 」とあり音楽一家で育った演奏者でした。 「1980年、わずか18歳でアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに加入し、プロとしての活動を開始。1981年7月、Live Under the Skyに出演のため、ハービー・ハンコックのバンドの一員として初来日を果たし、同年、バンド・リーダーとしてデビュー。」  「伝統的なアコースティック・ジャズを継承する大型新人として話題となる。その後、クラシック音楽の奏者としても活動開始。」ともありました。また、「マルサリスは、現代において最も著名なジャズ・ミュージシャンの一人であり、クラシック奏者としてもよく知られている。」 「またジャズ・アット・リンカーン・センターの芸術監督も務めている。 マルサリスは、ジャズ・パフォーマンスと作曲の技術、洗練されたスタイル、ジャズとジャズの歴史に関する知識、またクラシック音楽の演奏家である事によって世界的名声を得ている。 」ともありました。クラシッ

続自由時間のクラシック〔685〕現代の名ハーピストのXavier de Maistreを聴く

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   今日の続自由時間のクラシックは弦楽器として初めて、ハープの名曲を採りあげてみることにします。しかも、フランス出身の男性のハーピストの「 Xavier de Maistre 」です。ハープの名曲はどんな曲をご存知でしょうか、筆者は2曲ほどしか浮かびません、ハープ奏者として、日本人の篠崎、吉野女史と、ラスキーヌ、ラングラメの4人程度は知っていますが、男性は初めてです。指南書レコ芸500(2017)では彼は推薦されておりませんでした。次回は登場するでしょう。  調べてみると、手許には2枚保有していました。今日のYoutube検索は苦労しました。仏語であること、曲が細切れで、演奏者が正しいのか不安な状態で何とか検索しました。Webで紹介されている、ハープの名曲を参考に検索した。結果は下に示すとおりです。期待した モーツアルトとドビュッシーの名曲2点は検索不足で見つかりませんでした。その他名曲の いくつか特集版に数多く、投稿されております。まだまだ、時間をかけて検索できそうです。是非、追加検索ください。ハープの名曲は手許の指南書では殆どなく、お勧めはいくつかのWebが詳しいので、是非一読ください。  意外と情報量の少ない演奏家でしたが、「人となり」を簡単にピックアップしますと「9歳からハープを学び、ジャクリーヌ・ボローとカトリーヌ・ミシェルに師事。16歳で、パリ・ハープ・コンクールで優勝、その後、カーディフ、ミュンヘン、ウィーン、エルサレムでの主要な国際コンクールでも数々の賞を受賞。´96年バイエルン放送交響楽団にソロ・ハーピストとして入団。」 「 ´98年、世界で最も権威のあるUSA国際ハープ・コンクールで優勝と同時に2つの演奏賞受賞。その翌年、25歳という若さで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハーピストに就任、´02年にはアンドレ・プレヴィンの指揮でウィーン・フィル史上、ハーピストとして初めてハープ協奏曲を演奏した。 」とありました。 「その後、ソリストとしてソロ活動に専念。ハインリヒ・シフ、アレクサンドル・ラザレフ、ベルトランド・ドゥ・ビリー、トゥガン・ソヒエフ等著名な指揮者のもと、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、KBS交響

続自由時間のクラシック〔684〕現代の名ピアニストのAlexis Weissenbergを聴く

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 今日の続自由時間のクラシックはブルガリア出身の名ピアニストの「 Alexis Weissenberg 」のアルバムをいくつか選んで、聴いてみることにします。このブログも回を重ねる毎に、登場する人物も増え、時々、同じ人を推すことがありそうです。基本的にはエクセル、アクセスの二つのソフトでデータを管理していますが、毎回のデータを格納する時が遅れ、既に公開している人が再登場する、羽目になる事になります。残念ながら、幾人(4-5人)か再登場した様です。曲もダブらずに集中しています。素人のブログにつき、再チェックシステムがないので、後日の自己チェックシステムとなります。不満足はご容赦ください。  このブログの基本的指南書となっている、レコ芸500(2017)版が新しく、2022年版として、改訂され、出そうな時期となってきております。個別の冊子での特集は終わり、いよいよ、Mook版で刷られ、出てまいります。この本に関しては、評論家の能力など、色々な意見があります。しかし、日本のプロの音楽評論家が集まり、持ち点方式で、主な作曲家・作品・名盤を推してくれています。500曲X15点=7500曲が提示されます。わが国では最も、素晴らしい、基本的なクラシック指南書でしょう。お勧めします。  多くのクラシックの個別解説本も、恐らく。この本を元に再編集、あるいは新訂されることになります。レコ芸500(2017)版の巻末目次に演奏家覧があります。このこのブログでは手許のアルバム数とこの、演奏家覧を参考にして、公開する、個人演奏家を決めています。新しい、Mook版が出ると、恐らく、演奏家の新旧入れ替えがなされると思います。同じ人がどう評価されるのか、愉しみで、あります。カラヤンは生き残ります。  前置きが長くなりりましたが、今日の「 Alexis Weissenberg 」も亡くなって、随分たつ(10年)ので、新 レコ芸500では 交代されるのでしょうか、興味があるところです。カラヤンと親密な関係を持つ、ピアニストで、多くの協奏曲がでています。レコ芸500(2017)では11点も推されており、評価の高いピアニストでした。手許には5点保有していました。他の指南書では2点だけありましたが、1点は レコ芸500 同じ、アルバムでした。Youtubeでの検索結果を下に記します。普段、聴く事もく、見過ご

続自由時間のクラシック〔684〕現代の名指揮者のVáclav Neumannを聴く

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 今日の続自由時間のクラシックはチェコ出身の名指揮者の「 Václav Neumann 」のアルバムをいくつか選んで聞いてみることにします。東欧の名門チェコフイルを育てた指揮者ですが、プラハの春のとき、前任のカレル・アンチェルがカナダに亡命し、東ドイツのライプチヒ管から、急遽、戻ってチェコフイルを引き継いたそうです。政治に翻弄された指揮者のひとりでしょうか。  今日は余りなじみのない曲が登場します。指南書レコ芸500(2017)では同系統の曲ですが、アンチェルの方が少し多く(9点)推されています。今日の「 Václav Neumann 」は7点もあり、名指揮者のひとりです。手許にはドヴォルザークを中心に6点もありました。一方、アンチェルの方はレコ芸では巨匠に分類され、手許には7点ほど保有していました。チェコの音楽を語るときは、やはり、この二人に聞くべきでしょうか。  「 Václav Neumann 」の名曲・名盤を下表に整理しておきました。Youtubeで検索すると、意外にマーラーやベートーヴエンも数多くみつかりました。短い曲を含め、まだまだ、あるようです、是非、追加検索ください。 「人となり」をウイキペデアかいくつかピックアップしますと「プラハ生まれ。プラハ音楽院でヴィオラを学ぶかたわら、同時に指揮をヴァーツラフ・ターリヒに学んだ。在学中から音楽院内の弦楽四重奏団でヴィオラ奏者を務めた。1945年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団(以後「チェコ・フィル」と略記)のヴィオラ奏者となる。」 「同じ年に音楽院時代の弦楽四重奏団がスメタナ弦楽四重奏団として正式にデビューした。1947年、当時チェコ・フィルの首席指揮者であったラファエル・クーベリックが急病となり、その代役として指揮者デビューを果たし、これ以後、指揮に専念するためスメタナ弦楽四重奏団を退団した。」 スメタナ弦楽四重奏団に在籍していたことは初めてしりました。 「さらに、1948年にクーベリックが共産党支配体制に反発し祖国を離れるとチェコ・フィルの常任指揮者となった。」とあり、「クーベリックの後任にカレル・アンチェルが就任すると同楽団を離れ、ブルノ交響楽団、プラハ市交響楽団で指揮を執り、その後活躍の場を東ドイツに移す。」 「1957年から1964年までベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席指揮者、 1964年に