続自由時間のクラシック〔679〕現代の名指揮者Otmar Suitnerを聴く

  今日の続自由時間のクラシックはオーストリア出身で、N饗の指揮者としても、よく知られている「Otmar Suitner」のアルバムをいくつか選んで聞いてみることにします。個人的には名前は知っているが、演奏を聴いた記憶のない、指揮者の一人です。この、現代の指揮者・演奏家シリーズのブログ作りのおかげで、随分、知らない指揮者・演奏家を知ることになり、クラシック音楽の再発見をしながら、非常に充実した、晩年をすごせていただいてます。

 Youtubeのおかげで、毎回、宝探しが愉しめます。指南書のレコ芸500(2017)では8点しか、推薦されておらず、手許にも7点ほどしか保有していませんので、余り期待しないで、Youtubeで検索すると、長短あわせて、50点ほどのアルバムが見つかりました。嬉しい事に、オペラの日本語訳のアルバムもいくつか探せました。まだまだあるようです。

 先ず、20分以上のアルバムを作曲家別に整理して、次に短いアルバムを追加しています。短いアルバムは長い曲を分割しているだけで、いくつか、全曲聴き通すことも可能です。視聴回数、4K作品もあります。上手く検索すると、良いライブラリーができます。その日に聴き終える必要はなく、後日、思い出して、このブログで再検索して、愉しむ様にしています。

 前置きが長くなりましたが、今日の「Otmar Suitner」の「人となり」をいくつかピックアップしますと「何度かシュターツカペレ・ドレスデンのコンサートを指揮したスウィトナーは、オーケストラから高い評価を得て、1960年にドレスデン国立歌劇場およびそのオーケストラであるシュターツカペレ・ドレスデンの音楽総監督兼首席指揮者に就任した」とあります。

 オペラ作品の指揮については「1964年から1967年にかけてスウィトナーはバイロイト音楽祭に登場し『タンホイザー』、『さまよえるオランダ人』、『ニーベルングの指環』を指揮したさらにカール・ベームの代理として(『ラインの黄金』、『ワルキューレ』、『ジークフリート』、『神々の黄昏』)も指揮した。」とありました。日本で指揮したオペラ作品がいくつかご覧になれます。

「1977年から1990年までザルツブルク・モーツァルテウム大学で指揮を教え、ウィーン国立音楽大学で指揮の教授を務めた。1963年には西ドイツ国家賞を受賞。」ともありました。

 珍しく、ウキペデアに詳細な書き込み(個人コメントつき)が残っていますので、ご一読ください。

 今日は手許のアルバムから「ブラームス_ハンガリー舞曲集」を聴きながらブログをまとめ、膨大なリストから「Die Fledermaus overture」、「Mozart - Symphony No.41」、「Bruckner - Symphony No.5」、「Stravinsky: Le sacre du printemps 」とオペラ作品から「モーツァルト『魔笛』日本語字幕」の計6点を聴いてみる予定です。省いたアルバムも心のこりです。やはり、後日、愉しみの多い指揮者リストに入ります。

今回から、②項に「Otmar Suitner」が主席指揮者と活躍したドイツシュターツカペレの歴代指揮者とオーケストラの概要を整理した結果を簡単に記します。

今日のお勧め曲

公開日                                                                             2022/7/18

演奏家名                                                                          Otmar Suitner

読み                                                                           オトマール・スウィトナー

音源                                                                                   Youtube

出生地:                                                                  オーストリア インスブルック

生年                                                                                     1922年5月

死亡:                                                                             2010年1月

分類                                                                                      指揮者

知名度                                                                            名指揮者

レコ芸500(2017)の推薦アルバム

ブラームスハンガリー 舞曲集◎

ブルックナー交響曲1番◎

ヒンデミット ウエーバーの主題による交響的変容◎

モーツアルト 交響曲33番◎

モーツアルト 歌劇魔笛 全曲

シューマン 交響曲1番◎

R・シュトラウスメタルフォーゼン 変容◎

ウエーバー 序曲集◎

レコ芸500(2017)では8点推薦 

人となりウキペデア他より オトマール・スウィトナー は、オーストリア出身の指揮者である。シュターツカペレ・ドレスデン、シュターツカペレ・ベルリン、NHK交響楽団などで活躍したほか、ウィーン国立音楽大学で教鞭をとった。日本語ではオットマール・スウィトナーと表記されることもある。

推薦図書

レコ芸500 2017◎

クラシック不滅の巨匠100 2008 

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ 

私だけのクラシック1001 宮城谷

手許CD(7) 詳細下記

Youtube検索結果より 

視聴回数の多い短い曲抜粋

Die Fledermaus overture - Otmar Suitner, Berlin Staatskapelle ★★ (こうもり)

Otmar Suitner: Mozart Symphony No. 35 "Haffner" (SKB, 1981)

Otmar Suitner: Beethoven Leonore Overture No. 3 (SKB, 1981)

Brahms Sym.No.3 ブラームス 交響曲第3番

Die Zauberflöte (The magic flute) overture Suitner Tokyo Live モーツアルト

    「魔笛」序曲スイトナー 東京ライブ

Weber : Der Freischütz Ouvertüre (Suitner/NHKso)

Nach der Musik

20分以上のアルバム抜粋

Beethoven 

Beethoven Symphony No 3 in E♭ „Eroica“ Otmar Suitner NHK Symphony

Otmar Suitner: Beethoven Symphony No. 5 "Fate" (SKB, 1981)

Beethoven Symphony No 9 in D minor „An die Freude“ „Ode to Joy“ Otmar Suitner

Mozart 

Mozart - Symphony n°38 "Prague" - Dresden / Suitner

Mozart - Symphony n°39 - Dresden / Suitner

モーツァルト交響曲第40番 スイトナー 東京ライブ Mozart Symphony

               No.40 Suitner Staatskapelle Berlin

Mozart - Symphony No.41 (NHK SO - Suitner) ★★

Mozart: A Musical Joke, Suitner & SKD (1961) モーツァルト 音楽の冗談 スウィトナー

Bruckner

ブルックナー『交響曲第1番』オトマール・スイトナー(指揮)シュターツカペレ・ベルリン 

Bruckner - Symphony No.5  Suitner Staatskapelle Berlin★★ 

Bruckner - Symphony n°8 - SK Berlin / Suitner

Brahms

Brahms Symphony No.1-Suitnar Tokyo Live ブラームス交響曲第1番 

     スイトナー 東京ライブ

スイトナー指揮ブラームス交響曲第2番

Brahms Symphony No. 4 - Suitner, Staatskapelle Berlin (Live, 1981)

スイトナー指揮ブラームス交響曲第4番

その他作曲家

Schubert - Otmar Suitner (1988) Symphony No. 3 in D Major, D.200

Schubert - Otmar Suitner (1973, live) Symphony № 8 h moll D 759 «Unfinished»

Mahler: Symphony No. 1, Suitner & SKD (1962) マーラー 交響曲第1番 スウィトナー

スイトナー指揮シューマン交響曲第2番

Stravinsky: Le sacre du printemps / Rite of spring (Suitner, SKD)★★

Dvorák: Complete Symphonies ★★★

オペラ作品 ★★★

Wagner: Tannhäuser Berlin Suitner 1982 ワーグナー「タンホイザー」

      スイトナー ベルリン国立歌劇場

Wagner: Tristan und Isolde (1984, Suitner, Dvorakova, Wenkoff)

Mozart "Le nozze di Figaro" - Otmar Suitner / DSK (from my LP, Side1-3)

Der Fliegende Hollander - Bayreuther Festspiele 1965 - Otmar Suitner

Tannhauser San Francisco 1973 / Otmar Suitner CD

SIEGFRIED - BAYREUTH 1967 - OTMAR SUITNER

モーツァルト『魔笛』日本語字幕 ベルリン国立歌劇場 スイトナー ★★

    ・  Mozart: Die Zauberflöte Suitner SKB Japan Live 1980

Die Meistersinger von Nürnberg - Suitner - Tokyo 1987 ★★★

シュトラウス《サロメ》全曲 ゴルツ/スウィトナー指揮

ミックスリスト - オトマール・スウィトナー ★★★

指揮者スウィトナーのドキュメンタリー映画 ★★★

指揮者追加情報 1971年に初めて指揮したNHK交響楽団では、聴衆、楽団員から高い評価を得ており、1973年に再びNHK交響楽団を指揮した際には「名誉指揮者」の称号を贈られた。音楽評論家の宇野功芳は「彼が振るN響の弦が時にウィーン・フィルのような響きを出すのを聴いた方は多いと思う」と記している。


「Otmar Suitnerの手許リスト」です。聴く機会が少ない曲ですが
随分揃っていました。(
1点不明のアルバムもありますが)

「Die Fledermaus overture」です。
シュトラウスのこうもり序曲です。
他にもいくつか序曲が愉しめます。

「Mozart - Symphony No.41」です。
この他、N饗指揮作品はいくつか有ります。

「Bruckner - Symphony No.5 」です。ベートヴェン、ブラームス
マーラー、シューベルト、シューマンの交響曲もいくつか聞けます。
ドヴォルザークは全曲版で聴けそうです。



「Stravinsky: Le sacre du printemps Rite of spring 」です。
静止画像ですがいかがでしょうか



「モーツァルト『魔笛』日本語字幕 」です。
オペラ作品がいくつか楽しめます。
日本語字幕付もあります。
是非時間の許す限りいかがでしょうか

②指揮者とオーケストラ

ウキペデアアに記されている、世界の有名オーケストラと指揮者一覧表から、今日の「Otmar Suitner」の指揮した。「シュターツ・カペレ ベルリン」のオーケストラ概要と歴代指揮者を下の表にしまします。彼の後任は有名なダニエルバレンボイムだそうです。オーケストラのランク順についてはいくつかの指南書によって異なりますので、便宜上の分類番号とご理解ください。名門のこのオーケストラの音楽監督にはR・シュトラウス、カラヤン、両クライバーの名前が登場します。有名指揮者の多くは兼任しておりいくつかのオーケストラに登場します、混乱しますが、担当時期などに注意が必要です。


           





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