続自由時間のクラシック〔673〕現代の名弦楽四重奏団(SQ)のWiener Konzerthausquartetを聴く（現代の名指揮者・演奏家１００人の集約）

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 今日の続自由時間のクラシックはウイーン管弦楽団のメンバで作られた、伝説のSQの「Wiener Konzerthausquartet」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。設立が１９３４年、解散が１９６７年と５０年以上前のSQを採り上げることは不思議な世界ですが、クラシックの世界ではあることの様です。

　現在のSQのお手本に採りあげられる弦楽四重奏の基本スタイルを確立したといわれています。古いですが、はずせないSQでしょうか。指南書のレコ芸５００(2017)でも、日本のプロの評論家も異論なしで、８点も推しています。ご存知の様にウイーンを冠にする、室内楽団は非常に多く、選択が難しいですが、こちらは本家本元でしょうか。手許のアルバムを整理してみると７点もあり、大満足です。

　さらに、補填をすべく、Youtubeで検索した結果、膨大なアルバムが検索できました。中には６時間を超える、特集アルバムもあるようです。演奏は古いですが、随時、リマスターされて市販されています。是非、いくつかお試しください。まだまだ有ります、追加検索ください。

　「人となり」をいくつかピックアップしますと「1934年、当時ウィーン交響楽団のメンバーだったアントン・カンパー（第1ヴァイオリン）とフランツ・クヴァルダ（チェロ）を中心にカンパー＝クヴァルダ四重奏団として結成された。他のメンバーはカール・マリア・ティッツェ（第2ヴァイオリン）、エーリヒ・ヴァイス（ヴィオラ）。1937年から1938年までにメンバー全員がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍した。」とありました。

　また「シューベルトの弦楽四重奏曲全集をはじめとして、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲選集、ウィーン・フィルハーモニーの首席クラリネット奏者であったレオポルト・ウラッハと組んだモーツァルトのクラリネット五重奏曲およびブラームスのクラリネット五重奏曲、ウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニスト、ワルター・パンホーファーとのシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」などの名盤を残し、それらはモノラル録音にもかかわらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。」ともありました。お勧めのアルバムはこの辺りが中心となります。

今日は手許のアルバムから「Schubert_ Octet」を聴きながら、ブログをまとめ、検索できた膨大なアルバムから「Haydn String Quartets Op.64 No.5　The Lark」、「Mozart Eine Klein Nachtmusik」、「Brahms: Clarinet Quintet」、「Mozart - Clarinet Quintet」と「Schubert  String Quartet ( Death And The Maiden )」の計５点を聴いてみることにします。この室内楽団のアルバムは名演奏(★★★）が多いので、省いたアルバムは、後日、再度、聴いてみる必要があります。

今日は、これまで、お勧めしてきました、現代の名指揮者と演奏家が１００人となりましたので、②項にに集約しました。Youtubeでの検索にご活用ください。

①今日のお勧め曲

公開日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022/7/8

演奏家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Wiener Konzerthausquartet

読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウイーン　コンツエルトハウス弦楽四重奏団

音源 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

国名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オーストリア

結成 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９３４年

解散 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９６７年

規模・メンバ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アントン・カンパー他

分類 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　室内楽団

知名度 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有名室内楽団

レコ芸５００＆クラシック名盤大全室内楽篇推薦曲

・ シューベルト　弦楽四重奏曲９番、１３番ロザムンテ

・ ハイドン　弦楽四重奏曲作品２－３、９－４

・ 伝ハイドン弦楽四重奏曲　セレナーデ(ホフステッター）

・ ボロデｲン　弦楽四重奏曲２番　夜想曲

・ ベートーヴェン弦楽四重奏曲７，８、９番

・ モーツアルト弦楽四重奏曲代１７番狩１９番不協和音

・ ハイドン　弦楽四重奏曲６７番ひばり、７７番皇帝◎

・ モーツアルト　デヴェルテイメント１７番、クラリネット五重奏曲、オーボエ四重奏曲◎

・ シューベルト弦楽五重奏曲、弦楽四重奏曲１４番死と乙女◎

・ レコ芸５００（２０１７）では８点◎推薦

人となりウキペデア他より ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団（Wiener Konzerthaus streicherquartett）は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者の一人アントン・カンパーを中心として結成された弦楽四重奏団。1967年、カンパーの引退により解散した。

推薦図書

・ レコ芸５００（２０１７）◎

・ カルテットの名曲・名演奏　渡辺和◎

・ モ－ツアルト名盤大全

・ クラシック名盤鑑定百科　室内楽編　吉井亜彦◎

・ 名盤大全　室内楽編◎

・ 私だけのクラシック１００１　宮城谷

手許ＣＤ（７） 詳細は下記リスト

Youtube検索結果より　

視聴回数の多い短い曲抜粋

・ Piano Quintet in F Minor, Op. 34: I. Allegro non troppo

・ Schubert: String Quartet No. 7, Vienna Konzerthaus Quartet (1951)

　　　　　 シューベルト 弦楽四重奏曲第7番

・ Schubert: String Quartet No. 12, Vienna Konzerthaus Quartet (1952)

　　　　　 シューベルト 弦楽四重奏曲第12番

・ Vienna Konzerthaus Quartet Tchaikovsky - String Quartet No.1 in D major, 

　　　　　Op.11 - Andante cantabile

・ Haydn String Quartets Op.64 No.2 in B minor(Vienna Konzerthaus Quartet 1954)

・ Haydn String Quartets Op.64 No.5 in D major"The Lark"

　　　　　(Vienna Konzerthaus Quartet 1954)　★★

・ Mozart Eine Klein Nachtmusik in G major K.525

　　　　　(Vienna Konzerthaus Quartet 1953)★★

・ 弦楽四重奏曲第77番ハ長調 op.76-3「皇帝」

２０分以上 のアルバムより抜粋

Brahms★★★

・ Brahms - Chamber Music, Barylli Quartet, Vienna Konzerthaus Quartet

・ Brahms: Clarinet Quintet, Wlach & Vienna Konzerthaus Quartet 

　　　　　(1952) ブラームス クラリネット五重奏曲 ウラッハ　★★

・ Brahms: Piano Quintet in F minor, Vienna Konzerthaus Quartet (1952) 

　　　　　ブラームス ピアノ五重奏曲 デムス

・ Brahms: String Sextet No. 2, Vienna Konzerthaus Quartet (1954) 

　　　　　ブラームス 弦楽六重奏曲第2番

Haydn 

・ Haydn - String Quartet No.63-68,75-80, Vienna Konzerthaus Quartet

・ Haydn - The String Quartets "Kaiser" Part 1 (Century's recording : 

　　　　　Wiener Konzerthausquartett)

・ Haydn: String Quartet Op. 76-4, Vienna KonzerthausSQ (1962)

　　　　　 ハイドン 弦楽四重奏曲 ウィーン・コンツェルトハウス

Mozart ★★★

・ Mozart - Clarinet Quintet 　Wlach　Vienna Konzerthaus　★★

・ Mozart - Serenade, Divertimento, etc, Barylli Quartet, Vienna Konzerthaus Quartet

・ Mozart - String Quintet K.46, No.1 - 6, Barylli Quartet, 

　　　　　Vienna Konzerthaus Quartet, Amadeus Quart

・ Mozart String Quartet No.15 in D minor, K.421(Vienna Konzerthaus Quartet1952)

Schubert ★★★

・ Schubert - Complete String Quartets, Death and the Maiden, Rosamunde ..

　　　　　 (Wiener Konzerthausquartett)　★★★　（６時間超える）

・ Schubert - String quartet D.173 - Wiener Konzerthaus SQ

・ Schubert - String quartet D.46 - Wiener Konzerthaus SQ

・ Schubert - String Quartet No.1 - 8, Vienna Konzerthaus Quartet

・ Schubert / Denis Matthews / Vienna Konzerthaus Quartet, 1959: 

　　　　　Trout Quintet, Op. 114 - Vanguard LP　★★

・ Schubert: String Quartet No. 10, Vienna Konzerthaus Quartet (1953) 

　　　　　シューベルト 弦楽四重奏曲第10番

・ Schubert: String Quartet No. 13, Vienna Konzerthaus Quartet (1951) 

　　　　　シューベルト 弦楽四重奏曲第13番

・ Schubert: String Quartet No. 15, Vienna Konzerthaus Quartet (1950)

　　　　　 シューベルト 弦楽四重奏曲第15番

・ Schubert: String Quartet No. 6, Vienna Konzerthaus Quartet (1953) 

　　　　　シューベルト 弦楽四重奏曲第6番

・ Vienna Konzerthaus Quartet Schubert String Quartet (1950) 

　　　　　Westminster Records - Vinyl Album　★★★

・ Schubert - String Quartet No.1 - 8, Vienna Konzerthaus Quartet

その他

・ Borodin String Quartet # 1 Vienna Konzerthaus Quartet 1951　

・ Dvorak - Quintets & Borodin Quartet, Barylli Quartet, Vienna Konzerthaus Quartet

演奏家追加情報 1934年、当時ウィーン交響楽団のメンバーだったアントン・カンパー（第1ヴァイオリン）とフランツ・クヴァルダ（チェロ）を中心にカンパー＝クヴァルダ四重奏団として結成された。他のメンバーはカール・マリア・ティッツェ（第2ヴァイオリン）、エーリヒ・ヴァイス（ヴィオラ）。1957年にチェロがルートヴィヒ・バインルに交代、1959年に第2ヴァイオリンがヴァルター・ヴェラーに交代した。1967年、カンパーの引退により解散した。



「Wiener Konzerthausquartetの手許リスト」です。
予想以上に集めていました。
シューベルトの八重奏曲を聴くことにします。

「Haydn String Quartets Op.64 No.5 in D major"The Lark"」です。
古いアルバムですがいかがでしょうか

「Mozart Eine Klein Nachtmusik in G major K.525」です。
上と同じジャケットですが、こちらの名曲もどうでしょうか

「Brahms: Clarinet Quintet, Wlach」です。
クラリネット五重奏曲はいかがでしょうか

「Mozart - Clarinet Quintet 　Wlach」です。
もう一つクラリネット五重奏曲を選んでみました。



「Schubert  String Quartet, D Minor ( Death And The Maiden )」です。
古いレコードもみつかりました。

　②現代の名指揮者・演奏家１００人の集約　
　　おかげさまで、この現代の名指揮者・演奏者シリーズもいつの間にか１００回目となりました。声楽も加えて、もう少し、続ける予定です。来週から、順次、これまでご紹介した個人の演奏家を整理した結果をお示しする予定です。最近は、膨大に投稿されているYoutubeのアルバムを検索するだけで、クラシック音楽を愉しめる時代なったきました。このブログもお楽しみの一助に加えていただければと思います。これまでの１００回の集計結果を下に記します。演奏家名をYoutubeに入力するだけで、多くのアルバムが検索・視聴ができます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現代の名指揮者・演奏家１００人の集約




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