続自由時間のクラシック〔686〕現代の名トランペッターのWynton Marsalisを聴く

- 7月 28, 2022

今日の続自由時間のクラシックはアメリカ出身の名トランペッターの「Wynton Marsalis」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。ジャズのトランペッターを何故とお思いですが、クラシックのトランペットでも数多い、名演奏を残し、多くのアルバムがでています。このブログではジャズでも登場しましたが、今日はクラシックのトランペット奏者として、登場してもらいます。

　レコ芸５００（２０１７）ではたった１枚だけで寂しく、手許は６点保有しているだけで、管楽器の指南書をいくつか調べると、かなり、クラシック曲が解説されておりました。ウキペデアでは現在まで、１６枚以上のアルバムを出しているとのことで、時間を掛けて、検索することにします。結果は下の通りとなりました。指南書の推すアルバムは全て揃いませんでしたが、充分満足できました。

　ジャズと混在しているので、クラシックに限定するのは難しいですが、まだまだ、ありそうです。是非、追加検索ください。

「人となり」をいくつかピックアップしますと「ルイジアナ州ニューオーリンズ出身。父はピアニストのエリス・マルサリス、兄はサックス奏者のブランフォード・マルサリス、弟にトロンボーン奏者のデルフィーヨ･マルサリス、ドラム奏者のジェイソン・マルサリス。1978年、ジュリアード音楽院にクラシック音楽で入学。」とあり音楽一家で育った演奏者でした。

「１980年、わずか18歳でアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに加入し、プロとしての活動を開始。1981年7月、Live Under the Skyに出演のため、ハービー・ハンコックのバンドの一員として初来日を果たし、同年、バンド・リーダーとしてデビュー。」

　「伝統的なアコースティック・ジャズを継承する大型新人として話題となる。その後、クラシック音楽の奏者としても活動開始。」ともありました。また、「マルサリスは、現代において最も著名なジャズ・ミュージシャンの一人であり、クラシック奏者としてもよく知られている。」

「またジャズ・アット・リンカーン・センターの芸術監督も務めている。マルサリスは、ジャズ・パフォーマンスと作曲の技術、洗練されたスタイル、ジャズとジャズの歴史に関する知識、またクラシック音楽の演奏家である事によって世界的名声を得ている。」ともありました。クラシックでも多くの賞を得ている、世界的なトランペッターであるのは間違いありません。ウキペデアにクラシック推薦アルバムがリストアップされています。一読ください。

今日は手許の「In Gabriel's Garden」を聴きながらブログを纏め、指南書を参考にしながら、検索できたリストから、「Baroque Duet」、「BAROQUE TRUMPET TUNES」、「Hindemith Trumpet Sonata」、「Haydn Trumpet Concerto」と「The London Concert」の計５点を選んで聴いてみることにします。

紙面の関係で省いた★★★も適宜お試しください。最後に１曲だけジャズ曲も入れておきました。是非こちらもお愉しみください。

今日のお勧め曲

公開日　 2022/7/28

演奏家名 Wynton Marsalis

読みウイントン　マルサリス

音源Ｙｏｕｔuｂｅ

出生地：アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ

生年 1961年10月

死亡： -

分類管楽器奏者　

知名度名トランペット奏者

レコ芸５００＆２００ＣＤ　管楽器、管楽器の名曲名演奏の推薦曲

・ジョリヴエ　トランペット協奏曲

・ガブリエルズ　ガーデン　バロック名曲集

・ヒンデミット　トランペットソナタ

・エネスコ　十重奏曲　管楽合奏曲

・ヴェニスの謝肉祭による編曲

・フンメル　トランペット協奏曲

・ハイドン　トランペット協奏曲*

レコ芸５００　２０１７では１点*推薦　

人となりウキペデア他よりウィントン・マルサリスはアメリカのトランペット奏者、作曲家。マルサリスは、現代において最も著名なジャズ・ミュージシャンの一人であり、クラシック奏者としてもよく知られている。またジャズ・アット・リンカーン・センターの芸術監督も務めている。

推薦図書

・レコ芸５００　２０１７　音楽之友社　（最新版・名曲名盤）◎

・２００ＣＤ　管楽器　立風書房◎

・管楽器の名曲・名演奏　伊藤◎

・クラシック不滅の名盤２００７　音楽之友社

・名盤鑑定百科　各編　吉井著

・私だけのクラシック、宮城谷

手許ＣＤ（６）詳細は下記参照ください。

Youtube検索結果より　

　視聴回数の多い、短い曲、２０分以上抜粋（アルバム混在）

・ Baroque Duet - Kathleen Battle - Wynton Marsalis　★★

・ BAROQUE TRUMPET TUNES (Handel Purcell Clarke Charpentier Mouret)★★

・ It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry

・ Jolivet - Concerto for trumpet No. 2 　★★

・ Marsalis: Violin Concerto in D Major

・ THE JUNGLE: Movement III - JLCO w/

　　　　　WYNTON MARSALIS & the NATIONAL SYMPHONY ORCHESTRA OF ROMANIA

・ Wynton Marsalis - Carnival of Venice　★★★

・ Wynton Marsalis - Classical

・ Wynton Marsalis - Fiddler's Tale

・ Wynton Marsalis - Hindemith Trumpet Sonata　★★

・ Wynton Marsalis - Tomasi Trumpet Concerto　★★★

・ Wynton Marsalis - Vivaldi Trumpet Concerto for 2 Trumpets 　★★★

・ Wynton Marsalis Haydn Trumpet Concerto★★

・ Wynton Marsalis solo Trumpet-Second Line

・ Wynton Marsalis The London Concert　★★

Wynton Marsalis, 'Canon in D' (Johann Pachelbel)

・ Wynton Marsalis, L. Mozart Trumpet Concerto in D, 1st Mov.

・ Wynton Marsalis-Hummel concerto in E (3rd movement )　★★★

ジャズの名盤

参 Wynton Marsalis - Standard Time, Vol. 1 (1987) {Full Album}　★★★

指揮者・演奏者追加情報現在まで、16のクラシックと、30以上のジャズのレコードを出しており、クラシックとジャズの両部門で合わせて9つのグラミー賞を獲得している。1983年、グラミー賞のジャズ部門とクラシック部門を同時受賞。長らく米コロムビア・レコード（ソニー系）に所属していたが、2004年にブルーノート・レコード（EMI系）に移籍した。2006年にはiPodのCMに曲が起用され話題になる。