投稿

1月, 2018の投稿を表示しています

毎日のクラシック曲(第445回) Mendelssohn

イメージ
 今日のお勧め曲はメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲Op64」を選んでみました。非常に有名な曲で、クラシックファン以外の方でもよく、ご存知の曲です。この曲はVn奏者にとっては、必ず、弾いてみたい曲の一つです。大勢のオーケストラの中で、ひと際、目立つVnを奏でることにあこがれるようです。  古今、多くのVn奏者のアルバムが残っています。恐らく、150枚以上は優にあると思います。その中で、誰の演奏が1位なのか、興味があります。プロの評論家はハイフェツ盤を必ず推し、不思議な「贔屓目」に徹しています。59年録音という、古い演奏を超える名盤がないようですが、このアルバムに対して、最近のVn演奏家自身のとの違いを、聴く機会があればと考えます。筆者はやはり、 華やかな 女性の演奏が好みです。  手許には意外に少なく4枚だけでした、恐らく、もっとあるでしょう、評価の高い、最近の若い人の演奏を中心にYoytubeで選んでみました。結果は下の通りとなりました。お好みで、御自分の好きな演奏を集めることも愉しみです。誰もが絶賛する名 曲はやはりいいのです。 是非、いくつか比較して聴いていただければと思います。いい曲はやはりいいのです。 今日のお勧め曲 日時(date) 31-Jan-18 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Mendelssohn 分類(Classification) 協奏曲 キョウソウキョク 曲名(Song Title) Violin Concertos 演奏者(Performer) Jascha Heifetz 指揮者(conductors) ミュンシュ 楽団(Orchestra) ボストン饗 専門家推薦盤(Expert recommendation ) Nathan Milstein Anne-Sophie Mutter Viktoria Mullova; Neville Marriner: Academy

毎日のクラシック曲(第444回) Mozart

イメージ
 今日のお勧め曲はモーツアルトの「ピアノソナタ第8番(K310)、10番(K330)、11番(K331)」を選んでみました。この ピアノソナタ 3曲は特に有名で、多くの人に親しまれている曲です。第8番は母の死に接した、背景の中で作られた話が残っておりますが真偽の程は不明のようです。11番は「トルコ行進曲付」で最も、ポピュラーな曲でしょう。  ギーゼキングが「 モーツアルト弾き」 といわれるぐらい、得意として、多くのアルバムが残しています。(手許は10番のみ) 筆者はモーツアルトの ピアノソナタの 良さは女性の演奏家が引き出してくれると思っています。男性はべートーヴェンでないでしょうか。 多くの 女性 ピアニスト中でもピリスのピアノソナタが特に自然体で大好きです。今年73歳で、現役から、身を引くとの、情報が流れました。少し、残念です。  日本の内田光子さんにはまだ、頑張っていてほしいです。  いつも、手厳しい、日本の評論家が珍しく、 この3曲を いずれもピリスを高い評価(8番は2位)しています。手許のアルバムは8枚( 女性4人) ありました。fpのシュタイアー盤のみ、Youtube の世話になりました。3曲で1枚のCDで収まる、いい演奏時間なのでしょうか?見事なぐらい8,10,11番が同一アルバムに収まっています。これだけ揃うと大満足で、終日、モーツアルト三昧です。  この3曲を終えると、モーツアルトの曲も残すところ、ピアノソナタ15番K545とミサ曲K427の2曲となりました。 今日のお勧め曲 日時(date) 30-Jan-18 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Mozart 分類(Classification) 器楽 キガク 曲 キョク 曲名(Song Title) Piano Sonata#8(K310)          ,10,(K330)11(331K) 演奏者(Performer) Maria João Pires #8,10,11 指揮者(conductors)

毎日のクラシック曲(第443回) Bartók(5)

イメージ
 今日のお勧め曲はバルトークの「弦楽四重奏曲 全集」を聴いてみる事にしました。バルトークの弦楽四重奏曲(SQ)は30年に亘り、作曲され、6曲からなります。ベートーヴェンのSQと並ぶ、傑作SQの一つです、20世紀の芸術作品とも、評価されています。いくつかの曲が、多くのSQ演奏家により演奏されています。  中でも、1番、5番が多いですが、それでも、ベートーヴェンやモーツアルト、シューベルトのSQより、機会が少ないようです。難曲からでしょうか、「準備と研鑽をして緻密な読みと再現」を要求される曲といわれています。 弦楽四重奏団は演奏メンバが変わると、SQ評価全体が変化するようで、厳しい世界です。(ジュリヤードSQは顕著 アルバム録音年度に注意)  有名なSQ団のアルバンベルグ、ジュリヤードに加え、ハンガリーSQ(バルトークの友人が率いるSQ)のアルバムをプロは推しています。手許に6曲全揃いが2点(各2-3枚組)あり、不足分をいくつかYoutubeで探しました。6曲全てを探すことは難しいようです。時間の許す限り、この崇高な曲をお試しください。 今日のお勧め曲 日時(date) 29-Jan-18 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Bartók 分類(Classification) 室内楽 シツナイガク 曲 キョク 曲名(Song Title) String Quartet (弦楽四重奏曲全集) 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) 楽団(Orchestra) Alban Berg Quartet#1-6 Juilliard Quartet##1-6 Hungarian String Quartet2,4,6 Bartók - String quartet n°1 - Juilliard I 1949 Bartók - String quartet n°2 - Juilliar

毎日のクラシック曲(第442回)Mahler

イメージ
 今日のお勧め曲はマーラーの「カンタータ*、嘆きの歌( Das klagende Lied) 」を選んでみました。初めて聴く曲です。 マーラーのカンタータ曲も珍しいのですが、 解説を調べてみると、若いときに新曲の懸賞金を目当てで応募し、落選した作品だそうです。 マーラーも当時は、作曲で生計を立てるのが、難しいようでした。   詞はグリム童話をもとにつくられ、作詞・作曲ともマーラの自作作品とのこと、「兄が弟を殺し、弟の骨で作った笛が結婚式に登場してくる」話で、凡そ日本人の感覚から離れた話を原作としている。  この曲は3部作からなり、改訂版が多く、採りあげる、指揮者によって、内容も演奏時間も異なり、分類が複雑で、筆者にも、ハードルの高い作品でした。  ラトル、ブーレーズ、シャイーの巨匠が録音したアルバムがあり、欧米では有名で広く、知られた曲であることを意味しているのでしょうか。  今回は全てのアルバムをYoutubeで探しました。BGM感覚で聴くことにしました。この曲を詳細に、解説されている、レヴェルの高いブログ**があります。是非、ご参考にしてください。 *  カンタータは「 独唱・重唱・合唱などに器楽・管弦楽の伴奏がついた大規模な声楽曲。もとはソナタ(器楽曲)に対する声楽曲一般を意味」する。 ** http://motoyomo.blog.jp/archives/1050593610.html 今日のお勧め曲 日時(date) 28-Jan-18 ジャンル(Genre) 音源(sound source) Youtube 作曲者(composer) Mahler 分類(Classification) 宗教 シュウキョウ 曲 キョク & 歌曲 カキョク 曲名(Song Title) Das klagende Lied Mahler 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Mahler "Das klagende Lied" Simon Rattle 楽団(Orches

週末のジャズ(第118回) Weather Report

イメージ
 今週のジャズはコンポ・グループの「ウエザーリポート」を選んでみました。1971年に結成し、1986年の解散まで、15年間でしたが、このコンポは優れた作品を数多く残しました。主なメンバはジャコ・パストリアス(b)、 ジョー・ザヴィヌル(key)、 ウェイン・ショーター(as)他という、個人でも力量のあるメンバが中心で構成されています。   特に、ジョー・ザヴィヌルはオーストリア生まれですが、フュージョン・ピアノ・シンセサイザー奏者で、 1970年代よりシンセサイザーを駆使してきた彼がその発展に貢献したものは大きく、現代のミュージシャンにも多大な影響を与えているといわれています。  しかし、時代の要求(好み)に耐えられなかったのか、80年代にはいると、勢いも少なくなり、解散に至ったと言われています。筆者が好きな変なジャズの一つで、 手許に10枚も集めていました、あわせて、プロの推すアルバムを追加してみました。 ザヴィヌルの独壇場と思われる、不思議なジャズ演奏を 是非一度お試しください。 今週のジャズ お勧め回数 103回目 日時 2018・1・27 ジャンル ジャズ 音源 演奏者 Weather Report 結成 ケッセイ 1971 楽器分類 コンポ Myベストアルバム★ 8:30:00 ★ ②③ Heavy Weather ★ ②③⑬ 主なアルバム名と推 薦本 Weather Report ②③ Weather Report - Live in Offenbach - September 28, 1978 This Is This ②⑫ Weather Report Heavy Weather (Complete Album) This Is Jazz Weather Report - M

週末のジャズ(第117回) Max Roach 附ジャズを愉しむための指南書

イメージ
 今週のジャズはドラムの「マックス・ローチ」を選んでみました。83歳で亡くなるまで、多くのメンバーと共演していますので、アルバムも膨大な量があります。リズムの革新を意識的に追求してきた演奏家として有名です。ジャズドラマーとしては最高の一人に数えられる人でしょう、  最初はクリフォード・ブラウンと組んでトップドラマの評価を受けてからは70、80、90年とほぼ 10年ごとに新しいメンバを作り、アルバムを残しています。 多くのジャズメンをひっぱってきた人です。手許のアルバムは7枚とドラマーとしては多い演奏家です。もっとないか、多くのアルバムをYoutubeでも探した結果が下の通りとなりました。好き嫌いはありますが、ウイインシストと限りなきドラム、初期のクリフォード・ブラウンとの演奏はいかがでしょうか 今週のジャズ お勧め回数 102回目 日時 2018・1・26 ジャンル ジャズ 音源 演奏者 Max Roach 生年 セイネン 1924 楽器分類 ドラムス Myベストアルバム★ We Insist! ★ ②⑧ Max Roach- DRUMS UNLIMITED - Full Album★ ②⑧ 主なアルバム名と推薦本 Deeds, Not Words Max Roach- DRUMS UNLIMITED - Full Album ②⑧ Max Roach With The New Orchestra Of Boston And The So What Brass Quintet Clifford Brown & Max Roach - Clifford Brown & Max Roach (1954) - [Best Jazz Masterpieces] ①②⑥ We Insist! ②⑧