週末のジャズ(第114回)Steve Coleman

 今週のジャズはアルトサックスの「Steve Coleman」を選んでみました。最近の人気の高い、ジャズメンですが、古い、ジャズからイメージを一新させる勢いを持って登場しました。1956年生まれとあるから、今年で62歳、ジャズマンとして、油の乗った時期でしょうか。ご存知のオーネット・コールマンやキャノボール・アダレイの影響を受けて育ってきた世代ですが、スタイルが違います。
 87年に来日した時は、取りざたされずに失意で帰国したが、その後のアメリカでのM-BASEでの活躍で、日本でも火がついたようです、ファンクやソウルのリズムを取り込んだ典型的なフリージャズで、好みが分かれるところです。これも、最近のジャズの一つです。
 手許は3枚でしたが、現役だけに、これからも、多くのアルバムがでてくるでしょう。Youtubeで20分以上のフルアルバムだけ選んでみました。検索した結果と合わせて、下に示します。一度是非、お試し下さい。恐らく、明日ご紹介する予定のAlbert Aylerの方が、ジャズらしいと思われるとおもいますが、新しい無頓着なジャズのスタイルを体験ください。


今週のジャズ
お勧め回数 98回目
日時 2018・1・11
ジャンル ジャズ
音源
演奏者 Steve Coleman
演奏者国籍
楽器分類 アルトサックス
Myベストアルバム★ Steve Coleman and Five Elements – The Opening Of The Way (Full Album) 1997
主なアルバム名と推薦本 Genesis
Motherland Pulse
The Opening Of The Way 2
steve coleman & five elements - the tao of mad phat (full album) Steve Coleman & Five Elements - Heineken Jazzaldia 2016
Steve Coleman and Five Elements – The Opening Of The Way (Full Album) 1997 M-Base Collective - Anatomy of a Groove (full album)
Steve Coleman and Five Elements – Curves Of Life (Full Album) 1995 Steve Coleman and Metrics – The Way Of The Cipher (Full Album) 1995
steve coleman and metrics - a tale of 3 cities [1994] full album Steve Coleman Mix - "One of the most rigorously conceptual thinkers in improvised music"
Steve Coleman & The Council of Balance (full concert) - Live @ festival Jazz à La Villette 2015
コメント・ウイキペデア他より 80年代半ば、ブルックリンを拠点としたM-BASEという一派が現れ、グレッグ・オズビー(as)、ジェリ・アレン(p)、カサンドラ・ウィルソン(vo)ら、現在もっともクリエイティヴなアーティストたちがデビューを飾った、このムーブメントの総帥が、スティーヴ・コールマン(as)である。
生年月日: 1956年9月20日 (61歳)
生まれ: アメリカ合衆国 イリノイ州 シカゴ






ようやく、このブログでのジャズ演奏家の紹介も100人になりつつあります。まだ、目標の1/3ですが
楽器別に整理した1-50人にまでの集計結果を次回ご紹介する予定です。最近はYoutubeで
殆どのアルバムがコピー&ペーストで検索でき、手軽にジャズが楽しめます。是非、お好みの演奏家の中のアルバムを選んで、お試しください。

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