毎日のクラシック曲(第442回)Mahler

 今日のお勧め曲はマーラーの「カンタータ*、嘆きの歌(Das klagende Lied)」を選んでみました。初めて聴く曲です。マーラーのカンタータ曲も珍しいのですが、解説を調べてみると、若いときに新曲の懸賞金を目当てで応募し、落選した作品だそうです。マーラーも当時は、作曲で生計を立てるのが、難しいようでした。 
 詞はグリム童話をもとにつくられ、作詞・作曲ともマーラの自作作品とのこと、「兄が弟を殺し、弟の骨で作った笛が結婚式に登場してくる」話で、凡そ日本人の感覚から離れた話を原作としている。
 この曲は3部作からなり、改訂版が多く、採りあげる、指揮者によって、内容も演奏時間も異なり、分類が複雑で、筆者にも、ハードルの高い作品でした。
 ラトル、ブーレーズ、シャイーの巨匠が録音したアルバムがあり、欧米では有名で広く、知られた曲であることを意味しているのでしょうか。 今回は全てのアルバムをYoutubeで探しました。BGM感覚で聴くことにしました。この曲を詳細に、解説されている、レヴェルの高いブログ**があります。是非、ご参考にしてください。

 カンタータは「独唱・重唱・合唱などに器楽・管弦楽の伴奏がついた大規模な声楽曲。もとはソナタ(器楽曲)に対する声楽曲一般を意味」する。
**
http://motoyomo.blog.jp/archives/1050593610.html

今日のお勧め曲
日時(date) 28-Jan-18
ジャンル(Genre)
音源(sound source) Youtube
作曲者(composer) Mahler
分類(Classification) 宗教シュウキョウキョク歌曲カキョク
曲名(Song Title) Das klagende Lied Mahler
演奏者(Performer)
指揮者(conductors) Mahler "Das klagende Lied" Simon Rattle
楽団(Orchestra) City of Birmingham Symphony Orchestra
専門家推薦盤(Expert recommendation ) Das klagende Lied (Mahler) - LSO, Boulez (全曲)
ブーレーズ
Mahler, Das Klagende Lied(英文訳付)
ブーレーズ
Gustav Mahler: Das klagende Lied (1880, rev. 1897, 1901) [FULL]
Riccardo Chailly
Gustav Mahler "Das klagende Lied" Part I "Waldmärchen" (抜粋)
Riccardo Chailly
Mahler: Das Klagende Lied [Chailly] Fassbaender Dunn Schmidr Hollweg Baur (全曲盤)
Riccardo Chailly
Gustav Mahler "Das klagende Lied" Bernard Haitink(抜粋)
Bernard Haitink
Mahler "Das klagende Lied" op. 1 London Philharmonc Orchestra Vladimir Jurowski (全曲盤)
Vladimir Jurowski
推薦図書(Recommendation book) クラッシク音楽鑑賞辞典 NA
レコ芸名曲名盤500 235

コメント ウキペデア他より このブログを書いていて、時々トキドキ、ハードルのタカキョクに、面食メンクらうことがある。このキョクもそうで、ハジめて曲で難解でした。推薦図書はレコ芸500のみだった。欧米ではごく普通かれているのだろうか、原文すべきかむ。一般的でないといつつ、数だけ、BGM感覚でいてみた。抜粋ですが、英文や訳付がありました。
初稿においては、次のように3部作であったと解説にある。
1. 森の伝説 Waldmärchen
2. 流離いの楽師 Der Spielmann
3. 婚礼の音楽 Hochzeitsstück

ブーレーズ 英訳付


シャイー盤

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