自由時間のクラシック(第106回)Schoenberg
今日の自由時間のクラシックはシェーンベルグの「交響詩(ペレアスとメリザンド)」と「管弦楽のための変奏曲」を選んでみました。この人の作品は時代背景がよくわからないと異なる音楽作品となる様です。
シェーンベルグといえば、「無調音」*で有名ですが、この2作品は「無調音」時代に入る前の作品で、後期ロマン主義・印象派が残っている、作品といわれています。しかし、最近、殆ど採りあげられません曲でした。オーストリア出身で、錚々たるメンバに(ブラームス他)師事し、後輩(ベルグ、ウエーベルン)も育てた人といわれる。シェーンベルグについては「無調音」の弦楽六重奏曲の「浄夜」が知られていますが、他の作品はあまり、知りませんでした。今日の2曲も初めて聴く曲です。
Youtube で検索すると、なぜか、カラヤンが採りあげるアルバムが多い。同郷出身からでしょうか、歴代、ベルリンフイルの指揮者の演奏の多い、2曲です。
アメリカに移住し(ユダヤ人からでしょうか)、「無調音」の作品の作曲に没頭したようです。今日は弦楽合奏版の「浄夜」も聴いてみました。もし時間が許せば聴き比べてみてはいかがでしょうか。
*解説では「3度構成など機能和声を想起させる音型を避けて,4度構成の和音や 12半音を集中的に使用したりした。調性の枠をはずすことによって自由にはなった」と難しい解説がある 詳細はウキペデア他を参照ください。
今日のお勧め曲
日時(date) | 29-Aug-18 | |||
ジャンル(Genre) | ||||
音源(sound source) | Youtube | |||
作曲者(composer) | Schoenberg | |||
分類(Classification) | 管弦楽曲 | |||
曲名(Song Title) | ① | 交響詩「ペレアスとメリザンド」 | ||
演奏者(Performer) |
|
|||
指揮者(conductors) | ||||
楽団(Orchestra) | ||||
専門家推薦盤(Expert recommendation ) |
|
|||
|
アバド | |||
|
バレンボイム | |||
|
ドホナニー | |||
② | 管弦楽のための変奏曲 | |||
|
||||
|
バレンボイム | |||
|
ブーレーズ | |||
|
ラトル | |||
|
チェリビタッケ | |||
③ | 弦楽合奏版 浄夜Op4 | 参考 | ||
|
||||
|
小澤 | |||
|
Rachlevsky | |||
推薦図書(Recommendation book) | クラシック音楽鑑賞辞典 NA | |||
レコ芸500NA | ||||
クラシック名盤大全管弦楽曲編 | ||||
名盤鑑定百科管弦楽曲編 | ||||
コメントウキペデア他より | シェーンベルク唯一の交響詩である。無調時代に入る以前の作品で最初の構想ではオペラを書く予定でいたが、ドビュッシーが先にオペラを作曲して大成功したので、最終的には交響詩に落ち着いた。フォーレ、シベリウスの劇付随音楽(ともに組曲に編曲)とも同様に、メーテルランクの『ペレアスとメリザンド』に基づく | |||
Schonbergその他お勧め曲 | 弦楽六重奏曲 浄夜(レコ芸500) |
済み | ||
弦楽合奏版 浄夜 | 参考 | |||
Vn協奏曲 | △ | |||
カラヤンの40年前のアルバムが見つかりました。(ペレアスとメリザンド) |
ラトルの若い時代のアルバム (管弦楽のための変奏曲) |
小澤・サイトウ記念Oによる、演奏。弦楽合奏版 浄夜 |
コメント
コメントを投稿