名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く
今日の名作をYoutubeで聴くは 時代小説を代表する藤沢周平と始めて聴くの乃南アサの作品から選んでいくつか。聴いてみることにします。今日は両極端な作風のジャンルですが、わかい女性の作品が苦手な方は、「乃南アサ」の作品を聞くことは、機会が少ないと思う作家ですが。あえて、今日は現代作家の鋭い女性の目線で作品を書かれている、彼女の作品を選んでみました。
時代小説は特に大好きで、特に司馬遼太郎、陳瞬臣、宮城谷の3人の本はかなり、保有しているはずです。最近は老眼鏡の厄介にならないと本が読めなくなり、段々と本を読む事がおっくうになってきました。このブログを書くついでに、「聴き読」に徹したいと思うようになってきました。
昨日の山本周五郎と今日の藤沢周平の作品はわずか数冊で、もっぱら、朗読CDで聴いているようです。藤沢周平は山田洋次監修のシリーズがCD文庫(新潮社)で11点程出ていますので、近くの図書館にあるかと思いますので、是非お試しください。また、落語家の小三冶語りの「驟り雨/朝焼け」もあります。「微禄の藩士や江戸下町に生きる人々を描いた時代小説、歴史上の事実や人物を題材とした歴史・伝記小説など数々の作品を発表するとともに、作家としての日々の暮らしや故郷・庄内、鶴岡についてのエッセイも残している。」とwebで説明がありました。
一方、乃南アサは横浜CD文庫から、いくつかでていますが、たまたま、図書館でかりて、1点保有していますが、これまで、聴いたことはありません。Webで調べると「乃南アサさんは女性ならではの鋭い視点・心理描写に定評のある作家です。特にミステリー・サスペンス作品はドラマ化も多く短編集もおすすめです。新刊も人気で文庫本も高い支持を得ています。」と説明がありました。「人となり、作品名」はウキペデアで詳しく書かれていますので、是非、一読ください。
藤沢周平と乃南アサの作品は青空文庫では公開されていませんので、読むことはできませんが、二人とも、非常に多くの朗読作品をYoutubeで聴くことができそうです。少し、時間をかけて、検索した結果を下の表にしるします。今日は2人の膨大な作品から、各2点ほど、選んで聴いてみることにします。Youtubeに下のリストから作品名をコピー&ペーストしていただければ、簡単に聴くことができます。視聴回数の多い、朗読作品がお勧めです。図書館で借りたCDは著作権上、公開できません。
①藤沢周平の作品を朗読で聴く
公開日 2021・8・08
作家名 藤沢周平
読み ハ行
音源 Youtube
出生地: 山形県 鶴岡市
死亡: 1997年1月
分類 現代小説
主な受賞歴と代表作 ウキペデア&公式HP他より抜粋
1)主な受賞歴
・ 1971年(昭和46年) - 「溟い海」で、第38回「オール讀物」新人賞受賞。
・ 1973年(昭和48年) - 「暗殺の年輪」で、第69回直木賞受賞。
・ 1986年(昭和61年) - 「白き瓶」で、第20回吉川英治文学賞受賞。
・ 1989年(平成元年) - 「市塵」で、第40回芸術選奨文部大臣賞受賞。
・ 1989年(平成元年) - 作家生活全体の功績に対して、第37回菊池寛賞受賞。
・ 1994年(平成6年) - 朝日賞受賞。第10回東京都文化賞受賞。
・ 1995年(平成7年) - 紫綬褒章受章。
・ 1997年(平成9年) - 鶴岡市特別顕彰、山形県県民栄誉賞受賞。
2)主な作品 1981年以降
・ 時雨みち(青樹社 1981年 のち新潮文庫)
・ 霜の朝(青樹社 1981年 のち新潮文庫)
・ 密謀(毎日新聞社 1982年 のち新潮文庫)
・ よろずや平四郎活人剣(文藝春秋 1983年 のち文庫)
・ 龍を見た男(青樹社 1983年 のち新潮文庫)
・ 海鳴り(文藝春秋 1984年 のち文庫)
・ 白き瓶-小説・長塚節(文藝春秋 1985年 のち文庫)
・ 花のあと(青樹社 1985年 のち文春文庫)
・ 風の果て(朝日新聞社 1985年 のち文春文庫)
・ 決闘の辻 藤沢版新剣客伝(講談社 1985年 のち文庫)
・ 潮田伝五郎置文(東京文芸社 1985年、光風社出版 1991年)
・ 本所しぐれ町物語(新潮社 1987年 のち文庫)
・ 蟬しぐれ(文藝春秋 1988年 のち文庫)
・ たそがれ清兵衛(新潮社 1988年 のち文庫)
・ 市塵 (講談社(日本歴史文学館)1988年 新版1989年 のち文庫)
・ 麦屋町昼下がり(文藝春秋 1989年 のち文庫)
・ 三屋清左衛門残日録(文藝春秋 1989年 のち文庫)
・ 玄鳥(文藝春秋 1991年 のち文庫)
・ 天保悪党伝(角川書店 1992年 のち文庫、新潮文庫)
・ 秘太刀馬の骨(文藝春秋 1992年 のち文庫)
・ 夜消える(文春文庫 1994年、文藝春秋 1995
・ 映画化、TVドラマ化作品多数
・ 用心棒日月抄シリーズ、彫師伊之助捕物覚え、獄医立花登手控えシリーズ、
隠し剣シリーズなどもあります。総計650点を超える
ウキペデア 藤沢 周平は、日本の小説家。山形県鶴岡市出身。本名、小菅 留治。 江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した。とくに、架空の藩「海坂藩」を舞台にした作品群が有名である。 長女遠藤展子は、エッセイスト。2010年4月29日、出身地の鶴岡市に「鶴岡市立藤沢周平記念館」が開館した。初期には自ら述べるように暗く重い作風であり、地味な作家であったが、1976年(昭和51年)刊行の『竹光始末』、同年連載の『用心棒日月抄』のあたりから作風が変り、綿密な描写と美しい抒情性のうえにユーモアの彩りが濃厚となってきた。藤沢は、これについて「『用心棒日月抄』あたりからユーモアの要素が入り込んできた。北国風のユーモアが目覚めたということだったかも知れない」(転機の作物、要約)と述べている。
手許CD(31) 約束・泣く母・静かな木・祝い人助八・逃走・夜の道・神隠し・氷雨降る・泣かない女・雪明かり・たそがれ清兵衛・山桜・おぼろ月・川霧・殺すな・運のつき・虹の空・報復・秘密・神隠し・朝焼け・うぐいす・梅雨の傘・虹の空・暗黒剣千鳥・孤立剣残月・冬の日・遅いしやわせ・明烏・おぼろ月・・飛鳥山・年の市・日暮れ竹河岸。
Youtube検索した朗読作品
・ 朗読・藤沢周平「静かな木」★★
・ 朗読 『雪明かり』 藤沢周平 ★★
・ 朗読"山桜"(藤沢周平作)
・ 朗読 『報復』 藤沢周平
・ 朗読・藤沢周平「逃走」
・ 朗読 『祝い人助八』 藤沢周平
・ 朗読 『泣かない女』 藤沢周平
・ 朗読 藤沢周平 虹の空
・ 朗読 藤沢周平 秘密
・ 朗読・藤沢周平「暗黒剣千鳥」
・ 朗読・藤沢周平「運の尽き」
・ 朗読・藤沢周平「孤立剣残月」
・ 朗読・藤沢周平「冬の日」
・ 朗読・藤沢修平「女下駄」
・ 朗読・藤沢修平「隠し剣鬼ノ爪」
・ 朗読・藤沢周平「女難剣雷切り」
・ 朗読・藤沢修平「遅いしあわせ」
・ 【朗読】 赤い夕日
・ 驟り雨 作・藤沢周平 永野修司の朗読
・ 朗読・藤沢周平 虹の空
・ 朗読 藤沢周平 【時雨のあと】より「鱗雲」
・ 永野修司の朗読 藤沢周平作「約束」
・ 永野修司の朗読 藤沢周平作「日暮れ竹河岸」より ~明烏~
・ 小さな橋で 藤沢周平作 朗読 加賀佑治
・ 朗読・藤沢周平「夜の道」
・ 朗読・藤沢周平「孤立剣残月」
・ 「夜の雪」「うぐいす」「おぼろ月」藤沢周平 局アナウンサー語り(朗読)
・ 「日暮れ竹河岸」藤沢周平 朗読 西田敏行さん 竹下景子さん
・ 「冬の足音」藤沢周平 朗読 西田敏行さん 竹下景子さん
・ 「品川洲崎の男」藤沢周平 朗読 西田敏行さん 竹下景子さん
「藤沢周平「静かな木」」です。膨大な作品がYoutubeで愉しめます。 |
「『雪明かり』 藤沢周平」です。 こちらも、いかがですか いくつか、シリーズ作品も聴けます。 |
②乃南アサの作品を朗読で聴く
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