新自由時間のクラシック(45) Schubert(6)
今日の新自由時間のクラシックは Schubertのピアノ曲から、「ピアノソナタ15番 D840」、「ピアノソナタ 17番 D850」と「ドイツ舞曲 2点」「ワルツ2点」を追加して聴いてみました。Schubertのピアノソナタ曲は全部で22曲有りますが、11曲が完全な曲のようです。
晩年につくられた、曲は楽譜が揃っているため、後期ソナタ曲として、多くのピアニストの手による、名アルバムが残っています。一方、早い時期の曲は楽譜が揃っていないことがあり、後の人に、補作され、4楽章となっている、作品も有ります。従って、Schubertのピアノソナタ曲は欠落した楽章を省略し演奏する人、補作した作品と理解したうえで、4楽章を演奏する人と様々です。
指南書(*)によると、今日のソナタ曲15番は2楽章だけ完成し、残りは補作したもの、17番は「第2ソナタ」として出されたものを後の人が、17番として、分類されたものだそうで、随分、複雑です。
明日の1-12番のソナタ曲ではD番号(ドイッチェ番号)と作品番号(Op)がばらばらで、さらに困惑します。作られた年代が作品番号に加えて、重要なようです。
作られた背景は適当に聞き流して、まず、聴いて愉しむに限ります。レコ芸500シリーズと合わせると、13-21番まで、聴きとおしたことになります。「ドイツ舞曲」と「ワルツ」は比較的知られたピアノ曲です。この機会に採りあげてみました。時間が許せばお試しください。
今日のお勧め曲
この内田15番は補作②楽章を加えた4楽章で演奏。 |
17番はブレンデルを選んでみました。 |
ドイツ舞曲(D790)は古い録音ですが、コルトーはいかがですか |
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