京都撮り歩き(69)京都御所を巡る
今日の京都撮り歩きは天皇のお住まいである。京都御所を訪れてみます。これまで、自由参観ができませんでしたが、公式の行事、月曜日など、特別な事がないかぎり、現地集合場所で所定の手続きをすれば4回/日、見学できることになりました。
京都御所(内裏)が現在の地に落ち着くまでは、数多い歴史があります。10世紀の右京区の内裏が左京区の藤原道長邸の土御門殿で里内裏として、1331年以来、利用され、現代の御所の前身となっています。御所は戦災や焼失により、幾度か移設,再建立され、現在の地に「大内裏図考証」にもとづいてに復元され、その後も一部、焼けたが、江戸末期の(1855年(安政2))復元再生が現存した建物になっています。
なお、御所の移転・建築の歴史はいくつかの資料*に詳しく書かれています。意外と京都御所の建物と内部を解説した資料は少ないようです。
広大な敷地と多くの建物の一部が見学が許されています。京都に来れば、多くの殿舎とお庭は是非、訪れるべきではないでしょうか。
京都御所は宮内庁のHpに入館要領と案内動画で詳しく紹介されていますので、必ず、ご覧ください。筆者は秋の一般公開に申し込んで参りました。膨大な写真を撮り、整理に苦慮していましたが、宮内庁の案内動画のおかげで、整理することができました。今回は仙洞御所も合わせて、巡ってみます。
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イ)京都観光・文化検定試験テキスト淡交社編
ロ)イラストで学ぶ京都の文化財 淡交社編
ハ)歴史地図本 知って訪ねる京都 歴史探訪研究会編
ニ〕京都を楽しむ地名歴史事典 森谷著
ホ)京都の空間意匠 清水著(いくつもの時代に建てられた空間意匠)
京の御所のデータ
ブログ公開日
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2020/7/18
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登録番号
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京都撮り歩き(69)
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場所名
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京都御所
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魅力メモ ウキペデア
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京都御所は、京都府京都市上京区にある皇室関連施設。 1331年から1869年までの間の内裏。現在は宮内庁京都事務所が管理している。京都御所に隣接して京都大宮御所、京都仙洞御所がある。京都大宮御所は、後水尾天皇の中宮の東福門院のために造進されたのに始まり、現在の建物は英照皇太后(孝明天皇女御)のために造営され、慶応3年(1867年)に完成したものである。現在は天皇、皇后の京都府への行幸啓(旅行)の際の宿泊や国賓の宿泊に使用されている。京都仙洞御所は後水尾上皇の退位後の住まいとして造られたものだが、現在は庭園と茶室を残すのみである。
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アクセス・連絡先
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地下鉄 今出川下車 徒歩約5分 市バス 烏丸今出川下車 徒歩約5分
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行き先分類
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洛中の寺社 御苑四周
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エリア⑤1、3
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御苑内から相国寺周辺散歩
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足を伸ばして一緒にいかが
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京都御所、仙洞御所、相国寺、慮山寺、革堂
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追加エピソード
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京都御所に現存する主な建物としては、紫宸殿、清涼殿、小御所(こごしょ)、御学問所(おがくもんじょ)、御常御殿(おつねごてん)、迎春(こうしゅん)、御涼所(おすずみしょ)、皇后宮御常御殿(こうごうぐう おつねごてん)、若宮・姫宮御殿(わかみや・ひめみやごてん)、飛香舎(ひぎょうしゃ)などがある。
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鑑賞ポイント
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京都御所内の様子をビデオに収めたものを視聴することができます。京都御所見学の所要時間は約50分
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行事・特別公開
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月曜日や年末年始など行事があるときはお休み
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お勧め建物
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上記
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特殊建物
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建礼門、承明門他計6門
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お勧め文化財
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お勧め仏像
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お勧め絵画
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各殿舎の襖絵
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お勧め庭
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美しい日本庭園を楽しむ『御池庭』『御内庭』
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パワースポット
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鬼門封じの猿が辻(京都御所の塀の北東の角部分)
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花暦 花・時期
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御苑の紅葉 (紅葉絶景ポイント)
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京都観光NAVI
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京都御苑の中央北部にある。(東西約250メートル、南北約450メートルの)築地塀と清流の溝に囲まれた広い域内の建物で、現在のものは江戸末期の1855年(安政2)に再建したもので、一部は平安朝の古制を模しております。御所は東西南北に6門と歴代天皇が即位した紫宸殿。また、北側に皇后宮常御殿などがあります。小御所前には大きな池を配した優雅な庭園があります。清所門から入退出できます。
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その他情報1
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京都御所の見学はこれまで事前の申し込みが必要でしたが、現在は事前の手続きは一切不要、指定の時間に現地集合さえすれば無料で見学が可能です。見学は1日4回。宮内庁職員さんのガイドのもと見学ができます。■見学時間:9:30 10:30 13:30 14:30 月曜日や年末年始など行事があるときはお休みなので要注意。予約なしで気軽に御所見学
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その他情報2
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元弘元年(1331)、光厳天皇が即位して以来、明治までの歴代天皇の居所。周囲に高い築地塀をめぐらし、内部には紫宸殿や清涼殿など平安時代の面影を色濃く残す建物が並ぶ。現在の建物は江戸時代末期の造営。春・秋に一般公開が行われていたが、2016年7月26日より一年を通して事前申込み不要で参観できるようになった。
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公的案内資料
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京都御所通年公開詳細(詳細は公的案内をご覧ください)
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○入場門:清所門からお入りください。所在及びコースは別図のとおりです。
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所在図(別ウィンドウで開きます)
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公開順路図(PDF形式:203KB)(別ウィンドウで開きます)
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申込手続不要でどなたでもご自由に参観していただけます。
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入場時に手荷物検査を行います。
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○自由参観のほか,職員による日本語,英語及び中国語の案内を行っております。
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開始時間
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日本語(4回)9:30,10:30.13:30.14:30
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英 語(2回) 10:00,14:00
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中国語(2回) 10:00,14:00
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留意事項
・ご希望の方は,開始時間までに参観者休所にお集まり下さい。
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・事前の申し込み不要(無料)ですが,混雑時には変更がございます。
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・団体の方は,事前にお問い合せ下さい。
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・所要時間は約50分です。
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・音声ガイドアプリ(日本語,英語,中国語,韓国語,フランス語,
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スペイン語)も無料でダウンロードできます。
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https://www.kunaicho.go.jp/event/sankan/app.html
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内側から見た「建礼門」です。皇族専用門
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「承明門」です。南庭の先が紫辰殿です。
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「紫辰殿」です。見学コースの多くの観光客。右近の橘、左近の桜
高御蔵はこの中にあります。 |
清涼殿です。天皇の日常執務室
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「小御所」です。プライベートな居室です。襖絵が沢山あります。
詳細はスライドをご覧ください。 |
「小御所」前の御池庭 詳細はスライドをご覧ください。
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御学問所・御常御殿(御座所)と続きます。
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御常御殿前の「御内庭」です。
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