毎日のクラシック曲(第411回) Beethoven
今日のお勧め曲はベートーヴェンの「ピアノソナタ第17番Op31-2テンペスト」を聴いてみます。この曲は数あるピアノソナタの中でも傑作の一つで多くのピアノ巨匠もはずすことがありません。昔から、ゆったりしたテンポで瞑想的な曲といわれています。
ベートーヴェンのピアノソナタは今回のレコ芸でも15曲も取り上げています。まだまだ、傑作の23,26,27,28,29番が残ってますので、おかげで、随分至福の時間が愉しめます。後世の人に名曲を残してくれたベートーヴェンの偉大さを感じさせる、ジャンルのひとつでしょう。
小説家宮城谷はプロの評価と視点が違い、バックハウスを推しています。氏の説明によると、「テンペスト」の意味はシェイクスピアの最後作品「あらし」を意識して、ベートーヴェンは作曲したとある。特に第3章の美しさは絶賛している。
有名な曲だけに手許にも6枚もあり〔探せばさらにありそう)、いくつかYoutubeで検索して、整理した結果が下のとおりです。リヒテル、ギレリス、ポリーニ、バックハウスでいかがでしょうか 仲道、渡邊盤が見つからなったのは残念でした。日本人の名アルバムがYoutubeに投稿されることが少ないのはなぜだろう。出されても、すぐ、消えてなくなる。広く、全世界に真価を問えるいい機会で、広告宣伝費と割り切ればと思うのは筆者だけでしょうか?
今日のお勧め曲
日時(date) | 28-Nov-17 | |
ジャンル(Genre) | ||
音源(sound source) | ||
作曲者(composer) | Beethoven | |
分類(Classification) | 器楽曲 | |
曲名(Song Title) | Pianosonata No.17 Op31-2 | |
演奏者(Performer) | Sviatoslav Richter | |
指揮者(conductors) | ||
楽団(Orchestra) | ||
Wilhelm Backhaus | ||
Emil Gilels | ||
Maurizio Pollini | ||
Friedrich Gulda | ||
Claudio Arrau | ||
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推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典301 |
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コメント | 昨日に続き、今日も有名なピアノ曲を御届けします。おそらく、聞き覚えのある名曲です。最近、購入した宮城谷の本の中でもバックハウス盤を絶賛しておられ、解説は「この曲シェクスピアのあらし」であるとのこと。特に第3楽章が美しいとある。宮城谷の3B好きはうわさ以上でしょうか。解説書にはモーツアルトやショパンが登場しない不思議。この曲は日本人の演奏盤は手許になかった。 |
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