毎日のクラシック曲(第359回)Shostakovich
今日のお勧め曲はショスターコヴィッチの「交響曲9番 Op70」を選びました。ベートーヴェンの第9番を意識して、さぞ、立派な曲かと思いきや、こじんまりした、交響曲でした。為政者にしては、戦勝記念で国民を鼓舞できる予定でしたので、やはり、物議を醸し、身の上もやばくなったといういきさつのある曲です。
しかし、古典的な手法の中に、うまい管楽器の使い方をしている、曲ではないでしょうか、10番もうまい使い方をしていますがこの9番もそうでした。7-9番は戦争3部作で、3つの交響曲の終焉と見る曲といわれています。それにしても、長短のハッキリした交響曲を作る人でした。しかし、奇妙な雰囲気を持つ曲が多いようです、国家的なイデオロギーが芸術家を縛らない自由に作曲できる環境を持つ世界を継続したいものです。この人の曲は、むしろ、ロシア人でない、指揮者とオーケストラの演奏を意図して作られたのではといわれているぐらい「しっくり」しているアルバムがあります。
手許にはバーンスタインの1枚だけでした、ゲルギエフ盤は期待していましたがこの曲はありませんでした。残りはYoutubeのお世話になり、下記のアルバムが揃いました。バーンスタイン、デユトワ(サントリーホール)とチェリヴィタッケの3枚を聴いてみることにしました。
今日のお勧め曲
日時(date) | 29-Aug-17 | |
ジャンル(Genre) | ||
音源(sound source) | ||
作曲者(composer) | Shostakovich | |
分類(Classification) | 交響曲 | |
曲名(Song Title) | Symphony #9 Op70 | |
演奏者(Performer) | ||
指揮者(conductors) | Leonard Bernstein | |
楽団(Orchestra) | ウイーンフイル | |
専門家推薦盤(Expert recommendation ) | Shostakovich Symphony No.9 in E flat major, op.70 Charles Dutoit/Orchestre symphonique de | デユトワ |
Shostakovich: Symphony No. 9, Celibidache & Milano (1967) ショスタコーヴィチ 交響曲第9番 | チェリピダッケ | |
Dmitri Shostakovich : Symphony No. 9 in E flat major, Op.70 (Kirill Kondrashin) | コンドラシン | |
Shostakovich Symphony No.9 in E flat major op.70 | Mariss Jansons | |
Shostakovich "Symphony No 9" Gennady Rozhdestvensky | ロジェントヴィンスキー | |
Zoltan Kocsis conducts Shostakovich Symphony no. 9 - live 2003 | コチシュ | |
Shostakovich - Symphony No. 9 | Rudolph Barshai | |
[SHOSTAKOVICH] Symphony No. 9, op. 70 | Andrey Boreyko | |
Dmitri Shostakovich - Symphony No. 9 [With sco | Rudolf Borisovich Barshai | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 891 | |
レコ芸名曲名盤500 416 | ||
名盤鑑定百科交響曲編 | ||
不滅の名盤1000 | ||
CD名曲名盤100 | ||
コメント | この曲は始めて聴くことになるが、比較的見つかりやすいと思ったが、全く、手許にない、ようやく、バースタインのみ1枚見つかった。短い曲なので、充分聴く時間があるので、Youtubeで検索できるものをいくつか探し出した。管楽器の演奏者にもつらいスピードを要求した不思議で奇妙な曲でした。Barushai盤は歴史的録音だそうです。 |

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