日曜日の古典落語(第76回)三方一両損、蜘蛛駕籠、癇癪、柳家小三冶の集約
今週の古典落語は「三方一両損」、「蜘蛛駕籠」と「癇癪」を選びました。今週は巨匠(志ん生、園生、小さん、米朝)の後に続く、東西の名人各の4人を選んでみました。今回はいずれも手許にアルバムの無い演題ですが、古典落語の典型的な演題で、はずすことが出来ない噺です。
志ん朝の親父は志ん生、東の志ん朝のみ、親父の仕事をついでいますが、西の枝雀は神戸の金物屋のせがれです。小三冶は小さんに入門した、普通の人で、親戚に落語家はいないようです。談志も小さんに弟子入りし、仲違いして、立川流を起こした。談志は荒唐無稽・破天荒ぶりから好き嫌いが大きく分かれる落語家一人です。しかし、4人とも、落語家の名人の域ではないでしょうか
今となってはこのうち3人は、この世にいなく、志ん朝と枝雀は一説によると、芸の限界を感じていて、世を去ったとも言われています。今では小三冶が最後の名人でしょうか1969年に10代目小三冶を襲名し、爾来、落語界の重鎮で、77歳の今でも、高座に立たれています。
この落語ブログ1期目(200演目)を終えるにつけ、手許アルバムとYoutubeで聴ける、名人4人の噺をリストアップし整理してみました。全数では無いと思いますが、是非、各名人の語りをお楽しみください。個々の説明は省略しますが「三方一両損」は志ん朝、小三冶、蜘蛛駕籠は談志、癇癪は文楽、小三冶をお勧めします。
①今週の古典落語
②柳家小三冶の落語
手許にある、アルバムとYoutubeで検索できたリストを整理してみました。小三冶の世界を是非お試しください。Youtubeのリストは突然、消去されることが有りますので、ご了解ください。(手許は34演目)
②ブログの落語リスト
これまで、お勧めしました落語リストをかな順に整理した見ました今回はア、カ行の演目・公開日・演者リストを
記します。紙面の関係で1-5点ほどでしたが、是非、Youtubeで検索して他の演者もお試しください。
1)演者凡例
昨日は久振りに陶芸教室に行った、前回、素焼きを終えた、大皿、中皿、花瓶と湯飲み(各1点)を持ち帰り絵つけする予定だったが、サボってしまった。素焼きのままで、気の向いた時に絵付けをする段取りですが、教室ではさすがに、サボれないので、轆轤を回すこととなる。昨日は小洒落た壷を3ケ作ったが、重たいので潰して、結局2ケとなった。5年を越えるが、なかなか、うまくならない、落語を聴いている方が楽しいときもある。秋に市の文化祭もあるので、何か作らねばとも思うが・・
志ん朝の親父は志ん生、東の志ん朝のみ、親父の仕事をついでいますが、西の枝雀は神戸の金物屋のせがれです。小三冶は小さんに入門した、普通の人で、親戚に落語家はいないようです。談志も小さんに弟子入りし、仲違いして、立川流を起こした。談志は荒唐無稽・破天荒ぶりから好き嫌いが大きく分かれる落語家一人です。しかし、4人とも、落語家の名人の域ではないでしょうか
今となってはこのうち3人は、この世にいなく、志ん朝と枝雀は一説によると、芸の限界を感じていて、世を去ったとも言われています。今では小三冶が最後の名人でしょうか1969年に10代目小三冶を襲名し、爾来、落語界の重鎮で、77歳の今でも、高座に立たれています。
この落語ブログ1期目(200演目)を終えるにつけ、手許アルバムとYoutubeで聴ける、名人4人の噺をリストアップし整理してみました。全数では無いと思いますが、是非、各名人の語りをお楽しみください。個々の説明は省略しますが「三方一両損」は志ん朝、小三冶、蜘蛛駕籠は談志、癇癪は文楽、小三冶をお勧めします。
①今週の古典落語
日時 | 2017・8・19 | ||||
ジャンル | 落語 | ||||
音源 | CD | ||||
演者 | 古今亭志ん朝 三代目 | 立川談志 | 八代目 桂文楽 | ||
分類 | |||||
演題 | 三方一両損 | 蜘蛛駕籠 | 癇癪 | ||
出典 | |||||
その他演者名 | 古今亭志ん朝 三方一両損 - YouTube | 落語 「蜘蛛駕籠」 立川談志 - YouTube | 桂文楽(八代目) かんしゃく - YouTube | ||
柳家小三治 三方一両損 - YouTube | 蜘蛛駕籠(くもかご) 立川志の輔 - YouTube | 日本の話芸 「柳家小三治 かんしゃく」 - YouTube | |||
立川談志 三方一両損 - YouTube | 落語 枝雀 住吉駕籠 - YouTube | 落語 「かんしゃく」 柳家喜多八 by hajime1 エンターテイメント/動画 | |||
推薦本 | 落語CD&DVD名盤案内 172 | 落語CD&DVD名盤案内118 | 落語CD&DVD名盤案内 NA | ||
古典落語のCD名鑑129 | 古典落語のCD名鑑 NA | 古典落語これが名演だ138 | |||
演題コメント | 金太が吉五郎の落とした三両を拾って届けたが、吉五郎は受け取らない。大岡が一両足し、双方に二両ずつ受け取るように裁く。 最後に出してくれたお膳は多く{大岡」は食べないでたった1膳という噺 | 呼び込みをしている駕籠屋にやっと付いた客が、こっそり二人乗り込んだので駕籠の底が抜け、仕方なしに自分たちも駆け出す。周りの人は駕籠の足が8本もあるので、蜘蛛駕籠だという噺 | 亭主が何かにつけて癇癪を起こすので里帰りした女房の父親が、 「女中にきちんと分担して仕事をさせないからだ」とたしなめる 明治時代の新作、奥さんが先回りして、癇癪を起こさせないように、した、帰った旦那はどうするか |
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手許にある、アルバムとYoutubeで検索できたリストを整理してみました。小三冶の世界を是非お試しください。Youtubeのリストは突然、消去されることが有りますので、ご了解ください。(手許は34演目)
②ブログの落語リスト
これまで、お勧めしました落語リストをかな順に整理した見ました今回はア、カ行の演目・公開日・演者リストを
記します。紙面の関係で1-5点ほどでしたが、是非、Youtubeで検索して他の演者もお試しください。
1)演者凡例
①五代目柳家こさん | ⑦三遊亭 金馬 三代目 | ⑬八代目三笑亭可楽 | ||||
②六代目三遊亭園生 | ⑧古今亭志ん朝 三代目 | ⑭桂三木助 | ||||
③五代目古今亭志ん生 | ⑨柳家 小三冶 十代目 | ⑮古今亭今輔 | ||||
④金原亭馬生 10代目 | ⑩三遊亭円楽 | ⑯春風亭柳橋 | ||||
⑤立川談志 | ⑪八代目 桂文楽 | ⑰二代目 三遊亭円歌 | ||||
⑥林家正蔵 八代目 | ⑫春風亭柳朝 |
2)公開済み古典落語 1-34演目 | ||||||
No. |
演目 | 公開日 | 主な演者 | |||
1 | ア行 | 青菜 | 2017・02・26 | ①⑥ | ||
2 | ア行 | 明烏 | 2017・02・18 | ⑪ | ||
3 | ア行 | あくび指南 | 2016・10・23 | ③⑨⑬ | ||
4 | ア行 | 穴泥 | 2017・3・26 | ①⑥ | ||
5 | ア行 | 阿武松 | 2017・4・16 | ② | ||
6 | ア行 | 鰒のし | 2016・09・25 | ③⑩ | ||
7 | ア行 | 粟田口 | 2017・5・14 | ③ | ||
8 | ア行 | あんまのこたつ | 2017・9・04 | ⑪ | ||
9 | ア行 | 言い訳座頭 | 2017・3・10 | ① | ||
10 | ア行 | 居酒屋 | 2017・8・12 | ⑦ | ||
11 | ア行 | 石返し | 2017・02・18 | ① | ||
12 | ア行 | 一眼国 | 2017・4・9 | ⑥ | ||
13 | ア行 | 稲川 | 2017・6・18 | ② | ||
14 | ア行 | 芋俵 | 2017・7・9 | ① | ||
15 | ア行 | 浮世寝問 | 2017・8・12 | ⑤ | ||
16 | ア行 | 浮世床 | 2016・10・09 | ②⑫ | ||
17 | ア行 | うどんや | 2016・04・24 | ①④⑫⑬ | ||
18 | ア行 | 鰻の幇間(たいこ) | 2016・12・17 | ②③ | ||
19 | ア行 | 馬のす | 2017・9・04 | |||
20 | ア行 | 馬の田楽 | 2017・3・04 | ① | ||
21 | ア行 | 厩火事 | 2016・05・22 | ③⑧⑨⑩ | ||
22 | ア行 | 永代橋 | 2017・5・14 | ⑥ | ||
23 | ア行 | 王子の狐 | 2016・09・04 | ⑦⑩ | ||
24 | ア行 | 近江八景 | 2016・12・11 | ②⑦ | ||
25 | ア行 | 大山詣り | 2016・07・03 | ②⑨⑫ | ||
26 | ア行 | おせつ徳三郎 | 2016・06・19 | ④⑧⑫ | ||
27 | ア行 | お茶汲み | 2017・8・12 | ⑨ | ||
28 | ア行 | お直し | 2017・7・23 | ③ | ||
29 | ア行 | お化け長屋 | 2016・08・14 | ②⑦ | ||
30 | ア行 | お神酒徳利 | 2016・07・31 | ①②⑭ | ||
31 | ア行 | お見立て | 2017・8・13 | ⑧ | ||
32 | ア行 | 親子酒 | 2016・11・27 | ①③ | ||
33 | ア行 | お若伊之助 | 2017・01・22 | ②⑧ | ||
34 | ア行 | 御血脈 | 2017・8・13 | 小朝 |
昨日は久振りに陶芸教室に行った、前回、素焼きを終えた、大皿、中皿、花瓶と湯飲み(各1点)を持ち帰り絵つけする予定だったが、サボってしまった。素焼きのままで、気の向いた時に絵付けをする段取りですが、教室ではさすがに、サボれないので、轆轤を回すこととなる。昨日は小洒落た壷を3ケ作ったが、重たいので潰して、結局2ケとなった。5年を越えるが、なかなか、うまくならない、落語を聴いている方が楽しいときもある。秋に市の文化祭もあるので、何か作らねばとも思うが・・
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