毎日のクラシック曲(第424回) Schubert
「グレート」の意味は特にないようですが、反復が多くて、優に1時間を超える、声楽の入らない曲としては欧米では、「グレート」と評されているようです。この手法は後のブルックナーに影響を与えた、と解説にありました。いずれにしても、その後の学者の議論に起因するところで、作品の評価に関係のないところでしょう。
この曲は「未完成」と同様以上に古今東西、多くの演奏家の名アルバムが残っています。昨日のベートーヴェン3番と同じでおそらく100枚はくだらないぐらいありそうです。
しかし、手許には4枚しかありませんした、プロの推す数枚をYoutubeで追加した結果は下の表の通りとなりました。面白いことにベートーヴェンと異なり、シューベルトを得意とする、指揮者に特徴があります。カラヤンは手を出さないのか見当たりません、アバドはベルリンフイルとの組み合わせもありません。替わりにヴァント、ジュリーニが出てきます。グラモフォンはヴァント・アーノンクールに絞ったのでしょうか
少し、長い曲ですが3枚ぐらいは是非お試しください。ヴァント、アーノークール、フルトヴェングラーはいかがでしょうか クレンペラー・ウイーンフイルの練習解説付きも面白いです。
今日のお勧め曲
日時(date) | 20-Dec-17 | |
ジャンル(Genre) | ||
音源(sound source) | ||
作曲者(composer) | Schubert | |
分類(Classification) | 交響曲 | |
曲名(Song Title) | Symphony #9 ザ・グレイト | |
演奏者(Performer) | ||
指揮者(conductors) | Günter Wand; | |
楽団(Orchestra) | West German Radio Symphony Orchestra | |
専門家推薦盤(Expert recommendation ) | Wilhelm Furtwängler: Berlin Philharmonic Orchestra | |
Nikolaus Harnoncourt: Royal Concertgebouw Orchestra | ||
Karl Böhm: Berlin Philharmonic Orchestra | ||
Schubert - Symphony No 9 in C major, D 944 (The Great) | ジュリーニ | |
Schubert: Große C-Dur Symphonie D 944, Leonard Bernstein | バーンスタイン | |
Schubert Symphony No 9 C major The Great Claudio Abbado Chamber Orchestra of Europe | アバド | |
Schubert - Symphony No 9 in C major, D 944 - Muti | ムーテイ | |
Schubert - Symphony n°9 "The Great" - Philharmonia / Klemperer | クレンペラー | |
♪シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』 / サー・コリン・デイヴィス指揮シュターツカペレ・ドレスデン 1996年 | Cデイヴィス | |
Schubert: Symphony No.9 D.944 "The Great" / Toscanini Philadelphia Orchestra (1941) | トスカニーニ | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 279 | |
レコ芸名曲名盤500 375 | ||
不滅の名盤1000 | ||
名盤鑑定百科交響曲編 | ||
CD名曲名盤交響曲 | ||
不滅の名曲はこのCDで | ||
コメント | 昨日に続き、有名な交響曲となりましました。ほぼ同じメンバの演奏ですが、優等生のフルトヴェングラー、アバドに加え、シューベルトを得意とする指揮者が登場します。ヴァント、ジュリーニ、アーノクールがそうです。カラヤン盤がなぜか無い。今回手許にないアルバムはマイライブラリに追加した。 |
16日に年賀状を出した後で、元上司の訃報が奥様より入った、文面より11月に亡くなられたようで、つらい、合掌、明日はレクイエムの曲でご冥福を祈ろう。寂しいが毎年、自分の番まで、順番に訃報が、続くのだろう。
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