今日の新自由時間のクラシックはバロック音楽作曲家の「Marin Marais」、「SAINTE-COLOMBE」と「A. Forqueray」を選んでみました。筆者は、これまで、聴いたことのない3人の作曲家ですが、ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器の作品を作った事で後世に知られています。
ヴィオールは現代のチェロと異なり、弦の数も多く、演奏スタイルも「脚ではさんで演奏する」など、かなりユニークな楽器です。 数少ないですが、この楽器を使った演奏者もいます、中でも「Jordi Savall」と「 Wieland Kuijken」が代表するといわれています。日本人では「平尾雅子」が有名ですが、アルバムは見つけられなかった。
レコ芸500では、大バッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタが唯一取り上げられています。ほかにはシューベルトもアルペジヨーネソナタもありますが、こちらの楽器は明らかに異なるようです。 最近では、これら2曲はチェロで演奏される事もおおいようです。
ヴィオールの構造、演奏家については「古楽への招待*」が詳しいので参照下さい。演奏スタイルはソロ演奏、合奏演奏なども有ります。音域も高、中、低を分坦する楽器が作られています。ガット弦で6-7本あるようです。この楽器のための映画が「めぐり逢う朝」が特に有名で、是非、美しい音色をお試しください。
凡そ手許にありそうもないので、全面Youtubeで検索した結果を下の表にまとめました。まだまだ、あるようですが、紙面の関係で、一応集約してみました。長大なアルバムもあり、なかなか手ごわいですが、代表的な曲と演奏家に絞って愉しまれてはいかがでしょうか。ヴィオールの演奏家は珍しいので、アルバムを見つけたら、マイライブラリーに保管するよう、考えています。
*200CD[古楽への招待」立風書房、
今日のお勧め曲
日時(date) |
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29-Nov-18 |
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ジャンル(Genre) |
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音源(sound
source) |
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Youtube |
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作曲者(composer) |
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Marin Marais 他 |
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分類(Classification) |
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器楽曲(Viola
da Gamba) |
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曲名(Song
Title) |
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演奏者(Performer) |
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指揮者(conductors) |
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楽団(Orchestra) |
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ミックスリスト - マラン・マレー (作品概要を知る) |
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専門家推薦盤(Expert recommendation ) |
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Marin Marais Works for Viola da Gamba,Watillon |
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Marin Marais /// Pieces de viole - Livres 1,2,3,4 ,5 |
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Jordi
Savall. Les voix humaines |
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Marin Marais - Le Badinage - Jordi Savall |
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Marin Marais “Alcione” (Jordi Savall • Le Concert des
Nations) |
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Jordi Savall & Xavier Díaz-Latorre: Ortiz,
Marais, Sanz 13 May 2015 Amsterdam |
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Marin Marais: Suite a 2 violes, extrait (Roberto
Gini, Wieland Kuijken, Francesco Baroni, 2009) |
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Marais, d'Anglebert, Forqueray : Music in Versailles,
Gustav Leonhardt & Kuijken |
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Marin Marais - La Rêveuse / Bass Viol Pieces
(Century’s recording : Sophie Watillon) |
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Marin
Marais - Pièces de Violes |
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Marin Marais Trio Pieces for Flute,
Violin and Viola da gamba |
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Marin Marais Works for Viole and
other instruments |
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② |
SAINTE-COLOMBE |
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Monsieur de Sainte Colombe Works for 2 Bass
Viols,Voix Humaines |
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SAINTE-COLOMBE - CONCERTS A 2 VIOLES ESGALES - SAVALL
& KUIJKEN.wmv |
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Sainte Colombe Works for 2 Bass Viols,Les Voix
Humaines |
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③ |
A. Forqueray |
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A. Forqueray - Suite No. 5 in C
minor, from Pièces de viole (1747) |
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A・FORQUERAY SuiteⅤ C-moll
Kuijken&Leonhardt |
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A.Forqueray, M.Marais, S.L.Weiss:
Bagpipes From Hell [L.Pianca-V.Ghielmi] |
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Tous les matins du monde Soundtrack |
お勧め |
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「めぐり逢う朝」 |
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推薦図書(Recommendation book) |
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クラシック音楽鑑賞辞典 NA |
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レコ芸500NA |
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バロック音楽名曲名盤100 |
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200CDヴァイオリン |
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レコ芸 新名曲探訪120 |
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200CD古楽への招待 |
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古楽CD100ガイド 国書刊行会編 |
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コメントウキペデア他より |
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マラン・マレーは、フランスの作曲家、指揮者、バス・ヴィオール奏者。
パリ南の貧民街で見習い靴職人の子供として生まれ、幼少の頃から音楽の才能を認められて1667年にはパリ第一の音楽教育機関だったサン=ジェルマン=ロクセロワ教会の聖歌隊に入り、1672年までフランソワ・シャプロンなどのもとに教育を受ける。 |
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生年月日: 1656年5月31日 |
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生まれ: フランス パリ |
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死亡: 1728年8月15日, フランス パリ |
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John Downlandその他の曲 |
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独奏・二重奏のためのヴィオール曲集(第1巻) |
今回 |
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トリオソナタ集(1692年) |
今回 |
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ヴィオール曲集(第2巻) |
今回 |
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ヴィオール曲集(第3巻) |
今回 |
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|
独奏・三重奏のためのヴィオール曲集(第4巻 |
今回 |
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『音階』と、その他の合奏曲集 |
△ |
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ヴィオール曲集(第5巻) |
今回 |
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SAINTE-COLOMBE
について |
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ムッシュ・ド・サント=コロンブは、フランス・バロック音楽の作曲家・ヴィオール奏者。著名な音楽家として名声を博したにもかかわらず、実名や生没年はおろか、生地や家庭についてはほとんど何も知られていない。従ってその生涯についても不明である。おそらくリヨンかブルゴーニュの小貴族の出自ではないかとも言われている。 |
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A.
Forquerayについて |
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マラン・マレとともにフランス・ヴィオール界のヴィルトゥオーゾの双璧と呼ばれた。優雅で暖かな美音を特色とするマラン・マレが「天使のようなマレ」と呼ばれたのに対して、フォルクレは表現衝動に富んだ鬼気迫る演奏から「悪魔のようなフォルクレ」と呼ばれた。 |
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全容を知るためのヴィオール曲の合奏全曲集です。4時間はかかります。
(抜粋盤をおすすめします、) |
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COLOMBEのヴィオーレ曲「Jordi Savall」と「 Wieland Kuijken」の二重奏曲 |
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映画「めぐり逢う朝」のDVDバックにSavallのヴィオール演奏 |
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