続自由時間のクラシック(269)ピアニストAnna Vinnitskayaを聴く

  今日の続自由時間のクラシックはウクライナ出身の若手ピアニスト「Anna Vinnitskaya」を選んでいくつか聴いてみます。ロシア系に優れたピアニストが多いのは、優れた作曲家が多いからでしょうか、今日の彼女のアルバムも先ず、ロシア系の作曲家の作品が中心でした。

 ラヴェルやシューマンといった作品もありますが、やはり、ロシア系を得意とするようです。まだ、これからの逸材ですので、後20年後にはレパートリーが非常に増えているでしょう。とにかく、ピアノと戦っている雰囲気をもつピアニストで、技量も問題ないとお墨付きを得ている、将来が愉しみな、若い女性ピアニストの一人です。

 1990年前後の生まれの女性ピアニストが集中しているのは、世の中から、政治的な紛争がなくなり、音楽にも趣向が向ける余裕が出てきたからでしょうか、今年のような、コロナの影響が、10数年後に、社会に何らかの影響を与えるのは必然とおもえます。何とか、早く、ワクチンの開発が望まれます。一昨日、久し振りの京都へ撮りに行き、観光客の少なさに驚きました。

 今日のピアニストのアルバムは、手許には1枚もありませんでしたが、Youtubeでは、多くのアルバムが検索できました。出来るだけ、多く集め、整理した結果が下の表のとおりです。

 彼女の個性を知る、演奏アルバムに★印を付けておきますので、是非いくつか、お試しください。女性ピアニスト特集もかなり順調に進み、12月にからの、次のテーマを考え、ボツボツ、準備を始める必要がでてきました。次は、管弦楽曲をもう少し、掘り下げて聴いてみる予定です。

 今日は先ず、普段聴く事の少ない、「Rachmaninow - 3. Klavierkonzert」、「Shostakovich: Piano Concerto No.1」と「Ravel: Klavierkonzert」を聴いてみることにします。

今日のお勧め曲

日時              2020・11・02

ジャンル             鍵盤楽器

音源               Youtube

演奏者            Anna Vinnitskaya

読み              アンナ・ヴィニツカヤ

国名                 ウクライナ

生年                 1990

楽器分類              鍵盤楽器

手許CDアルバム数         無し

Youtube検索結果

1 Elbphilharmonie at Home | Anna Vinnitskaya – Brahms & Schumann★★

2 Anna Vinnitskaya - Shostakovich: Piano Concerto No.1 in C minor - Mariinsky Theatre ★★

3 Sergej Rachmaninow - 3. Klavierkonzert op. 30 in d-Moll | Anna Vinnitskaya | WDR       Sinfonieorchester

4 Rachmaninov | Rhapsody on a Theme of Paganini

5 Anna Vinnitskaya Rachmaninov PC 2★

6 Chopin 24 Préludes Anna Vinnitskaya 비니츠카야 쇼팽 전주곡 전곡★

7 Anna Vinnitskaya | Robert Schumann: Klavierquintett Es-Dur op. 44 | SWR Classic

8 Vinnitskaya | Sanderling | Prokofjew: Klavierkonzert Nr.2 | SWR Symphonieorchester

9 The Queen Elizabeth International Music Competition Of Belgium, Brussels 2007      Results

10 Maurice Ravel: Klavierkonzert G-Dur | NDR★

11 Liszt - Sonata in B Minor - Anna Vinnitskaya - Live - 2008

演奏家・楽器他補足事項 アンナ・バレリエフナ・ヴィニツカヤ(Anna Valeryevna Vinnitskaya、は、ロシア出身のピアニスト、2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門優勝者2007優勝したヴィニツカヤは、世界的な名声を得て、同世代のピアニストたちの中で最も輝くひとりとなった2008年9月にワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターのテラス・シアターで、北アメリカでのデビューを飾った際、『ワシントン・ポスト』紙は、「ヴィニツカヤは鍵盤に向かう雌獅子だ (Vinnitskaya is a true lioness at the keyboard)」と評した。2009年、彼女はハンブルク音楽演劇大学の教授職に招聘され、教職に就いた。ヴィニツカヤは、ヨーロッパ、アジア、アメリカで精力的にコンサートを開き、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団などの有名なオーケストラと共演した。彼女の演奏は、「巧みなフレージング(英語版)と、磨かれた技術、発達した様式感覚において、特に優れたものである」。と評価されている。


「Sergej Rachmaninow - 3. Klavierkonzert op. 30」です。
伝説の「最難関協奏曲」といわれています。


「Shostakovich: Piano Concerto No.1」です。交響曲の作曲家
Shostakovichはピアノが得意で、ショパンコンクール2位の実力者が作った曲です。

「Maurice Ravel: Klavierkonzert」です。
ジャズの手法を取り入れた名曲です。是非いかが



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