続自由時間のクラシック〔583〕名ピアニストのMurray Perahiaを聴く
今日の続自由時間のクラシックはアメリカ出身の名ピアニストの「Murray Perahia」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。既にご紹介しました、ルプーと友達同士のピアニストです。手の怪我で、演奏家生命を失いかけた事が何度かあった、ピアニストです。NHKのクラシック番組でも度々登場し、多くのファンがおられます。
手許のアルバムだけでも充分揃っていますが、指南書に従い、Youtubeでいくつか追加検索し、結局、手許のアルバムもほぼ揃う、検索結果となりました。Youtubeでの検索は先ず、視聴回数で長短の人気アルバムを検索し、得意とする、作曲家毎に細かくトレースしていきます。凡そ、30曲を目途に検索して、整理するようにしています。今日も満足できる結果が得られました。当日、聴きとおすことは不可能で、リストだけあれば、後日、再度、聞き漏らした、アルバムをトライできる様にしています。
いつものとおり「人となり」をウキペデアからピックアップしますと「ゼルキンとは四手のためのピアノ二重奏を演奏し、ゼルキンは後にペライアを一年以上に渡りカーティス音楽院における自分の助手にした。同じ頃、ミエチスラフ・ホルショフスキに師事し薫陶を受けた。1965年に Young Concert Artists International Auditionsに合格し、1972年のリーズ国際ピアノ・コンクールにてアメリカ人初の優勝者となった。ファニー・ウォーターマンの語る逸話によると、ホルショフスキがコンクールの前に電話をかけてきて、ペライアがきっと優勝するよ、と予言したそうである。その後は国際的に演奏活動や録音活動を開始する。」とあります。
又「1990年、ペライアは右の親指を切ってしまい、それが敗血症を引き起こした。この症状のために抗生物質を服用したが、それが彼の健康状態に影響した。1992年に手の骨に異常な炎症を生じたために音楽家としての経歴の危機に陥った。数年間鍵盤から離れた生活を余儀なくされ、複数の手術を受けた。」
「この期間中、ペライアはバッハの音楽を研究することで慰みを得たと語っている。病から回復した後、1990年代の後半に、ゴールドベルク変奏曲、イギリス組曲、パルティータ、チェンバロ協奏曲集など一連のバッハの鍵盤音楽の作品集の録音を発表し、数々の賞を受賞した。復帰後は以前にもまして演奏が楽しくなったと話し、録音にも精力的に取り組んでいる。」ともあります。
有名なグラミー賞も受賞している。今日は膨大なアルバムから、悩みながら「Chopin-Etude no. 3 」、「Bach Partita No 6 E minor BWV 830」、「Franz Schubert - Fantasia for piano, 4 hands」と「Schumann - Faschingsschwank aus Wien, Op 26」の4曲に厳選して聴いてみることにします。省きました、ベートーヴェンとモーツアルトのピアノソナタと協奏曲の名曲はほぼ聴くことが可能です。是非、お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・3・2
演奏家名 Murray Perahia
読み マレイ・ペライア
音源 Youtube
出生地: ニューヨーク州ブロンクス
生年 1947年
死亡: ー
分類 鍵盤楽器奏者
知名度 名ピアニスト
レコ芸500&200CDピアノとピアニスト
・ ショパン バラード集、練習曲、即興曲
・ モーツアルト ピアノ協奏曲20.24番
・ ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集
・ JSバッハイギリス組曲、パルテータ全曲
・ Dスカラッテイ ソナタ集
・ シューマンピアノ協奏曲OP54
・ レコ芸500 2017に19点推薦
人となりウキペデア他より マレイ・ペライアMurray Perahia(1947年4月19日 - )は、アメリカ合衆国のピアニスト、指揮者。大英帝国勲章KBEの受章者。ニューヨークのブロンクス生まれ。ギリシャのテッサロニキに起源を持つセファルディムのユダヤ人で、1935年、父親の代にアメリカ合衆国へ移住した家庭の出身。母語はラディーノ語。熱心なユダヤ教徒でもある。
推薦図書
・ レコ芸500 2017 音楽之友社 (最新版・名曲名盤)
・ 200CDピアノとピアニスト 立風書房
・ 200CD ピアノの秘密 立風書房
・ クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社
・ 名盤鑑定百科 各編 吉井著
・ ピアノの名曲・名盤1053 音楽之友社
・ 私だけのクラシック、宮城谷
手許CD(24) 詳細は下記参照ください。
Youtube検索結果より
視聴回数の多い、短い曲抜粋
・ Murray Perahia plays Beethoven's Moonlight Sonata 3rd Movement [HQ]
・ Chopin-Etude no. 3 in E major, Op. 10 no. 3, "Tristesse" ★★
・ Murray Perahia - Felix Mendelssohn, Fantasy in F#- ("Scottish Sonata") Op.28
・ Bach: French Suite No 4 - Murray Perahia
・ Beethoven: Sonata No. 2 in A major Op. 2 No. 2, - I. Allegro vivace
・ Bach: Brandenburg Concerto No.5 in D (Perahia)
・ Bach: Keyboard Concerto No.2 in E (Perahia)
・ Chopin: Scherzo No.2 - Murray Perahia
・ Domenico Scarlatti - Sonata in B minor K27 (Murray Perahia)
J.S. Bach
・ J.S. Bach 6 English Suites, BWV 806-811 (Perahia)
・ Bach Partita No 6 E minor BWV 830 Murray Perahia Piano ★★
・ Bach French Suites — Murray Perahia (Piano)
Beethoven
・ Murray Perahia - Beethoven - Piano Concerto No 1 - Solti
・ MURRAY PERAHIA - Beethoven Piano Concerto # 2 NEVILLE MARRINER / ASMF
・ Murray Perahia plays Beethoven Piano concerto No 5 Emperor -
best performance ever !
・ Murray Perahia - Beethoven - Piano Sonata No 23 in F minor, Op 57
・ Beethoven Piano Sonata No.29 op.106 "Hammerklavier"
・ Beethoven - Piano Sonata 31 - Perahia - Live
Mozart
・ Murray Perahia: Mozart 25 Piano Concertos ★★★
・ ミックスリスト - Mozart - Piano Sonata K576 ★★★
・ Mozart - Piano Concerto No. 20 in D minor, K. 466 (Murray Perahia)
Chopin
・ Chopin Piano Concerto No. 1 (1990) (Perahia, Mehta, Israel Philharmonic Orchestra)
・ Chopin Etudes op.10 & Op.25 Piano:Murray Perahia
・ Chopin: 4 Ballades Op.23, Op.38, Op.47, Op.52 (Perahia)
その他
・ Franz Schubert - Fantasia for piano, 4 hands in F minor, D. 940 ★★
・ Schubert Piano Sonata No. 20 in A major D. 959(Murray Perahia 1987)
・ Murray Perahia plays, Schumann Piano Concerto in A minor Op.54
・ Murray Perahia - Schumann - Faschingsschwank aus Wien, Op 26 ★★
・ ミックスリスト - Murray Perahia - Schumann -★★★
・ Mendelssohn Piano Concerto No.1 Murray Perahia Academy Of
St. Martin-in-the-Fields Marriner 1975
・ Brahms - 6 Klavierstücke, Op. 118 (Murray Perahia)
・ ミックスリスト - マレイ・ペライア ★★★
・ 追加検索して、お愉しみください。
指揮者追加情報 2005年のはじめ、手の故障が再発し、医者の忠告により、コンサート活動から身を引くこととなった。バービカンセンター*でのコンサートやアメリカの10都市のコンサートツアーをキャンセルした。しかし、2006年にはドイツでのリサイタルで見事復帰を果たし、2007年4月にはバービカンセンターでも演奏した。医者の指示により、2008年のバービカンセンターでのソロリサイタルおよび、アカデミー室内管弦楽団とのアメリカツアーをキャンセルした。2008年の8月には演奏会に復帰し、ハイティンク指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とツアーを行い、また10月と11月にはアジアツアーを行った。(*イギリスにあるヨーロッパ最大の文化複合施設)
「Perahiaの手許リスト」です。意外と揃っていました。 |
「Chopin-Etude no. 3 Tristesse」です。 抜粋ですが、高い視聴回数を得ています。 |
「Bach Partita No 6 E minor BWV 830」です。 こちらはいかがでしょうか |
「Schubert - Fantasia for piano, 4 hands」です。 こちらもお勧めです。もう一人はルプーです。 |
「 Schumann - Faschingsschwank aus Wien」です。 こちらもいかがでしょうか |
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