続自由時間のクラシック〔624〕現代の名VcニストMischa Maiskyを聴く
今日の続自由時間のクラシックは現在、世界で最も人気と実力を備えたVc奏者「 Mischa Maisky 」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。旧ロシアのリガ出身で18カ月投獄(姉がイスラエルに出国が遠因?)されたのち、アメリカに亡命をしたとあります。したがって、現在は米国籍で世界を演奏して巡っておられれます。 今日で、このシリーズも丁度50回目となり、大物に登場願いました。 来日回数も50回もこえておられ、年齢的には筆者と同年代ですが、演奏の素晴らしさには驚きます。まだまだ、素晴らしい、チェロの音色を聴ける演奏家です。このクラスの演奏家はチェロの名曲はほぼ全て、弾きこなし、録音されているかと思います。指南書のレコ芸500(2017)でも、16点も推薦されています。 このブログでは指南書の推すアルバムを中心にYoutubeで追加検索しております。幸いに今日もYoutubeのおかげで数多く、みつかりました。手許にも30枚近くありますが、10数年前に集めたもので、最近に画像付には劣ります、最近のHD画像は驚きで、CDを聴く機会が減りました。今日の「 Mischa Maisky 」の検索結果は下の通りですが、まだまだありそうです。是非、追加検索ください。 特に、アルゲリッチや娘さんとの共演のアルバムはお勧めです。 いつもの様に「人となり」を簡単に記しますと「現在もっとも活躍している世界的チェリストのひとりである。同じリガ生まれのヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルはマイスキーの1年先輩にあたり、クレーメル主宰のロッケンハウス音楽祭には定期的に出演している。」とありました。 「1966年、チャイコフスキー国際コンクール6位入賞。このとき、コンクールの審査員だったムスティスラフ・ロストロポーヴィチに才能を認められ、モスクワの自宅に招かれて指導を受けることになる。」 また、「1969年、姉がイスラエルに亡命したことにより、マイスキーの一家はソビエト当局の監視下に置かれることになり。1970年、マイスキーは逮捕され、ゴーリキー郊外の強制労働収容所で18か月間の生活を強いられる。師のロストロポーヴィチも別荘でアレクサンドル・ソルジェニーツィンをかくまい、ソビエト当局から演奏活動を停止させられている。出所後も兵役を命じられたマイスキーは、ユダヤ人医師に相談、医師