続自由時間のクラシック〔620〕現代の名指揮者Wolfgang Sawallischを聴く
今日の続自由時間のクラシックはドイツ出身の指揮者の「Wolfgang Sawallisch」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。N饗での指揮も長く、日本では良くご存知の指揮者です。ドイツの指揮者ではベルリンフイルで指揮できることが、夢でありますが、帝王カラヤンの推薦で「ウイーン国立歌劇場」の指揮を依頼されたが実力がないと遠慮して、断ったため、逆鱗にふれ、ベルリンフイルに客演でも招かれる事がなかったそうです。歌劇で有名なメトロポリタンオペラ歌劇場でも振ることがなかった。ともあります。
指南書*では窮極の職人芸をもつ、指揮者に分類されて、評価は低いコメントがありました。既に亡くなられて、10年近くたち、段々、忘れ去られる指揮者の一人でしょうか。手許にはシューベルト、シューマン、ドヴォルザークの交響曲など、7点も集めていました。レコ芸500では17点も推されており、充分、巨匠としての評価が高い指揮者です。これまで、一度も聴いた記憶がない、指揮者で、改めて、聴きなおすことにします。
Youtubeで高い評価のアルバムを中心に検索することにしました。結果はいくつか、指南書の推すアルバムは見つかりませんでしたが、下のリストの通りで、驚くほど、検索できました。ドイツ系作曲家のベートーヴェン、シューベルト、シューマンの交響曲集はほぼ揃っている様です。
「人となり」をいつもの様に簡単にピックアップしますと「歌劇場での活躍の一方で、オーケストラの音楽監督としても活躍し、ウィーン交響楽団やハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を歴任した。スイス・ロマンド管弦楽団では創設者エルネスト・アンセルメ亡き後のオーケストラの再構築に尽力した。1971年からはバイエルン国立歌劇場の音楽監督(1982年から1992年は音楽総監督)に就任した。若手の逸材歌手を積極的に登用し、出演者の相対的な若返りに成功した。1988年には、ミュンヘン・オペラ・フェスティバルにおいて、リヒャルト・シュトラウスのすべてのオペラを上演して話題を呼んだ。」とあります、
又「NHK交響楽団において、1967年に名誉指揮者、1994年に桂冠名誉指揮者となった。N響とは定期公演のほか、海外公演や二期会と組んだオペラ上演などでも大いに活躍した。また、N響の節目節目の演奏会には必ず登場し、1970年のベートーヴェン生誕200年チクルスや、1973年のNHKホールこけら落し公演、1986年10月1日の第1000回定期公演と2001年の創立75周年記念公演(ともにメンデルスゾーンのオラトリオ『エリヤ』)などに出演している。」ともありました。日本が大好きな指揮者の一人だったのでしょう。
今日は手許のアルバムからN饗の「R・シュトラウスの交響詩集」を聴きながら、ブログを纏め、膨大なリストから手許にないアルバム、「Bach Concerto for 4 Pianos」、「MOZART: Symphony No. 40」、「Strauss - Symphonia Domestica」、「Weber - Overtures」と「Hindemith - Metamorphosen nach Themen 」の5点に厳選して聴いてみることにします。★★★の名盤以外にピアノ演奏のアルバムもあるはずです、是非追加検索ください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・4・25
演奏家名 Wolfgang Sawallisch
読み ヴォルフガング・サヴァリッシュ
音源 Youtube
出生地: ドイツ、バイエルン州グラッサウ
生年 1923年8月
死亡: 2013年2月
分類 指揮者
知名度 名指揮者 (ピアニスト)
レコ芸500(2017)&200CD指揮者とオーケストラ の推薦アルバム抜粋
・ プロコフイエフ 3つのオレンジへの恋
・ ブラームス ドイツレクイエム
・ ヒンデミット ウエーバの主題による変奏曲
・ メンデルスゾーン 交響曲2番、5番、Vn協奏曲
・ シューベルト歌曲集 (ピアノ伴奏)
・ シューマン交響曲1,2,3,4番
・ Rシュトラウス 交響詩 英雄の生涯、ブルレスケ、オーボエ協奏曲
・ ワーグナー 歌劇 さまよえるオランダ人、タンホイザー、
ニュルンベルグのマイスタージンガー、ローエングリーン、
・ ウエーバー 序曲集
・ レコ芸500(2017)では17点推薦
人となりウキペデア他より ヴォルフガング・サヴァリッシュ[Wolfgang Sawallisch;1923年8月26日~2013年2月22日]は、ドイツ、バイエルン州ミュンヘン生まれ。ドイツ、オーストリア音楽を代表する名指揮者。また、優れたピアニストでもあり、伴奏を務めた録音も有名です。1949年にはピアノ奏者としてヴァイオリニストのゲルハルト・ザイツと共演し、ジュネーヴ国際音楽コンクールの二重奏部門で1位なしの2位となる。以後、指揮者とピアニスト(主にリートの伴奏者)としての活動を並立させる
推薦図書
・ レコ芸500 2017◎
・ クラシック不滅の巨匠100 2008
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ 200CD指揮者とオーケストラ (*)◎
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(7) 詳細下記
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ P.I.Tchaikovsky: Swan Lake (THEME) - Wolfgang Sawallisch
・ P.I.Tchaikovsky: Swan Lake - Waltz - Wolfgang Sawallisch
・ A. Dvorak: Slavonic dances No.7, Skocna, c moll, Sawallisch
・ Berlioz Le carnaval romain (Roman Carnaval), Op.9
Wolfgang Sawallisch / Philadelphia Orchestra
Bach
・ Bach Concerto for 4 Pianos (Konzert für 4 Klaviere) BWV 1065 - Rehearsal ★★
Beethoven
・ Beethoven - Symphony No.1-9 Wolfgang Sawallisch, RCO ★★★
Schubert
・ Schubert - Deutsche Messe, Mass No.1,2,3,4,5,6 D.950 Full
(Century's recording: Wolfgang Sawallisch) ★★★
・ Wolfgang Sawallisch & Staatskapelle Dresden —
The Complete Schubert Symphony Cycle ★★★
・ Schubert: Sinfonia n 6 "Die Kleine" | Wolfgang Sawallisch | Orch Scarlatti (9.12.1965)
・ Schubert: Unfinished Symphony No.8
・ [Sawallisch] Schubert: Great Symphony No.9
Brahms
・ Brahms - Symphonies & Orchestra Works, Wolfgang Sawallisch,
LPO [ ↑✖ Royal Concertgebouw Orchestra] ★★★
・ Johannes Brahms, Symphony Nr. 4, e-minor, Op. 98, Wolfgang Sawallisch
・ Brahms - Piano, Violin, Double Concerto, etc, Wolfgang Sawallisch
・ Brahms: Piano Concerto No. 1, Op. 15 / Radu Lupu; Wolfgang
Sawallisch: NHK (1994.11.4 Tokyo)
・ ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 ー マウリツィオ・ポリーニ
(Maurizio Pollini)1981.5.16 ★★★
Schumann
・ Schumann - Symphonies No.1,2,3,4 + Presentation
(reference recording : Wolfgang Sawallisch) ★★★
・ Schumann: Symphony No.2 Sawallisch & SKD シューマン 交響曲第2番
サヴァリッシュ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
その他
・ Mozart - Piano Concerto No.21,22, Wolfgang Sawallisch, Annie Fischer, PO
・ MOZART: Symphony No. 40 in G minor KV 550 / Sawallisch ·
Royal Concertgebouw Orchestra★★
・ Wolfgang Amadeus Mozart. Cosi Fan Tutte (Wolfgang Sawallisch) 1978
・ Tchaikovsky - Swan Lake, Wolfgang Sawallisch, Philadelphia O
・ Richard Strauss “Die Frau ohne Schatten”
(Cheryl Studer & Wolfgang Sawallisch, 1987) (陰のない女)
・ Strauss - Symphonia Domestica Op. 53
(Philadelphia Orchestra, Wolfgang Sawallisch) 家庭交響曲 ★★
・ R.Strauss Festliches Präludium(祝典前奏曲) Op.61
Wolfgang Sawallisch / Philadelphia Orchestra
・ Britten: War Requiem, Op. 66 - II. Dies Irae, Conductor: Wolfgang Sawallisch
・ Weber - Overtures, Wolfgang Sawallisch, ✖(The Philadelphia O)
→ Philharmonia O ★★
・ Hindemith - Metamorphosen nach Themen von Weber,etc,
Wolfgang Sawallisch, PO ★★
・ Dvorak - Symphony No.7-9,etc, Wolfgang Sawallisch, Phil adelphia O ★★★
Wagner ★★★
・ Wagner - Orchestral Works & Wesendonk Lieder, Wolfgang Sawallisch, Philadelphia O
・ Wagner - Der fliegende Holländer - Bayreuth / Sawallisch 1959
・ Wagner Der Fliegende Holländer Sawallisch
・ WAGNER: Rienzi / Sawallisch · Chor der Bayerischen Staatsoper ·
Bayerisches Staatsorchester
・ R.Wagner "Tannhaüser" [ W.Sawallisch Bayreuth-FO ] (1962)
ミックスリスト
・ Wolfgang Sawallisch(NHK)② ★★★
・ ミックスリスト - ヴォルフガング・サヴァリッシュ ★★★
指揮者追加情報 「サヴァリッシュは生粋のドイツ的指揮者で、ドイツ、オーストリア系クラシック音楽の第一人者として、重厚で堅固な音楽を聴かせてくれました。日本では、N響での指揮(NHK交響楽団桂冠名誉指揮者)などにより、多くのファンに深い感銘を与えてきました。数多く残された録音は、巨匠の足跡を辿る上で、貴重な遺産と言えるでしょう。バイエルンのポストを退任後、リッカルド・ムーティの後任としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任した。フィラデルフィアのポストを退任した後は特定のポストには就かず、フリーの指揮者となった。」とありました。
「Wolfgang Sawallischの手許リスト」です。 シューベルト、シューマン、ドヴォルザークの交響曲はかなり揃っていました。 |
「Bach Concerto for 4 Pianos」です。 ケンプ、クライバー、サヴァリッシュほか珍しいメンバが揃っています。 |
「MOZART: Symphony No. 40」です。 珍しく、このアルバムもありました。 |
「Strauss - Symphonia Domestica Op. 53 」です。 こちらもいかがでしょうか |
「Weber - Overtures」です。 下のアルバムと同じ画面ですが、曲が異なります。 |
「Hindemith - Metamorphosen nach Themen von Weber」です。 初めて聴く様です。 |
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