続自由時間のクラシック〔608〕現代の名ピアニストのPierre-Laurent Aimardを聴く
今日の続自由時間のクラシックはフランス出身のピアニスト「Pierre-Laurent Aimard」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。筆者の大好きなピアニストの一人でハンガリーの「シフ」と肩を並べるぐらい、上手いピアニストと思っていますが、評価はいかがでしょうか。現代音楽のピアノ曲も得意としており、メシアン、リゲテイ等も、弾きこなしている。勿論、フランスの作曲家の作品も得意なジャンルです。まだ、若い、ピアニストですので、今後も愉しみな一人です。
Youtubeで検索するにも少しテクニックが必要ですが、「トピックス」覧に多くのアルバムが投稿されており、無料で聞くことができます。レコ芸500では16点も押されておりますが、手許には9点ほど保有しているだけで、早速、Youtubeで追加検索し、ライブラリーに追加することにします。現代音楽のメシアンやリゲテイのピアノ曲についてはとても詳しい指南書を(*)、参考にしました。 検索結果は下のとおりです。いくつか、指南書の推す、アルバムはみつかりませんでしたが、充分満足できる結果が得られました。
人となりをウキペデア他から、ピックアップしますと「リヨン生まれ。地元の音楽院に通い、後にイヴォンヌ・ロリオに師事する。1973年にパリ音楽院で室内楽演奏により褒賞される。同年、オリヴィエ・メシアン国際コンクール優勝。1977年にブーレーズの招きで、アンサンブル・アンテルコンタンポランの創設メンバーに名を連ねる。ブーレーズのほか、小澤征爾、ズービン・メータ、シャルル・デュトワ、プレヴィン、アンドルー・デイヴィス、デイヴィッド・ロバートソンらの指揮者と共演する。20歳でシカゴ交響楽団と共演し、アメリカデビューを果たした。」とあります。
又、「ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響、ニューヨーク・フィルなどの一流オーケストラや、サイモン・ラトル、ニコラス・アーノンクール、エサ=ペッカ・サロネンら時代をリードする指揮者と共演を重ねている。」ともありました。
今日は数多い中からシューマンの曲を聴きながら、ブログを纏めましたので、殆ど聴くことのない、現代曲もいくつか選んで少しヴォリュームがある選曲となり、「Ligeti - Piano Concerto」、「Beethoven: Piano Sonata No. 29 "Hammerklavier" &15 Variations 」、「Brahms - Violin Sonata No.1」、「Debussy: Préludes Books 1 & 2」と「Messiaen: Catalogue d’oiseaux, I/42」の5点を聴いてみることにします。
Lisztプロジェクトを含め、トピックス内のアルバムはお勧めです。是非お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・4・7
演奏家名 Pierre-Laurent Aimard
読み ピエール=ローラン・エマール
音源 Youtube
出生地: フランス、リヨン
生年 1957年9月
死亡: -
分類 鍵盤楽器奏者
知名度 名ピアニスト
レコ芸500 2017の推薦曲
・ JSバッハ 平均律クラヴィーア曲集1,2巻、、フーガの技法
・ ベートーヴェン ピアノ協奏曲3,4、5番 ピアノソナタ23番
・ ドビュッシー 映像第1&2集、前奏曲第1&2巻
・ リスト ピアノソナタ第2番
・ メシアン トウーランガリラ交響曲
・ モーツアルト ピアノ協奏曲第27番
・ ラヴェル ピアノ協奏曲、左手のための協奏曲、鏡、夜のガスパール
・ シューマン 交響的練習曲Op13,謝肉祭Op9
レコ芸500 2017 16点推薦
人となりウキペデア他より 1957年、フランス・リヨン生まれのピアニスト。イヴォンヌ・ロリオ、マリア・クルチョらに師事。73年、メシアン国際コンクールで優勝し、弱冠19歳でピエール・ブーレーズからアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ピアニストに指名された。現代音楽の旗手でありながら、古典作品を奏でる一流の音楽家でもある。2009年からはイギリスのオールドバラ音楽祭の芸術監督を務める。録音ではドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、2012年8月にアルバム『ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻』を発表。
推薦図書
・ レコ芸500 2017 音楽之友社 (最新版・名曲名盤)◎
・ 200CDピアノとピアニスト 立風書房
・ 200CD ピアノの秘密 立風書房
・ クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社
・ 名盤鑑定百科 各編 吉井著
・ ピアノの名曲・名盤1053 音楽之友社(*)◎
・ 私だけのクラシック、宮城谷
手許CD(9) 詳細は下記参照ください。
Youtube検索結果より
視聴回数の多い、短い曲抜粋
・ György Ligeti: Étude No. 13: L'escalier du diable / The Devil’s Staircase
・ György Ligeti - Piano Concerto, I-II ★★
・ Ravel: Piano Concerto for the left hand / Aimard · Boulez · Berliner Philharmoniker
・ Messiaen: Vingt Regards - X. Regard de l'Esprit de joie
- Pierre-Laurent Aimard (喜び)
・ O. Messiaen: Regards sur l'Enfant-Jésus (no. 15: Le Baiser de l'Enfant-Jésus)
- Aimard (幼子イエスに注ぐ20のまなざし)★★★
・ Debussy - Two Etudes - Pierre-Laurent Aimard
・ Stockhausen: Klavierstück XI ∙ Pierre-Laurent Aimard ★★★
・ Pierre-Laurent Aimard – Bach (Trailer)
Bach ★★★
・ J.S. Bach: The Well-Tempered Clavier: Book I, BWV 846-869 (トピックス内)
・ Bach Aimard die kunst der fuge 1080
・ J.S. Bach: The Art of Fugue, BWV 1080 - later version of the
original print edited by Christoph..
Beethoven ★★★
・ Ludwig van Beethoven: Klavierkonzert Nr. 2, B-Dur, op. 19
・ Beethoven: 5. Klavierkonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Pierre-Laurent Aimard
∙ David Afkham
・ Piano Concerto No. 5 in E-Flat Major, Op. 73 "Emperor": I. Allegro
・ Beethoven: Piano Sonata No. 29 "Hammerklavier" &
15 Variations & Fugue "Eroica" ★★
・ Beethoven: Klaviersonate f-Moll op. 57 (»Appassionata«) ∙ Pierre-Laurent Aimard
・ Beethoven: 15 Variationen Es-Dur op. 35 (»Eroica-Variationen«)
∙ Pierre-Laurent Aimard
Mozart
・ Mozart: Concerto for Two Pianos and Orchestra | Pierre-Laurent Aimard &
Tamara Stefanovich
・ W. A. Mozart - Sonate in D für zwei Klaviere, KV 448 (375a)
・ Pierre-Laurent Aimard Mozart Piano concerto no 18 B flat Mahler Chamber
Orch Daniel Harding ★★★
その他
・ Brahms - Violin Sonata No.1 in G Major Op.78 "Regensonate"
(Lisa Batiashvili, Pierre-Laurent Aimard) ★★
・ Ravel: Piano Concerto - Pierre-Laurent Aimard, NHK
・ Pierre-Laurent Aimard talks about C. Bechstein at the Wigmore Hall
・ Jörg Widmann & Pierre-Laurent Aimard spielen Carl Maria von Weber
| "Lasst uns spielen!"
・ Liszt - Sonata in B Minor - Pierre-Laurent Aimard - Live - 2011
・ Seminar on György Ligeti – Pierre-Laurent Aimard at University of Chicago
・ Pierre-Laurent Aimard plays Bartok Piano Concerto No. 1
・ Pierre-Laurent Aimard - Debussy: Préludes Books 1 & 2 ★★
・ Dvorák : Piano Concerto in G minor Op.33
・ Etudes symphoniques [Symphonic Studies] Op.13
・ Kodály, Janáček, Liszt: Œuvres pour violoncelle et piano
・ Messiaen: Catalogue d’oiseaux, I/42 (鳥のカタログ)★★
・ Stroppa: Upon a Blade of Grass
・ The Art of Pierre-Laurent Aimard ★★★
・ Pierre-Laurent Aimard - Legendary Recordings ★★★
・ ミックスリスト - ピエール=ローラン・エマール
演奏者追加情報 現代音楽の関係者として特に有名で、ブーレーズの『レポン』(Répons)、シュトックハウゼンの『ピアノ小品第14番』(Klavierstück XIV)、リゲティの『練習曲』などを演奏した。ジョージ・ベンジャミンやマルコ・ストロッパら年下の作曲家の作品も取り上げている。近年では、アーノンクール指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の録音で、現代音楽の愛好家以外からも注目を浴びた。近年テルデックでも録音を行い、なかでもメシアンの『トゥーランガリラ交響曲』は絶賛を博している。
公式HP https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/pierre-laurent-aimard/
「Laurent Aimardの手許リスト」です。 ベートーヴェンのピアノ協奏曲は揃っていました。 シューマンを聴きながらブログを纏めました。 |
「 Ligeti - Piano Concerto, I-II」です。そのⅢも聴けます。 初めて聴きます。リゲテイは前衛的な音楽で有名です。 |
「Beethoven: Piano Sonata No. 29他」です。 トピックス内ですが聴くことが可能です。 |
「Brahms - Violin Sonata No.1」です。 こんなアルバムもみつかりました。 Vnは素敵なLisa Batiashviliです。 |
「 Debussy: Préludes Books 1 & 2」です。 こちらもお勧めの名曲です。 |
「Messiaen: Catalogue d’oiseaux, I/42(鳥のカタログ)」です。 トウーランガリラ交響曲はみつかりませんでしたが、 こちらはいかがでしょうか。メシアンは奥さん(ロリオ)のピアノ演奏が秀逸 |
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