続自由時間のクラシック〔621〕現代の名指揮者をFranz Welser-Möstを聴く
今日の続自由時間のクラシックはオーストリアのブルックナーの生地と同じリンツ出身の若手人気指揮者の一人、「Franz Welser-Möst」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。60歳と一番実力の発揮できる年代の指揮者です。大物指揮者として、風格が備わってきたといわれています。
手許とレコ芸500では数枚のアルバムだけですが、Youtubeの検索ではかなりのアルバムがみつかりました。著作権上の制約か、全曲、投稿されている、アルバムは意外と少ないですが、それでも、随分そろいました。次のレコ芸500(2022年?)シリーズでは数多くの登場が期待できます。
男爵との養子縁組やロンドンフイルの解任のいきさつ、オーケストラ経歴なども興味ぶかいです、詳細はウキペデアほかを一読ください。「人となり」をいくつかピックアップしますと「1978年11月19日、シューベルト没後150周年記念日にシューベルトのピアノ五重奏曲『ます』の演奏のため会場に向かう途中、交通事故に遭遇して背骨を3ヶ所も折る重傷を負い、ヴァイオリニスト志望の断念を余儀なくされた。そして志望を指揮者に転向し、ミュンヘン音楽大学でヘルマン・ミヒャエルに指揮法を師事。1979年のカラヤン国際指揮者コンクールでは参加者中最年少ながら、セミ・ファイナリストの一人に選ばれる。」とありました。
又「1998年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演へのデビューを成功のうちに果たし、2002年からはアメリカの名門クリーヴランド管弦楽団の音楽監督を務めている。2010年にはウィーン国立歌劇場の音楽総監督に就任した。総監督であったカラヤン以来約半世紀ぶりの地元オーストリア人指揮者(この間ドイツ圏出身者もいない)の監督職就任であった。国立歌劇場のピットのみならず、ウィーン・フィル演奏会にもたびたび登壇した。2010年、ウィーン国立音楽大学指揮科教授に就任した。2011年と2013年にはウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを指揮した。」ともありました。
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの動画はYoutubeでもいくつか視聴できます。今日は数少ない手許のアルバム「メンデルスゾーンの交響曲」を聴きながら、ブログをまとめ、Youtube検索リストから聴く機会が少ない曲から「Suppé - Leichte Kavallerie」、「Bruckner Symphony No. 5 」、「Orff - Carmina Burana」、「Richard Strauss “Tod und Verklarung”」と「WIENER PHILHARMONIKER」の5点を選んで聴いてみることにします。オペラ作品、ベートーヴェン、モーツアルト等の、交響曲などもいくつかあります。是非、時間の許す限り、お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・4・26
演奏家名 Franz Welser-Möst
読み フランツ・ウェルザー=メスト
音源 Youtube
出生地: オーストリア リンツ
生年 1960年8月
死亡: ー
分類 指揮者
知名度 名指揮者
レコ芸500(2017)&200CD指揮者とオーケストラ の推薦アルバム抜粋
・ レハール 喜歌劇 メリー・ウインドウ
・ Rシュトラウス アルプス交響曲
・ ブルックナー 交響曲第5番
・ JシュトラウスⅡ世 ワルツ&序曲集
・ レコ芸500(2017)では2点推薦
人となりウキペデア他より 1960年8月16日、オーストリアのリンツ生まれの指揮者。生地の音楽学校で学び、ヴァイオリニストを目指すも、事故のため指揮者志望に転向し、ミュンヘン音楽大学で研鑽を積む。1990年、クラウス・テンシュテットの後任としてロンドン・フィルの音楽監督に就任する。1992年にはロンドン・フィルとともに初来日を果たす。
推薦図書 ・ レコ芸500 2017◎
・ クラシック不滅の巨匠100 2008
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ 200CD指揮者とオーケストラ ◎
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(4) 詳細下記
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Cleveland Orchestra Franz Welser-Most Fridays@7 January 14, 2011
・ Mahler, Symphony No.8 (Finale) - Franz Welser Mo?st / Vienna Philharmonic
・ Franz von Suppé - Leichte Kavallerie - Franz Welser-Möst (軽喜兵オペレッタ)★★
・ Johann Strauss Sr. "Radetzky March" performed by Vienna
Philharmonic at new years concert 2011
・ Johann Strauss II - An der schönen, blauen Donau - Walzer, Op. 314
20分以上のアルバム ★★★
・ Bach “St John Passion, BWV 245” Maximilian Schmitt & Franz Welser
Most ? Cleveland Orchestra, 24 Se
・ Beethoven Symphony No 4 Welser-Most Cleveland Orchestra live
・ Beethoven Symphony No 5 in C minor Op 67 ?Fate“ ?Schicksalssinfonie“
Franz Wesler Most
・ Beethoven Symphony No 6 F major Pastoral Franz Wesler Möst London Philharmonic
・ Ludwig van Beethoven: Symphony No. 9 in D minor (Choral), Op. 125
・ Bruckner Symphony No. 5 in B flat major (Nowak ed.) ★★
・ Giuseppe Verdi, Don Carlo (2001)
・ GMD Welser-Most Goldener Mozartring 17.6.2013 1. Teil
・ he Cleveland Orchestra 100th Season Launch -
Severance Hall, March 17, 2017 ★★★
・ Ideas for Tomorrow | Franz Welser-Most, Music Director of The Cleveland Orchestra
・ Johannes Brahms: Ein Deutsches Requiem, op. 45 - Welser-Most;
Keenlyside, Hartelius (Wien, 2009)
・ Korngold "Sinfonie Fis-Dur op 40" Franz Welser-Most
・ LIVE: Leos Janacek - Prihody lisky Bystrousky (The cunning little vixen) Opera
・ Macbeth - complete. Live. Thomas Hampson. Opernhaus Zurich ★★★
・ Mahler 4 III Adagio Ruhevoll Welser-Most London Philharmonic
・ Mozart - Die Zauberflote, parte 1 (Welser-Most) ★★★
・ Mozart: Symphony no. 38 in D major, K. 504 | Franz Welser Most
・ Opera "Die Liebe der Danae"
・ Orff - Carmina Burana (Franz Welser Mӧst) full album ★★
・ Orff: Catulli Carmina / Trionfo Di Afrodite (Franz Welser M?st)
・ Richard Strauss “Tod und Verklarung” (Franz Welser-Most
Wiener Philharmoniker, 2019) (死と変容) ★★
・ Sibelius Lemminkainen Op 22 Franz Welser Most VPO
・ Tchaikovsky 5th Symphony - Gustav Mahler Jugendorcheste
・ WIENER PHILHARMONIKER / FRANZ WELSER-MOST ★★
・ WIR SPIELEN FUR OSTERREICH - Franz Welser-Most (Wiener Musikverein, 2020)
・ ミックスリスト - フランツ・ウェルザー=メスト
・ 人気曲 - フランツ・ウェルザー=メスト ★★★
指揮者追加情報 1986年、ヘスス・ロペス=コボスの代役としてロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してモーツァルトのレクイエムを演奏、大成功を収め、同楽団との関係を深めていく。ウェルザー=メストの音楽監督就任後、リーダー(コンサートマスター)のデイヴィッド・ノーランをはじめロンドン・フィルの主要楽員が一斉に退団し、強固なパートナーシップを築くまでには至らなかった。2度目の来日から間もなくロンドン・フィル音楽監督を辞任し、チューリッヒ歌劇場の音楽監督に就任する。ここでの成果はめざましく、それまでやや地味な存在だった同歌劇場はドイツ圏でも有力なオペラハウスに躍進した。多くの公演映像がDVDで紹介されているほか、2008年には来日公演もしている(『ばらの騎士』などを上演)。
公式HP https://www.universal-music.co.jp/franz-welser-most/biography/
「Welser-Möstの手許リスト」です。 15年前、近くの図書館で借りたアルバムです。 |
「Suppé - Leichte Kavallerie」です。 短いこの曲は初めて聴く様です。 |
「Bruckner Symphony No. 5」です。 古いですが、名盤に推されています。 |
「Orff - Carmina Burana 」です。 珍しい曲です。いかがですか |
「Richard Strauss “Tod und Verklarung”(死と変容)」です。 こちらもいかがでしょうか |
「WIENER PHILHARMONIKER」です。 シュトラウスのワルツが愉しめます。 |
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