続自由時間のクラシック〔612〕現代の名ピアニスト&指揮者のChristoph Eschenbachを聴く
今日の続自由時間のクラシックはピアノを習う、音大生にとって、お世話になる、教則本の見本演奏で知られている「Christoph Eschenbach」のアルバムをいくつか聴いてみます。80歳を過ぎておられるはずですが、最近まで、マスクをして登場し、元気に指揮されている、動画が投稿されていました。最近は、ピアニストというより、指揮者の方がウエイトの高い演奏家でしょうか。
手許の分類ではピアニストとして、登録しており、10点ほど、保有していました。レコ芸500では11点ですが、指揮者より、ピアニストに方がアルバム数が多い様でした。ダニエル・バレンボイム、アシュケナージもピアニストより、指揮者としての登場する事が多い演奏家で、弾き振りもこなされています。
Youtubeの検索結果は下の通りとなりました。ピアニストと指揮者と区別しましたが、膨大なアルバムが投稿されており、驚きました。まだまだ、ありそうです。トピック内に名曲・名盤が愉しめます。
主だった、交響曲(ベートーヴェン、マーラー、ブラームス、ブルックナーなど)、ピアノ協奏曲、室内楽、ピアノソナタ曲、声楽曲の伴奏まで、多岐にわたって、演奏、指揮されています。バレンボイムと同じ、まさに巨匠に値するのではないでしょうか。
人となりをウキペデア他より、ピックアップしますと「音楽的キャリアにおいては当初、優れたピアニストとして国際的に名声を馳せた。日本においても、音大ピアノ科生のアイドル的存在であった。モーツァルトのソナタや、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルとのベートーヴェンの協奏曲の録音などがある。また教則本バイエルを初めとするツェルニー、ソナチネアルバム、ソナタアルバムなどの卓抜な演奏録音でも知られる。」とあります。
又、「ジョージ・セル、カラヤンなどの薫陶を受け、1970年代より指揮者に転進した。客演キャリアの後、北ドイツ放送交響楽団音楽監督として手腕を発揮した。一時期、アメリカでフィラデルフィア管弦楽団、フランスでパリ管弦楽団という欧米トップランクの両オーケストラの音楽監督を兼任した(北ドイツ放送響の最終シーズンは3団体兼任)。また、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ラヴィニア音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバルなどの音楽祭の芸術監督も務めたほか、2007年メトロポリタン歌劇場来日公演でジェームズ・レヴァインの代役としてオペラを振るなど、幅広く活動している。」
「2010年のシーズンよりワシントンD.C.のナショナル交響楽団及びジョン・F・ケネディ・センターの音楽監督を務めた。2019年からベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団首席指揮者。」ともありました。
経歴や客演した、オーケストラなどの詳細はウキペデアやWebを参照ください。驚くほどの実力ある指揮者であることを再認識しました。
膨大なアルバムリストから、紙面の関係で限定するのは心苦しいですが、手許の「ソナチネ」アルバムを聴きながら、今日は「Beethoven Piano Concerto No.5」、「Mendelssohn Various Lieder ohne Worte 」、「Beethoven - Piano Concerto No. 4」、「Schubert: Sinfonie h-Moll」と「Saint-Saëns: 1. Cellokonzert 」の5点を聴いてみることにします。時間が許せば、トピック内のアルバムを是非お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・4・13
演奏家名 Christoph Eschenbach
読み クリストフ・エッシェンバッハ
音源 Youtube
出生地: ポーランド ヴロツワフ
生年 1940年2月
死亡: ー
分類 鍵盤楽器奏者・指揮者
知名度 名ピアニスト
レコ芸500 2017&ピアノとピアニスト、ピアノの秘密
・ クレメンテイ ソナチネ集
・ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1-3番
・ ヒンデミット ウエーバーの主題による交響的変容
・ メンデルスゾーン 無言歌
・ モーツアルト ロンドK511
・ サンサーンス ピアノ協奏曲第5番 エジプト風 (指揮)
・ シューベルト 即興曲集D899,935 歌曲伴奏 美しき水車小屋の娘
・ シューマンチェロ協奏曲 (指揮) 歌曲詩人の恋、リーダークライス 伴奏
レコ芸500 2017 11点推薦
人となりウキペデア他より 1940年、ブレスラウ(現ポーランドのブロツワフ)に生まれ。ピアニスト、指揮者。10歳でスタインウェイ・コンクール第1位受賞。ハンブルク音楽大学でピアノをエリーザ・ハンゼンに、指揮をブリュックナー=リュッゲベルクに師事。1965年ハスキル・コンクールで優勝。1972年指揮者としてデビュー。1998年からハンブルク北ドイツ放送響の首席指揮者としてドイツ音楽の真髄を聴かせている。2000年からパリ管弦楽団音楽監督も兼任。2003年、フィラデルフィア管弦楽団音楽監督に就任。
推薦図書
・ レコ芸500 2017 音楽之友社 (最新版・名曲名盤)◎
・ 200CDピアノとピアニスト 立風書房
・ 200CD ピアノの秘密 立風書房 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社
・ 名盤鑑定百科 各編 吉井著
・ ピアノの名曲・名盤1053 音楽之友社◎
・ 私だけのクラシック、宮城谷
手許CD(10) 詳細は下記参照ください。
Youtube検索結果より
視聴回数の多い、短い曲抜粋
・ At home with Christoph Eschenbach - Schumann Kinderszenen op.15, Träumerei
・ Clementi: Sonatina
・ Kuhlau: Piano Sonatina
・ Mendelssohn: Lieder ohne Worte, Op. 30 - No. 1 Andante espressivo
in E-Flat Major, MWV U103
・ モーリス・ラヴェル:オエの母:5つの女のピアノ曲|クリストフ・エッシェンバッハ|
WDR交響楽団
ピアニストとして
・ Beethoven Piano Concerto No 3 Eschenbach
・ Christoph Eschenbach, Seiji Ozawa Beethoven Pt1-4 "The Emperor"
Piano Concerto No.5 E flat major ★★
・ Piano Sonata No. 32 in C Minor, Op. 111
・ ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲
・ Piano Lessons - Piano Sonatinas by Beethoven, Clementi, Diabelli, Dussek, Kuhlau
他(71点) ★★★
・ クリストフ・エッシェンバッハ トピック ★★★
・ PIANO VIRTUOSOS SERIES Christoph Eschenbach
・ Mozart, Piano Sonatas - Eschenbach (53点)★★★
・ Mozart - Piano Concerto No. 12 in A major,
K. 414 (Orchestre de Paris, Christoph Eschenbach)
・ Beethoven, Piano Concerto No 1 Op 15 , Christoph Eschenbach,Piano
・ Mozart - Piano Concerto No. 23 in A major, K. 488
(Orchestre de Paris, Christoph Eschenbach)
・ Schubert - Piano Sonata No. 20 in A major, D. 959 (Christoph Eschenbach)
・ ライヴ★ヒンデミット:交響曲変ホ調(エッシェンバッハ指揮:S・ドレスデン)★★★
・ Mendelssohn - Christoph Eschenbach (1977) Various Lieder ohne Worte ★★
・ Schubert: 4 Impromptus ★★★
・ Schubert - Piano Sonata No. 21 in B-flat major, D. 960 (Christoph Eschenbach)
・ Piano Quintet in A Major, Op. 114, D. 667 "The Trout": No. 1, Allegro vivace
・ Die Schone Mullerin, D795; Schubert. Dietrich Fischer-Dieskau,
Christoph Eschenbach ★★★
・ Schubert: Rosamunde - Berg: Suite Lyrique, Quatuor Thymos,
Salomé Haller & Christoph Eschenbach
指揮者★★★
・ Gustav Mahler - Symphony No. 1 "Titan" (Orchestre de Paris, Christoph Eschenbach)
・ Christoph Eschenbach | Gustav Mahler: 2. Sinfonie, Auferstehung | SWR Classic
・ Mahler: Symphony no. 5 - Christoph Eschenbach - Sinfónica de Galicia
・ Hélène Grimaud: Beethoven - Piano Concerto No. 4, Op. 58
(Orchestre de Paris, Christoph Eschenbach) ★★
・ Beethoven Piano Concerto n.º 5 Emperor | Lang Lang and Christoph Eschenbach
・ Patricia Kopatchinskaja | Christoph Eschenbach |
Schumann / Kurtág/ Dvořák | SWR Symphonieorchester
・ Schubert: Sinfonie h-Moll (»Unvollendete«) ∙ hr-Sinfonieorchester
∙ Christoph Eschenbach ★★
・ Christoph Eschenbach | Anton Bruckner: Sinfonie Nr. 7 | SWR Symphonieorchester
・ Christoph Eschenbach | Hector Berlioz: Symphonie fantastique
op. 14 | SWR Symphonieorchester
・ Eschenbach | Dvořák: Sinfonie Nr. 9 e-Moll op. 95 | SWR Symphonieorchester
・ Brahms: Symphony No. 3, F major op. 90 | Konzerthausorchester
Berlin, Christoph Eschenbach
・ Eschenbach | Schumann: Sinfonie Nr. 3 (Rheinische) | SWR Symphonieorchester
・ Saint-Saëns: 1. Cellokonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙
Bruno Philippe ∙ Christoph Eschenbach ★★
・ クリストフ・エッシェンバッハ -ミックス ★★★
演奏者追加情報 「ドイツ・シレジア地方の都市ブレスラウ(現ポーランド・ヴロツワフ)に生まれる。母マルガレーテ(旧姓ヤロス)は、出産と引き換えに亡くなった。ブレスラウ大学(現ヴロツワフ大学)の音楽学者だった父ヘルベルト・リングマンは、第二次世界大戦中にナチスの懲罰部隊に入れられ戦闘で命を落とした。孤児となったクリストフは、1946年、母の従姉妹であるヴァリドール・エッシェンバッハ(旧姓ヤロス)に引き取られる。」と苦労された方で、ドイツ系指揮者としては、クルト・マズア、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ニコラウス・アーノンクールらのベテラン世代と、これから約20年下がったフランツ・ウェルザー=メスト、クリスティアン・ティーレマン、準・メルクルらの若手世代の中間、ドイツ人払底が問題視された世代に属するが、孤軍奮闘的に大きなポストを次々に獲得した。
「Christoph Eschenbachの手許アルバム」です。 古いアルバムですが、図書館から、借り、10点ほど集めていました。 短いソナチネ曲を聴きながら、ブログをまとめました。 |
「Beethoven Piano Concerto No.5」です。 指揮は同年輩のSeiji Ozawaした。全曲聴けそうです。 |
「Mendelssohn Various Lieder ohne Worte」です。 無言歌集です。わかい時代のアルバムがありました。 |
「Beethoven - Piano Concerto No. 4」です。 素敵なピアニスト「Hélène Grimaud」はいかがでしょうか |
「Schubert: Sinfonie h-Moll (»Unvollendete«)」です。 交響曲第7番初めて聴くことになります。 |
「Saint-Saëns: 1. Cellokonzert 」です。 マスクをして登場されました。2020年 |
コメント
コメントを投稿