続自由時間のクラシック〔617〕現代の名ピアニストJean-Yves Thibaudetを聴く
今日の続自由時間のクラシックはフランス出身のオシャレなピアニストの「Jean-Yves Thibaudet」をアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。演奏時は赤い靴下を履き、モデルのようなスタイルで、多くの観客を魅了する、ピアニストです。フランス作曲家の曲だけでなく、ブラームス、シューマン、ラフマニノフ、リストの曲もさらりとこなす、実力者です。
手許には5点ほどしかありませんでした。レコ芸500でもラヴェルを中心に5点ほど推されています。Youtubeで検索した結果を記しますが、短いピアノ曲が数多く、みつかりました。練習の動画も多くありましたが、省略して、整理した結果が下のとおりです。もう少し、探せばあるようですが、取り急ぎ、この辺りで検索をあきらめました。仏語のままのアルバムの投稿が多いので、少し時間がかかりました。不足があるようですが、お許しください。追加検索ください。
簡単に「人となり」をピックアップしますと「ヴィルトゥオーソの伝統を汲む超絶技巧のピアニストだが、メカニックな演奏技巧のやみくもな披瀝に終わることなく、作曲者の意図の再現のために、理想の音響を実現するための熟考を重ね、さまざまな奏法の巧みな使い分けや、音色に対する繊細な配慮が演奏から伺われる。」とありました。
また、「ソリストとしてだけでなく、協奏曲や室内楽・歌曲の演奏・録音にも積極的で、ジョシュア・ベル、トゥルルス・モルク、ルネ・フレミング、チェチーリア・バルトリ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ユーリ・バシュメットらと共演してきたほか、世界各地の著名なオーケストラと共演を重ねている。」
「端正な容姿からファッション界からも注目され、演奏会の衣裳はもともとジャンニ・ヴェルサーチを好んで着用していたが、現在はヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインしたコスチュームを提供されている。若い頃から、タキシードのすそを短めにそろえ、赤い靴下を覗かせながら演奏するなど、独特のファッションセンスで知られている。」ともありました。
今日は手許のサテイのアルバムを聴きながら、ブログを書くことにして、短い曲から3点選び、「Satie 3 Gymnopédies 」、「Debussy: Suite bergamasque」、「Rachmaninoff: Rhapsody on a Theme of Paganini」と比較的長い演奏を2点「Saint-Saëns: Piano Concerto No.5」、と「The Chopin Touch」、の計5点を聴いてみることにします。長い曲は勿論、短い曲にも名曲が目白押しです、是非、時間の許す限り、お愉しみください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・4・20
演奏家名 Jean-Yves Thibaudet
読み ティボーデ
音源 Youtube
出生地: フランスリヨン
生年 1961年9月
死亡: -
分類 鍵盤楽器奏者
知名度 名ピアニスト
レコ芸500 2017&ピアノとピアニスト、ピアノの秘密の推薦曲
・ ラヴェル 左手のためのピアノ協奏曲、クープランの墓、水の戯れ、鏡
・ サンサーンス ピアノ協奏曲5番 エジプト風
・ サテイ ピアノ作品集
・ ラフマニノフ パガニニの主題による狂詩曲
人となりウキペデア他より 5歳でピアノを始め、7歳で公開演奏を行い、デビューを果たす。12歳でパリ国立高等音楽院に進んで、アルド・チッコリーニと、ラヴェルの友人リュセット・デカーヴに師事。3年後にパリ音楽院の首席となり、18歳でニューヨーク青年演奏家オーディションの覇者となり、19歳で日本国際音楽コンクールで第2位を受賞して脚光を浴びた。音楽教師としても活動しており、現在はアメリカ合衆国で後進の指導にあたっている。
推薦図書
・ レコ芸500 2017 音楽之友社 (最新版・名曲名盤)◎
・ 200CDピアノとピアニスト 立風書房 ◎
・ 200CD ピアノの秘密 立風書房 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社
・ 名盤鑑定百科 各編 吉井著
・ ピアノの名曲・名盤1053 音楽之友社◎
・ 私だけのクラシック、宮城谷
手許CD(5) 詳細は下記参照ください。
Youtube検索結果より
視聴回数の多い、短い曲抜粋
・ Erik Satie: Ogives (piano: Jean-Yves Thibaudet)
・ Erik Satie: Trois Gnossiennes (piano: Jean-Yves Thibaudet)
・ Erik Satie : Nocturnes (1919) by Jean Yves Thibaudet
・ Soloist Jean-Yves Thibaudet plays "Gymnopédie No. 1" | Sound/Stage
・ Liszt: Ballade No.2, Jean-Yves Thibaudet, piano
・ リスト:愛の夢 第3番
・ Jean-Yves Thibaudet plays Satie 3 Gymnopédies (1888) ★★
・ Ravel: Gaspard de la nuit, M.55 - Ondine
・ Grieg Piano Concerto in A minor, Op.16 - I.Allegro II parte
Jean-Yves Thibaudet Gustavo Dudamel
・ *Rare* Debussy ~ Etude retrouvee ~ Jean-Yves Thibaudet
・ Alborada del gracioso - Jean-Yves Thibaudet (Prinsengrachtconcert 2010)
・ Debussy: Rêverie, L. 68 - Rêverie
・ Debussy: Suite bergamasque, L. 75 - 3. Clair de lune ★★
・ Jean-Yves Thibaudet - Pavane pour une infante defunte
・ Rachmaninoff: Rhapsody on a Theme of Paganini, Op. 43 - Variation 18 ★★
20分以上
・ Ravel: Complete Works for Solo Piano - Jean-Yves Thibaudet ★★★
・ Jean-Yves Thibaudet - Ravel - Piano Concerto in G major ★★★
・ Liszt Piano Concerto No. 2 - JY Thibaudet, Sokhiev ★★★
・ Liszt Piano Concerto No 2 in A, S125 - Jean-Yves Thibaudet,
West Australian SO, Matthias Bamert
・ Sergei Rachmaninoff - Piano Concertos
・ Saint-Saëns Piano Concerto No.2 op.22
・ Saint-Saëns: Piano Concerto No.5 - Thibaudet /
Concertgebouw Orchestra - Live Concert HD ★★
・ Khachaturian Piano Concerto in D-flat major - JY Thibaudet
・ Jean-Yves Thibaudet - Live at BBC Proms (1 August 1997) ★★★
・ ショパン:ピアノ名曲集
・ Jean-Yves Thibaudet - The Chopin Touch (Full video) ★★
・ Jean-Yves Thibaudet - Marianelli: Dawn (From "Pride & Prejudice" Soundtrack)
・ Pride and prejudice soundtrack
・ Jean-Yves Thibaudet Carte Blanche ★★★
・ ミックスリスト - ジャン=イヴ・ティボーデ★★★
演奏者追加情報 ショパンやドビュッシー、ラヴェルといったフランスのピアノ界に伝統的なレパートリーを得意とするだけでなく、19世紀ロマン派の作曲家、たとえばシューマンやリスト、ブラームス、ラフマニノフをも得意としている。ショスタコーヴィチやメシアンなどの近現代のピアノ曲も得意であり、またヴォルフのリートの伴奏者も務めている。近年はサティのピアノ曲全集を録音して話題を呼んだ。また、近代フランス音楽の伝統を汲む一人であるとの意識から、ジャズにも興味を示しており、これまでにデューク・エリントンやジョージ・ガーシュウィン、ビル・エヴァンスの作品をとりあげている。
公式HP https://www.universal-music.co.jp/jean-yves-thibaudet/
「Jean-Yves Thibaudetの手許リスト」です。 ダブッテいるアルバムもあり、5点ほど 集めていました。 |
「 Satie 3 Gymnopédies 」です。 サテイの作品はいくつか投稿されています。 |
「Debussy: Suite bergamasque, L. 75 - 3」です。 お洒落なピアニストです。 |
「Rachmaninoff: Rhapsody on a Theme of Paganini 他」です。 指揮はアシュケナージでした。 |
「Saint-Saëns: Piano Concerto No.5」です。 指南書、お勧めのアルバムです。 |
「The Chopin Touch (Full video)」です。 珍しくショパンのアルバムもありました。 |
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