続自由時間のクラシック〔611〕現代の名指揮者Philippe Jordanを聴く

 今日の 続自由時間のクラシックはスイス出身の若手指揮者の「Philippe Jordan」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。このブログではヴェテラン、若手と順番に指揮者を選んでいますが、今日の「Philippe Jordan」は現在50歳前で、レコ芸500(2017)にも、4点ほどしか推されていません。手許には1枚も保有していませんでした。今後、10数年後には、巨匠として、昨日の「マゼール」と同様に多くのアルバムが聴ける事は保障できます。

 ブログでは若手指揮者は20人程で予定しています。若手の定義は筆者より、後で生まれた方と勝手に定義します。それでも、1980年代生まれの指揮者までに絞ることとし、若手の冒頭のお勧めは「グスターボ・ドゥダメル」」が1981年生まれとなります。今日の「Philippe Jordan」は1974年生まれ、デビューは1996年となり、中堅指揮者でしょうか。

 指南書のレコ芸500(2017)は5年毎に見直され、毎回、大幅に指揮者と演奏家が入れ変ります。次回は2022年のはずで、MOOK版を待つことになります。しかし、音楽評論家の入れ替わりがないと、見直しの期待は薄いと思われます。最近はYoutubeの視聴回数の方が、私論がなく、公平でいいところもあります。

 前置きが長くなりました。Youtubeの検索結果を下のとおり示します。意外に数多くみつかりました。まだまだありそうです。今回は指南書のアルバムも殆ど、揃いませんでした。是非、追加検索ください。

 「人となり」をいくつかピックアップしますと「チューリヒの学校で学び、その後各地の歌劇場で経験を積む。ベルリン州立歌劇場のダニエル・バレンボイムの下でアシスタントや首席客演指揮者を務めたり、アメリカやヨーロッパの歌劇場や音楽祭に客演している。2009年より、ジェラール・モルティエ総裁の下で、空席となっていたパリ国立オペラの音楽監督2014年からウィーン交響楽団首席指揮者」とありました。

 又、「パリのシャトレ座でリヒャルト・ワーグナーのニーベルングの指環の演奏でで指揮者のジェフリー・テイトの助手として働いた。1994/1995年のシーズンに最初のカペルマイスターに任命され、ウルム劇場でジェームズ・アレン・ガレスの助手を務めた。1996年にブリュッセルのモネ劇場でデビュー。以来、ジュネーブのグランテアトル、ウィーン国立歌劇場、パリのシャトレ座、ドレスデンのゼンパーオーパー、エクスアンプロヴァンス国際フェスティバルで指揮を行った。1998年9月から2001年6月まで、ベルリン国立歌劇場でカペルマイスターとダニエル・バレンボイムの助手を務めた。」ともありました。

 将来、有望な指揮者で、今後、益々、多くの名曲を指揮されるはずです、是非注目ください。今日は手許に1枚もなく、指南書の推すアルバムもわずかしか探せない中で、視聴回数を考えて、「Götterdämmerung: Siegfried's Rhine Journey」、「Beethoven - Symphony No 7 」、「Tchaikovsky Symphony No. 6」、「Khatia Buniatishvili - Shostakovich - Piano Concerto No 1」と「Mussorgsky's Pictures at an Exhibition」の5点を選んで聴いてみることにします。ワーグナーのオペラはいくつか有りますが、字幕無しでした。序曲がお勧めです。

今日のお勧め曲

公開日                        2022・4・12

演奏家名                        Philippe Jordan

読み                          フィリップ・ジョルダン

音源                            Youtube

出生地:                         スイス チューリッヒ

生年                             1974年10月

死亡:                             -

分類                               指揮者

知名度                            名指揮者

レコ芸500(2017)の推薦アルバム抜粋

ビゼー 歌劇カルメン

ラヴェル ボレロ、マーメルロア

チャイコフスキー 交響曲5番

レコ芸500 2017では4点推薦

人となりウキペデア他より フィリップ・ジョルダン(Philippe Jordan, 1974年10月18日 - )は、スイスの指揮者。チューリヒの生まれ。父は指揮者のアルミン・ジョルダン。 チューリヒの学校で学び、その後各地の歌劇場で経験を積む。ベルリン州立歌劇場のダニエル・バレンボイムの下でアシスタントや首席客演指揮者を務めたり、アメリカやヨーロッパの歌劇場や音楽祭に客演している。ウィーン国立歌劇場の音楽監督などを歴任。指揮に加えて、シューベルティアーデシュヴァルツェンベルクなどでリサイタルや室内楽のピアニストとしても活躍している。録音では、2019年にはウィーン交響楽団とのベートーヴェンの交響曲の全曲録音がリリースされている。

推薦図書 レコ芸500 2017◎

クラシック不滅の巨匠100 2008 

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ 

手許CD(0)

Youtube検索結果より 

視聴回数の多い短い曲抜粋

Bizet: Carmen - Prelude (Overture)

Tchaikovsky Pathétique, Philippe Jordan, Wiener Symphoniker

Strauss - Künstlerleben (Artist's Life), Op 316 - Jordan(芸術家の生活)

WIR SPIELEN FÜR ÖSTERREICH - Philippe Jordan (Musikverein Wien, 2021)

Wagner - Rienzi, Overture - Jordan  (リエンツイ序曲)

Götterdämmerung: Siegfried's Rhine Journey ★★(ジークフリート牧歌)

Beethoven ★★★

Beethoven: Symphony no. 1 in C major, op. 21 | Philippe Jordan

Beethoven: Symphony no. 3 in E♭ major, op. 55 | Philippe Jordan

   ・ Beethoven: Piano concerto no. 4 in G major, op. 58 | Phillipe Jordan

Beethoven: Symphony no. 5 in C minor, op. 67 | Philippe Jordan

Beethovens 6. mit Philippe Jordan (Erlebnis Bühne, ORF)

Beethoven - Symphony No 7 in A major, Op 92 - Jordan ★★

Beethoven: Symphony no. 9 in D minor, op. 125 | Philippe Jordan

Beethoven: Mass in C major, op. 86 | Philippe Jordan

Mahler 

G. MAHLER Symphony No. 9 - Philippe Jordan, Gustav Mahler Jugendorchester

BBC Proms 2013, Gustav Mahler Jugendorchester, Jordan, Thibaudet 

     / Wagner, Ravel, Shostakovich

Wagner ★★★

Wagner Die Walküre

Oper Richard Wagner - Parsifal - Jonas Kaufmann, Elīna Garanča, 

     Ludovic Tézier... (2021)

Nina Stemme - Wagner - Gotterdammerung - Brunnhildes Schlussgesang 

     (Immolation Scene)

Einführungsmatinee zu »Parsifal«

Die meistersinger von Nürnberg bayreuth 2019 Philippe Jordan

Tannhäuser - R. Wagner - atti 2 e 3 - sub it, de, fr, es

Die meistersinger von Nürnberg bayreuth 2019 Philippe Jordan

その他

BRAHMS SYMPHONIES COMPLETE ( PHILIPPE JORDAN CONDUCTOR ) ★★★

Schubert - Symphony No 8 in B minor, D 759 - Jordan

Tchaikovsky Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, "Pathétique" ★★

Yundi Li / Harding - Tchaikovsky Piano Concerto No.1 (Joshua Bell )

Das Rheingold: Prelude, Interludes & Entry of the Gods into Valhalla

Shostakovich - Symphony No 5 in D minor, Op 47 - Jordan

Khatia Buniatishvili - Shostakovich - Piano Concerto No 1 - Jordan ★★

Mussorgsky's Pictures at an Exhibition - Philippe Jordan and

      the Orchestre de L'Opera National de Paris ★★

ミックスリスト - フィリップ・ジョルダン ★★★

Philippe Jordan (163点) ★★★

指揮者追加情報 2002年から2003年のシーズンには、メトロポリタンオペラとロイヤル・オペラハウス、コベントガーデンでデビュー。2004年夏には、ザルツブルク音楽祭に初出演を果たした。2007年10月、パリ国立オペラ座の音楽監督に任命され、2020年/2021年のシーズンの終わりまで務めた。他にもウィーン交響楽団の首席指揮者、ウィーン国立歌劇場の音楽監督などを歴任。指揮に加えて、シューベルティアーデシュヴァルツェンベルクなどでリサイタルや室内楽のピアニストとしても活躍している。録音では、2019年にはウィーン交響楽団とのベートーヴェンの交響曲の全曲録音がリリースされている。

公式HP http://www.philippe-jordan.com/


「Götterdämmerung: Siegfried's Rhine Journey」です。
ワーグナーのオペラはかなり揃っています。
字幕無しです。オペラ好きの方は是非トライください。


「Beethoven - Symphony No 7 」です。
久し振りにベートーヴェンの7番を聴きます。
2,8番もあるはずですが?ブラームスの交響曲も全曲聴けます。

「Tchaikovsky Symphony No. 6」です。是非いかがですか

「Shostakovich - Piano Concerto No 1」です。
ピアニストは人気の「Khatia Buniatishvili」です。

「Mussorgsky's Pictures at an Exhibition 」です。
全曲聴けそうです。


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