続自由時間のクラシック〔708〕現代の名弦楽四重奏団(SQ)のHagen Quartet を聴く
今日の続自由時間のクラシックは現在も鋭意活躍中のオーストリア出身の有名SQの「Hagen Quartet 」のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。レコ芸500(2017)では10点も推されている、有名なSQでしたので、手許を期待して、HDD内を調べても、1枚(しかも半分)しかなく、何度か探しましたがついにあきらめることにしました。HDDは故障があるので、バックアップを必ずしているのですが、残念です。
全ての指南書の推すアルバムをあわせると16点もあり、充分、巨匠のSQではないでしょうか。いつものとおり、指南書に従い、順次、Youtubeで検索することにしました。 検索した結果、指南書のアルバムはほぼ、そろいそうです。40年近い実績のあり、SQですから、膨大なアルバムが出ており、驚きました。特に、モーツアルト、シューベルトは秀逸した、アルバムが揃っています。このブログも回を重ねると、手許アルバムの不足が多くなり、Youtubeの投稿数と充実ぶりに驚いています。
「人となり」を簡単にピックアップしますと「1980年オーストリアのザルツブルクで結成される。名称はルーカス(vn)、ヴェロニカ(va)、クレメンス(vc)のハーゲン3兄弟が中心となっているため。第2ヴァイオリンはライナー・シュミット。4人はいずれも60年代生まれのザルツブルク・モーツァルテウム音楽院同窓生である。」
「81年にロッケンハウス国際フェスティバルで第1位をとり、その名が知られた。各人それぞれソリストとしても活躍し、自由さと精妙さが一体となった新世代カルテットだ。」とあり、また、「当地では早くからその実力を認められていたが、4人兄弟の若い方がより才能があるということはよく言われていた。事実、ハーゲン弦楽四重奏団としてプロ活動をはじめる時には、長女で第2ヴァイオリンのアンゲリカ・ハーゲンはキャリアを断念した。」ともありました。
又「ハーゲン・クァルテットにとってニコラウス・アーノンクール、ジョルジュ・クルタークと の出会いは、彼らの音楽的な視野を大きく広げ、大きな財産となっている。これまでにマウリッツィオ・ポリーニ、内田光子、ザビーネ・マイヤー、クリスチャン・ツィメルマン、ハインリッヒ・シフ、イェルク・ヴィトマンといった演奏家たちと共演している。」ともありました。
今日は手許のアルバムは聞かずに、検索できた膨大なアルバムからモーツアルトのSQをBGMにしながら、ブログをまとめ、指南書を参考にしながら、「Mozart Clarinet Quintet, 」、「ハイドン:弦楽四重奏曲第67番《ひばり》、第74番《騎士》」、「モーツァルト:セレナーデ 第13番」、「Verdi / Puccini / Muzio: Works For String Quartet」と「ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1・2番、ヴォルフ:Italian Serenade」の計4点を選んで聴いてみることにします。今回は、少しマニュアックな選曲をしております。省いたアルバムは名曲・名盤が殆どです。
是非、時間の許す限り、いくつかお試しください。当初、今日のプログはエマーソンSQで投稿しておりましたが、2度目の登場と気ずき、全面、差し替えさせていただきました。不手際をお詫び申しあげます。
今日のお勧め曲
公開日 2022/8/26
演奏家名 Hagen Quartet
読み ハーゲン弦楽四重奏団
音源 Youtube
国名 オーストリア
結成 1981年
解散 ー
規模・メンバ ウキペデアを参照ください。
分類 室内楽団
知名度 有名室内楽団
レコ芸500&クアルテットの名曲名演奏&クラシック名盤大全室内楽篇推薦曲
・ ヴォルフ イタリア・セレナード
・ シューマン 弦楽四重奏曲2番
・ ハイドン 弦楽四重奏曲 狩、作品20-2 太陽四重奏曲
・ プッチーニ 菊
・ バルトーク 弦楽四重奏曲 全曲◎
・ ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第12番ー16番、大フーガ◎
・ ハイドン 弦楽四重奏曲67番 ひばり◎
・ ヤナーチェク 弦楽四重奏曲1,2番◎
・ モーツアルト デヴェルテイメントK136-138◎
・ モーツアルト 弦楽四重奏曲14-19番ハイドンセット ◎
・ モーツアルト 弦楽四重奏曲21-23番 プロシヤ王1-3番◎
・ シューベルト 弦楽五重奏曲956◎,
・ シューベルト 弦楽四重奏曲14番 死と乙女◎
・ シューマン ピアノ五重奏曲 Op44◎
・ レコ芸500(2017)10点推薦◎
人となりウキペデア他より ハーゲン弦楽四重奏団は、モーツァルテウム管弦楽団の首席ヴィオラ奏者オスカー・ハーゲンを父に持つ4人の兄弟によってオーストリア・ザルツブルクで結成された弦楽四重奏団である。当地では早くからその実力を認められていたが、4人兄弟の若い方がより才能があるということはよく言われていた。
推薦図書
・ レコ芸500(2017)◎
・ カルテットの名曲・名演奏 渡辺和◎
・ モ-ツアルト名盤大全
・ クラシック名盤鑑定百科 室内楽編 吉井亜彦◎
・ 名盤大全 室内楽編◎
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(1) シューベルト 弦楽四重奏曲14番 死と乙女のみ
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Hagen Quartet - Maurice Ravel - String Quartet in F - Assez vif, Très rythmé (2/4)
・ Mozart, Streichquartett A Dur KV 464 Hagen Quartett
・ Hagen Quartet plays Mozart No.14 K.387
・ Mozart Clarinet Quintet, 4º Movimento - Sabine Meyer & Hagen Quartet ★★
・ Hagen Quartet plays Beethoven String Quartet op. 135 I
・ Schubert.- La morte della fanciulla (Hagen Quartet)
20分以上のアルバムより抜粋
・ ハイドン:弦楽四重奏曲第67番《ひばり》、第74番《騎士》、第1番 ★★
・ Popular Hagen Quartet & Haydn Quartets videos
・ ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127 ハーゲン弦楽四重奏団 2004
・ Mozart String Quartets — Hagen Quartet(94)★★★
・ HAGEN QUARTET - Mozart String Quartet # 17 in B flat major (The Hunt)
・ Mozart, Streichquartett A Dur KV 464 Hagen Quartett
・ Mozart, Streichquartett d Moll KV 421 Hagen Quartett
・ THE HAGEN QUARTET ~ Mozart String Quartet in D major , K.499
・ THE HAGEN QUARTET ~ Mozart String Quartet in D minor , K.421
・ モーツァルト:弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458《狩り》ハーゲン弦楽四重奏団 1998
・ モーツァルト:弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K.575《プロシャ王第1番》
ハーゲン弦楽四重奏団 1995
・ モーツァルト:セレナーデ 第13番 ト長調 K.525
《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》ハーゲン弦楽四重奏団 1994 ★★
・ Schubert String Quartet No 13 D 804 A minor Rosamunde Hagen Quartet
・ Schubert String Quintet in C D. 956 Hagen Quartet/Heinrich Schiff
・ シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D810《死と乙女》ハーゲン弦楽四重奏団 1990
・ シューマン:弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 作品41の2 ハーゲン弦楽四重奏団 1995
・ シューマン:弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 作品41の3 ハーゲン弦楽四重奏団 1995
・ Bartók: The String Quartets ★★★
・ Debussy: String Quartet In G Minor, Op. 10 ★★★
・ Verdi / Puccini / Muzio: Works For String Quartet ★★
・ ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1・2番、ヴォルフ:Italian Serenade ★★
ミックスリスト - Hagen Quartet - Maurice Ravel ★★★
演奏家追加情報 第2ヴァイオリンはアンゲリカから、アネッテ・ビク(Annette Bik)、そして現在のライナー・シュミットに交替したが、彼らはみなザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でヘルムート・ツェトマイヤー教授の元で学んでいる。84年にはザルツブルク音楽祭にデビューした。4人は現在モーツァルテウム音楽大学の教授でもある。
「Hagen Quartet の手許リスト」です。 シューベルトの「死と乙女」1枚だけ保有していました。 |
「モーツァルト:セレナーデ 第13番 ト長調 K.525」です。 SQ版では初めて聴きます。 |
「ハイドン:弦楽四重奏曲第67番《ひばり》、第74番《騎士》、第1番 」です。 3曲順次、同時に聴くことができそうです。 |
「Verdi / Puccini / Muzio: Works For String Quartet 」です。 初めて聴く曲がいくつか入っていました。 |
「ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1・2番、ヴォルフ:Italian Serenade」です。 初めて聴く曲もあります。 |
コメント
コメントを投稿