続自由時間のクラシック〔702〕現代の名メゾ・ソプラノ歌手のAgnes Baltsaを聴く
今日の続自由時間のクラシックは珍しい、ギリシャ出身のオペラ歌手の「Agnes Baltsa」のアルバムをいくつか選らんで聴いてみることにします。筆者は初めて聴く、声楽家で、手許には1枚もありませんが、世界的には有名な声楽家で、カラヤンの秘蔵子の一人とされている。特別な声の質で、他の人が真似できないともあります。歌曲集など含めて、膨大なアルバムが売り出されています。レパートリーの詳細はウキペデアを参照ください。
指南書のレコ芸500(2017)でも3点も採り上げられていました。評判はカルメンだそうで、是非、この機会に彼女の声を聴いてみることにします。Youtubeで検索した結果を下に記します。検索できたのはレパートリーのほんの一部ですがさすが、随分揃いました。まだまだ、ありそうです。追加検索ください。
「人となり」をウキペデア他より、いくつかピックアップしますと「6歳でピアノを始めるが、後に声楽に専念。1958年に両親と共にアテネに移る。1965年にアテネ音楽院でヌヌカ・フラガ=スピリオプロスに師事した後、マリア・カラス奨学金を得てミュンヘンに留学しシェーナーに師事。フランクフルトでヘルベルト・チャンパインに師事した後、1968年にフランクフルト歌劇場においてモーツァルト『フィガロの結婚』ケルビーノでデビュー。」
「後にザルツブルク音楽祭でヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。彼女にとってカラヤンはベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』の録音のためのオーディションで出会い、特に影響を受け、彼女を形作った人物である」とありました。
「彼の指揮のもと、ザルツブルク音楽祭やザルツブルク復活祭音楽祭に定期的に出演し、リヒャルト・シュトラウス『サロメ』ヘロディアス、ビゼー『カルメン』タイトルロール、ヴェルディ『ドン・カルロ』(1986年)エボリ公女などで活躍した。」ともありました。
「世界的には『カルメン』におけるタイトルロールという当たり役とホセ・カレーラスとの共演で有名である。カルメン役での自由奔放で濃厚な歌唱と演技は、オリエンタルな容貌を強調したメイクアップとあいまって、繊細なカレーラスのドン・ホセと好対照をなしている。」と有りました。
カラヤン、マリアカラス、ホセ・カレーラスに育てれた声楽家といえます。今日は手許に1枚もないので、検索できた、アルバムを参考に字幕付を優先して選曲し、「Bizet: Carmen - Seguidilla and preceding scene」、「Ich bin ein Sorbas - Portrait ZDF」、「José Carreras & Agnes Baltsa in Concert 」と「R.Strauss: Der Rosenkavalier (ばらの騎士)」の計4点を聴いてみることにします。
視聴回数の多いアルバムや有名なオペラアルバム(★★★)は紙面の関係で省いています。短い曲も含めて是非、いくつかお試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022/8/19
演奏家名 Agnes Baltsa
読み アグネス・バルツア
音源 Youtube
出生地: ギリシャ レフカダ島
出生年: 1944年11月
死亡: -
分類 声楽家
知名度 名声楽家 メゾ・ソプラノ
レコ芸500(2017)&オペラ・アリアの名曲名演奏の推薦曲
・ ドニゼッテイ ファヴォリータ
・ ビゼー カルメン ◎
・ マスカーニ カヴァレア・ルステカーナ◎
・ ワーグナー ヴェーゼンドンクの5つの詩◎
・ レコ芸500(2017) 3点推薦◎
人となりウキペデア他より アグネス・バルツァ(ラテン文字表記:Agnes Baltsa、ギリシア語:Aγνή Mπάλτσα, 1944年11月19日 - レフカダ島)はギリシャ人のメゾソプラノ歌手、女優。当初モーツァルトなどドイツオペラでキャリアを重ね、さらにはロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディのイタリアオペラに数々の得意な役を持っている
推薦図書
・ クラシック不滅の巨匠100 2008
・ レコ芸500 2017 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ CD名曲・名盤 声楽曲 国土
・ オペラ鑑賞事典 多田
・ オペラガイド130選
・ オペラ・アリアの名曲名演奏 河合 ◎
・ オペラの魔力 砂川 ◎
手許CD(0) 手許保有無し
Youtube検索結果より
人気の高い、短い曲から抜粋★★★
・ Carmen - Habanera ★★★
・ Voi che sapete - Agnes Baltsa
・ Agnes Baltsa: To tréno févgi stis októ (The train leaves at eight)
・ Carmen - La Chanson Bohême - Agnes Baltsa ★★★
・ Agnes Baltsa "Nacqui all'afanno" La Cenerentola ★★★
・ Bizet: Carmen - Seguidilla and preceding scene, with English subtitles. ★★
・ Agnes Baltsa, O mio babbino caro, Aids Gala 1995
・ Agnes Baltsa, To treno fevgei stis okto / Aspri mera ke ya mas
・ Agnes Baltsa - Verdi - Macbeth - Nell di della vittoria ★★★
・ Mascagni: Cavalleria Rusticana - Agnes Baltsa, Luis Lima in 1991★★★
20分以上のアルバム曲抜粋
・ Agnes Baltsa - Ich bin ein Sorbas - Portrait ZDF ★★
・ Agnes Baltsa, AIDS Gala Berlin 2007, O mio babbino caro / Cruda sorte ★★★
・ Carmen Domingo, Obraztsova, Kleiber, Zeffirelli, 1978 multi subs
・ José Carreras & Agnes Baltsa in Concert ★★
・ Jose Carreras- Agnes Baltsa , Teatro Colon 1986 el final del concierto
・ Mozart - Cosi Fan Tutte (with Cecilia Bartoli 、Liliana Nikiteanu and Agnes Baltsa) | Act 1/2 ★★★
・ Mozart - Cosi Fan Tutte (with Cecilia Bartoli, , Agnes Baltsa)
| Act 2/2 ★★★
・ (full)Mozart: Le Nozze di Figaro(Karl Böhm, Agnes Baltsa, Janowitz, Popp, Prey, Weikl)
・ Offenbach: Les Contes d'Hoffmann -Act2- Agnes Baltsa, Domingo(barcarolle
/ belle nuit o nuit d'amour)★★★
・ R.Strauss: Der Rosenkavalier Act 2 - Agnes Baltsa, Anna Tomowa Sintow,
Janet Perry, Kurt Moll ★★ (ばらの騎士)
・ わが故郷の歌~バルツァ,ギリシャを歌う
・ (full)Rossini: La Cenerentola - Agnes Baltsa, Francisco Araiza - Vienna 1981★★★
指揮者追加情報 「彼女の最も有名な演奏はジョルジュ・ビゼーの「カルメン」であり、ホセ・カレーラスやニール・シコフなどの著名なテノール歌手と何度も共演している。彼女は1992年にオーストリアの映画デュエットに出演し、オペラ歌手を演じました。」「2017年、スタヴロス・ニアルコス財団文化センターにあるギリシャ国立歌劇場の新施設で、リヒャルト・シュトラウスのエレクトラのクリュタイムネストラを歌った。」とありました。
「Bizet: Carmen - Seguidilla and preceding scene」です。 英語字幕付がありました。 |
「Agnes Baltsa - Ich bin ein Sorbas - Portrait ZDF」です。 ドキュメンタリー映画です。いくつか名曲が聴けます。 |
「 José Carreras & Agnes Baltsa in Concert」です。 カレーラスとのコンサートです。美声が数多く聞けます。 |
「R.Strauss: Der Rosenkavalier( ばらの騎士)」です。 長時間オペラで3分割されており、全編聞けそうです。 |
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