続自由時間のクラシック〔701〕現代の名ソプラノ歌手のJessye Normanを聴く
今日の続自由時間のクラシックはアメリカ出身で長く、欧州各国で活躍し、アメリカに戻り、大ソプラノ歌手の地盤を築いた「Jessye Norman」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。1969年の国際音楽コンクールの覇者となり、しばらく、イギリス、ドイツ、イタリアの歌劇場で出演を重ね、アメリカのリンカーンセンターでデビューしたのは1973年とあります。
残念ながら、最近(2019年9月)、74歳で亡くなったとある。いくつかの手許のHDDの中を探しても、彼女の名前が見つからない、なぜか、手許に1枚もない、幻の声楽家でした。レコ芸500(2017)では5点推され、その他の指南書でも数多くアリア曲を推されており、整理した結果を下に纏めておきました。
今日はじっくり、彼女の美声を聞くために時間をかけて,Youtubeで検索しまた。先ず、視聴回数の多い、短い曲、次に20分以上のアルバム、最後に、字幕付の順に検索しました。世界で最も人気のある歌手だけに、膨大なアルバムを聴くことができます。選曲に難しい、贅沢な日となりそうです。
「人となり「を簡単に記しますと「ジョージア州オーガスタの出身。両親は揃って音楽愛好家で、ピアノを得意とする母親と、地元の教会で聖歌隊員をつとめた父親との間に生まれた。4歳の時から教会で歌っていた。ハイスクールまでを地元オーガスタで過ごした後、」
「奨学金を得てハワード大学に進学し、キャロライン・グラントに師事。同校を卒業後、ミシガン大学に進んで1968年に修士号を取得。翌1969年にミュンヘンARD国際音楽コンクールの覇者となり」とあります。
「ベルリン国立歌劇場にてリヒャルト・ワーグナーの《タンホイザー》のエリザベート役により、オペラ歌手としてデビューを果たし、「歴史的なソプラノ」との高い評価を受けた。その後もドイツやイタリアのさまざまな歌劇場に出演を重ねた。」とあります。
「1973年に帰国し、リンカーン・センターにおいて母国での公式なデビューを果たす。メトロポリタン歌劇場には、1983年に同歌劇場の創立100周年を記念して行われた定期公演のうち、ベルリオーズの《トロイ人》の上演によって初出演を果たした」ともありました。 詳細はウキペデアが詳しいので、是非、一読ください。
今日は手許に1枚も保有していないので、指南書の推すアルバムを読みながら、短い視聴回数の多いアルバムを2点、日本での公演、字幕付アルバムなどから、歌曲を中心に「 "Amazing Grace"」、「 sings Carmen - Seguidilla」、「Jessye Norman (1985.11.14., Tokyo)」、「 Schubert Lieder」、「Mahler: Das Lied von der Erde」と「Liederkreis Op.39 by Schumann」の計6点に厳選して聴いてみる事にします。
圧倒的な視聴回数を誇る声楽家の一人であることに驚きました。省いた名曲★★★が多すぎますので、後日、再度聴いてみる事にします。
今日のお勧め曲
公開日 2022/8/18
演奏家名 Jessye Norman
読み ジェシー・ノーマン
音源 Youtube
出生地: アメリカ ジョージア州オーガスタ
出生年: 1945年9月
死亡: 2019年9月
分類 声楽家
知名度 名声楽家(ソプラノ)
レコ芸500(2017)&オペラ・ありあの名曲名演奏の推薦曲
・ ワーグナー さまよえるオランダ人、、トリスタンとイゾルデ神々のたそがれ
・ ベルリオーズ 歌曲 夏の夜◎
・ シューベルト 歌曲集◎
・ シューマン リーダークライス◎
・ R・シュトラウス 4つの最後の歌◎
・ ワーグナー ヴェーゼンドンクの5つ詩◎
・ レコ芸500(2017) ◎5点推薦
人となりウキペデア他より アメリカ合衆国のソプラノ歌手。オペラ歌手としてもソリストとしても世界的に著名であり、またクラシック音楽界きっての稼ぎ頭のひとりである。ソプラノ・ドラマティコの声質と圧倒的な声量を持ち、アイーダやカッサンドル、アルチェステ、レオノーラなどの厳粛な役柄を得意としている。オペラ界で名声を獲得した数少ない黒人オペラ歌手の1人だった。1970年代に欧州でキャリアを積み、1983年にはニューヨークのメトロポリタン・オペラに初出演した。
推薦図書
・ クラシック不滅の巨匠100 2008
・ レコ芸500 2017 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ CD名曲・名盤 声楽曲 国土
・ オペラ鑑賞事典 多田
・ オペラガイド130選
・ オペラ・アリアの名曲名演奏 河合◎
・ オペラの魔力 砂川 ◎
手許CD(0) 詳細添付資料
Youtube検索結果より
人気の高い、短い曲から抜粋★★★
・ Jessye Norman - Ave Maria (Schubert)
・ Jessye Norman - A Portrait - When I Am Laid In Earth (Purcel
・ Jessye Norman - Ave Maria (Gounod)
・ Jessye Norman - "Amazing Grace" (Sidney Poitier Tribute) |
1995 Kennedy Center Honors ★★
・ Jessye Norman "Ich bin der Welt abhanden gekommen" Ruckert Lieder 5/5
・ Jessye Norman sings Carmen - Seguidilla - Près des ramparts de Séville ★★
・ Jessye Norman Sings Je Te Veux
20分以上の曲から抜粋
・ Jessye Norman (1985.11.14., Tokyo) ★★
・ Jessye Norman - Four Last Songs of Strauss ★★★
(Frühling, September, Beim Schlafengehen, Im Abendrot)
・ Boulevard "Mythos Primadonna" 1993
・ Spirituals in Concert Jessye Norman and Kathleen Battle★★★
・ JESSYE NORMAN GRANADA 1990
・ Christmas Concert at Ely Cathedral with Jessye Noman | Christmastide★★★
・ Jessye Norman. Schubert Lieder ★★
・ Schoenberg Gurre 1988 08 08 Berlin Abbado
・ Jessye Norman - R. Strauss: Vier letzte Lieder★★★
・ Jessye Norman: The Seamless Soprano Who Could Do It All
| Opera Legends Documentary | Perspective
・ Richard Strauss - Vier Letzte Lieder | Four Last Songs |
Jessye Norman, Wolfgang Sawallisch [HD] ★★★
・ Mahler: Das Lied von der Erde - 6. Der Abschied ★★
・ Jessye Norman: Liederkreis Op.39 by Schumann ★★
・ Mascagni- Cavalleria Rusticana (Featuring Jesse Norman)
・ Jessye Norman|Francis Jean Marcel Poulenc “La Voix humaine”
・ ミックスリスト - ジェシー・ノーマン ★★★
・ WAGNER KARAJAN [ISOLDE DEATH] Jessye Norman 1987 (+ General Probe)
日本語字幕付き ★★★
・ Jessye Norman - Dido's Lament
・ Jessye Norman - O Mensch! Gib acht! (Symphony no 3) Mahler with subtitles
・ Jessye Norman - Ein Deutches Requiem: Ihr habt nun Traurigkeit
(Brahms) with subtitles★★★
指揮者追加情報 1972年にはミラノ・スカラ座とコベント・ガーデン王立歌劇場で「アイーダ」でデビュー、エディンバラ音楽祭に初出演。その後もドイツやイタリアのさまざまな歌劇場に出演を重ねた。1973年に帰国し、リンカーン・センターにおいて母国での公式なデビューを果たす。
「 "Amazing Grace" 」です。 この他数多く、高い視聴回数のアルバムがみつかります。 |
「sings Carmen - Seguidilla」です。 指揮は小澤征璽によるアルバムです。練習中アルバム |
「Jessye Norman (1985.11.14., Tokyo)」です。 日本公演のアルバムがみつかりました。日本語字幕付 |
「 Schubert Lieder」です。 名曲をじっくり、いかがですか |
「Mahler: Das Lied von der Erde - 6. Der Abschied」です。 こちらも名曲です。彼女のアルバムもお勧めです。 |
「Liederkreis Op.39 by Schumann」です。 こちらもお勧めの名曲です。 曲の内訳は(もっとみる)でお調べください。 |
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