続自由時間のクラシック〔696〕現代の名クラリネット奏者Leopold Wlachを聴く
今日の続自由時間のクラシックは菅楽器奏者の中からクラリネットの大御所である「Leopold Wlach」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。既に亡くなられて46年も経ちますが、いまだに、この楽器の名演奏者として、指南書レコ芸500(2017)でも4点も推され、、日本のプロ評論家も評価が高い、奏者の一人です。
他の指南書を含めて、推薦アルバムを整理して、下記に示しております。手許はモーツアルトを含めて7点も保有していますが、Youtubeで追加検索して、補填することにし、検索した結果が下のとおりです。
今日は聞き漏らしていた、クラリネットの協奏曲の名曲を追加して、聴くために、「Leopold Wlach」の演奏がみつからない場合は他の演奏家のアルバムも追加しています。 これで、幾人かの知らない作品が愉しむこともでき、他の指南書の推すほぼ、クラリネットの名曲は聴きとおすことができそうです。いずれも、古いアルバムですが、ご容赦ください。しかし、歴史的名演奏です。
「人となり」をいくつかピックアップしますと、「ウィーン生まれ。1917年からウィーン音楽院でフランツ・バルトロミーとヴィクトル・ポラチェク(ともにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者)に師事。1923年に優等で卒業。」
「1928年からウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団管楽器アンサンブルの主宰を務め、1930年からは母校で教鞭もとった。ウィーンにて没。」とありました。
「1930年から母校で教鞭をとり、アルフレート・ボスコフスキー等多くのクラリネット奏者を育成。典型的なヴィーンの奏法で、柔らかな音色、洗練された表現技術、特にピアニッシモの完璧なコントロールは高く評価。モーツアルトの「クラリネット五重奏曲」(’51年アメリカでレコード発売)はヴィーン・モーツアルト協会からメダルを贈呈、日本にも支持者が多い」ともありました。
今日は手許のアルバムから名曲の「Mozart Clarinet Quintet」を聴きながら、ブログを纏め、検索できたアルバムから聴く機会の多くないアルバムを選んで、「Glinka: Trio Pathétique」、「Mendelssohn: Concert Piece No. 2」「Brahms: Clarinet Sonata No. 1」、「Brahms: Clarinet Trio」、と「Rimsky-Korsakov: Quintet」の計5点を選んで聴いてみることにします。
紙面の関係で省いた名曲★★★及び、彼の演奏がみつからなかった、協奏曲の名曲も、是非、合わせて、お愉しみください。
今日のお勧め曲
公開日 2022/8/11
演奏家名 Leopold Wlach
読み レオポルト・ウラッハ
音源 Youtube
出生地: オーストリア・ ウィーン
生年 1902年9月
死亡: 1956年5月
分類 管楽器奏者
知名度 名クラリネット奏者
レコ芸500&200CD 管楽器、管楽器の名曲名演奏の推薦曲
・ グリンカ 悲愴三重奏曲
・ リムスキーコルサコフ ピアノと木管のための五重奏曲
・ ブラームス クラリネット三重奏曲
・ ブラームス クラリネット五重奏曲◎
・ ブラームス クラリネットソナタ◎
・ モーツアルト クラリネット協奏曲k622◎
・ モーツアルト クラリネット五重奏曲k581◎
レコ芸500 2017では4点推薦
人となりウキペデア他より ウィーン生まれ。1917年からウィーン音楽院でフランツ・バルトロミーとヴィクトル・ポラチェク(ともにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者)に師事。1923年に優等で卒業
推薦図書
・ レコ芸500 2017 音楽之友社 (最新版・名曲名盤)◎
・ 200CD 管楽器 立風書房◎(*)
・ 管楽器の名曲・名演奏 伊藤◎
・ クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社
・ 名盤鑑定百科 各編 吉井著
・ 私だけのクラシック、宮城谷
手許CD(7) 詳細は下記参照ください。
Youtube検索結果より
視聴回数の多い、短い曲抜粋
・ Mozart: "Divertimento No. 4" (Wlach, Bartosek, Oehlberger)
・ Glinka: Trio Pathétique, Wlach & Öhlberger & Badura-Skoda (1949)
グリンカ 悲愴三重奏曲 ウラッハ ★★
・ Claude Debussy Rhapsodie
・ Mendelssohn: Concert Piece No. 1, Wlach & Bartosek (1950)
メンデルスゾーン 演奏会用小品第1番 ウラッハ&バルトシェック
・ Mendelssohn: Concert Piece No. 2, Wlach & Bartosek (1950)
メンデルスゾーン 演奏会用小品第2番 ウラッハ&バルトシェック ★★
・ Schumann: Fairy Tales, Wlach & Weiss & Demus (1950) シューマン おとぎ話
ウラッハ&ヴァイス&デムス
・ Mendelssohn Concertpiece for clarinet, basset horn & piano
No.2,Op.114(Wlach,Bartosek,Demus 1950)
・ Mozart: Divertimento No. 2 for Clarinets and Bassoon, K.App.229 -
Leopold Wlach - 1950 LP Restored
20分以上抜粋
・ Leopold Wlach Works Mozart, Schubert, Schumann, Mendelssohn ★★★
・ Mozart: Clarinet Quintet, Wlach & Vienna KonzerthausQ (1951)
モーツァルト クラリネット五重奏曲 ウラッハ ★★★
・ Mozart: Clarinet concerto, Wlach & Rodziński (1954)
モーツァルト クラリネット協奏曲 ウラッハ&ロジンス ★★★
・ Mozart - Artur Rodzinski & Leopold Wlach (1954) Clarinet Concerto in A major, K.622
・ Brahms: Clarinet Quintet, Wlach & Vienna Konzerthaus Quartet (1952)
ブラームス クラリネット五重奏曲 ウラッハ ★★★
・ Brahms: Clarinet Sonata No. 1, Wlach & Demus (1953)
ブラームス クラリネットソナタ第1番 ウラッハ&デムス ★★
・ Brahms: Clarinet Trio, Wlach & Kwarda & Holetschek (1952)
ブラームス クラリネット三重奏曲 ウラッハ&クヴァルダ ★★
・ Leopold Wlach Works Brahms, Glinka, Rimsky-Korsakov
・ Rimsky-Korsakov: Quintet in B-flat major, Wlach (1949)
リムスキー=コルサコフ ピアノと管楽のための五重奏曲 ウラッハ ★★
・ ミックスリスト - レオポルト・ウラッハ ★★★
参 Nielsen: Clarinet Concerto, Goodman & Gould (1966)
ニールセン クラリネット協奏曲 グッドマン ★★★
参 Copland Clarinet Concerto Leister ★★★
参 Weber=Clarinet Concerto #1 ★★★
指揮者・演奏者追加情報 ウィンナホルンのゴッドフリード・フォン・フライベルク、フルートのハンス・レズニチェック、オーボエのハンス・カメシュ、ファゴットのカール・エールベルガーらとともに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の最盛期を支えた。
その他指南書(*)の推すクラリネットの追加名曲
1)ニールセン クラリネット協奏曲
2)ウエーバ クラリネット協奏曲
3)コープランド クラリネット協奏曲
「Leopold Wlachの手許リスト」です。 古いアルバムですがいくつか集めていました。 |
「Glinka: Trio Pathétique」です。 かなり古いアルバムですがいかがでしょうか |
「Mendelssohn: Concert Piece No. 2」です。 初めて聴く曲でした。 |
「Brahms: Clarinet Sonata No. 1」です。 名曲です。こちらもいかがでしょうか |
「Brahms: Clarinet Trio,」です。 この曲は初めて聴く様です。 |
「Rimsky-Korsakov: Quintet 」です。 こちらも、聴いた記憶のない曲でした。 |
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