続自由時間のクラシック〔693〕現代の名指揮者のChristoph Von Dohnányiを聴く
今日の続自由時間のクラシックはドイツ出身で、アメリカの五大オーケストラの一つクリーヴランド饗の音楽監督を長年務めた「Christoph Von Dohnányi」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。 ベルリンフイル、ウイーンフイルの名前は世界的にも有名ですが、アメリカにも五大オーケストラがあり、ここの指揮者になることは、世界的にも有名な指揮者として、評価を受ける様です。
当然、数年おきにに交代しており、歴代の指揮者の中から、大巨匠、巨匠が多く輩出しており、ヨーロッパの名オーケストラの指揮者と兼任する方も多くおられます。このブログに登場した、指揮者も多くの方が、アメリカの5大オーケストラで指揮をされている方です。
今日の「Christoph Von Dohnányi」もその一人で、レコ芸500(2017)でも数多く推され、クリーヴランド饗での指揮アルバムが、比較的、高い評価を得ています。レコ芸では12点、他の指南書を入れると、計16点も押されており、有名指揮者の一人です。
手許は5点とすくないので、早速、Youtubeで検索しました。結果は下の表の通りです。まだまだ、ある様です、ブラームスやシューマンの交響曲全集やオペラ作品も有るはずです。是非、追加検索ください。
「人となり」をいくつかピックアップしますと「第二次世界大戦後、ミュンヘン大学で法律を学ぶが、1948年に音楽の道に転じ、指揮と作曲でリヒャルト・シュトラウス賞を獲得してミュンヘン音楽大学を卒業、祖父の元で作曲を学ぶためフロリダ州立大学に留学する。アメリカではレナード・バーンスタインに師事したと言われる。」 「その後、指揮の勉強に専念し、1952年にゲオルク・ショルティの指名により、フランクフルト歌劇場の助手となる。」とあります。
また「祖父はハンガリーの著名な作曲家エルンスト・フォン・ドホナーニ。父ハンス・フォン・ドホナーニは1902年ウィーンに生まれ、ドイツで法律家となり、反ナチスのレジスタンス活動に身を投じた。ヒトラー暗殺計画に加担したためキリスト教神学者だった叔父ともども1945年4月8日に強制収容所で処刑された。享年43歳。ドイツが無条件降伏したのは6月5日、たった2ヶ月後のことである。」
「2003年イスラエルは彼の功績を讃え、ヤド・ヴァシェム(ホロコースト)記念館の壁にドホナーニの名を刻んだ。」ともありました。戦争の悲劇を経験した、指揮者のひとりです。
今日は手許のアルバムから「Tchaikovsky_ Symphony#6」を聴きながら、ブログを纏め、数多い検索結果から、聴く機会の少ない曲を選んで「BEETHOVEN -- Leonore Overture No. 3」、「Mendelssohn, Overtures Fingals Cave,」、「Mendelssohn - Symphony No.3,4」、「Dohnanyi & Pollini: Brahms 2nd piano concerto」と「Stravinsky- Firebird」の計5点を選んで聴いてみることにします。
今日は彼が活躍したクリーヴランド饗のオーケストラの概要と音楽監督の歴代指揮者を②項に記しております。残りのオーケストラについても適宜、お示しいたします。
今日のお勧め曲
公開日 2022/8/8
演奏家名 Christoph Von Dohnányi
読み クリストフ・フォン・ドホナーニ
音源 Youtube
出生地: ドイツ国・ベルリン
生年 1929年9月
死亡:
分類 指揮者
知名度 名指揮者
レコ芸500(2017)の推薦アルバム
・ ブルックナー 交響曲第6番
・ ベルリオーズ 幻想交響曲
・ ブラームス 交響曲全集
・ シューマン交響曲全集
・ ブラームス 交響曲第2番、ハイドンの主題による変奏曲 ◎
・ ドヴォルザーク 交響曲第7番◎
・ ヤナーチェク タラス・ブーリバ◎
・ メンデルスゾーン交響曲第2番◎
・ R・シュトラウス メタモルフォーゼン 変容、、楽劇 サロメ◎
・ ストラヴィンスキー 火の鳥◎
・ チャイコフスキー 交響曲第4番◎
・ ワーグナー 歌劇 さまよえるオランダ人、、ラインの黄金、ワルキューレ◎
・ ウエーベルン 管弦樂曲集◎
・ レコ芸500(2017)では12点推薦
人となりウキペデア他より 指揮者。1929年ドイツ、ベルリン生まれ。作曲家エルンスト・フォン・ドホナーニの孫。ミュンヘンで法律を学ぶが音楽に転向。指揮者検定試験に合格後、アメリカに渡りバーンスタインと祖父に師事。オペラと演奏会の両方で評価が高く、ドイツ系の現役指揮者として重鎮的存在である。
推薦図書
・ レコ芸500 2017◎
・ クラシック不滅の巨匠100 2008
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ 200CD指揮者とオーケストラ ◎
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(5) 詳細下記
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Richard Strauss: "Don Juan" mit Christoph von Dohnányi |
NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Richard Strauss: "Till Eulenspiegel" mit Christoph von Dohnányi |
NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Dvořák - Symphonie n° 9 "Du Nouveau Monde" - Christoph von Dohnányi (répétition)
・ BEETHOVEN -- Leonore Overture No. 3, Op. 72. Christoph von Dohnányi &
Cleveland Symphony ★★
・ Beethoven Symphony No. 7
・ Mendelssohn, Overtures Fingals Cave, Christoph von Dohnanyi,cond ★★
20分以上の曲抜粋 ★★★
・ Anton Dvorak : Symphony No.7 in D minor, op.70 - Cleveland Orchestra - 1985/05
・ Arnold Schoenberg. Variations for orchestra, op. 31
(Dohnányi/Cleveland/live, 1989)
・ BEETHOVEN -- Symphony No 3 in E-Flat major, Op. 55 -
Christoph von Dohnányi/Cleveland Orchestra.
・ Beethoven Pastoral Christoph von Dohnányi Israel Philharmonic
・ Brahms Symphony No.2 - Christoph von Dohnányi
・ Brahms: Sinfonie Nr. 1 c-Moll mit Christoph von Dohnányi
| NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Brahms: Sinfonie Nr. 4 in e-Moll mit Christoph von Dohnányi
| NDR Elbphilharmonie Orchester
・ BRUCKNER sf 4 dohnanyi,christoph von NDR hamburg
20070715 hamburg Laeiszhalle,musikhalle
・ Christoph von Dohnányi dirigiert das NDR-Sinfonieorchester:
R. Wagner Wesendonck Lieder (2018)
・ Christoph von Dohnányi Mendelssohn - Symphony No.3,4,etc VPO ★★
・ Dohnanyi & Pollini: Brahms 2nd piano concerto, Cleveland Orchestra ★★
・ Mahler, Rückert-Lieder (Van Dam/Dohnányi/Cleveland/live in Salzburg, 1992)
・ Mendelssohn Sinfonie Nr 3 in a-Moll „Schottische Sinfonie“ Christoph von Dohnányi
・ Richard Strauss – Salome (Christoph von Dohnányi, 1994)
・ Schumann Symphony no. 4 op. 120 in D minor (Christoph von Dohnanyi)
・ Schumann: Sinfonie Nr. 1 mit Christoph von Dohnányi (2008)
| NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Schumann: Sinfonie Nr. 2 mit Christoph von Dohnányi
| NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Sibelius, Symphony no. 5: Dohnányi/Cleveland, live in 1999
・ Stravinsky- Firebird (L'Oiseau de feu) (1910) ★★
・ Tschaikowsky, Ives & Ligeti mit Christoph von Dohnányi
| NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Weill, The Seven Deadly Sins (Silja/Dohnányi/Cleveland/live in Salzburg, 1992)
・ ミックスリスト - クリストフ・フォン・ドホナーニ ★★★
指揮者追加情報 「クリストフ・フォン・ドホナーニはウィーン・フィルと英デッカにメンデルスゾーン:交響曲全集、ベルクのオペラ「ヴォツェック」「ルル」など夥しい録音を行ったが、恐らく1995年のブラームス/シェーンベルク編:ピアノ四重奏曲第1番 他のCDが最後、その後両者の関係はプツリと途絶えてしまう」とありました。「1984-2002年にクリーヴランド管弦楽団の音楽監督、97-08年にフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者を務めた。2004年から北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者(上述のNDR Elbphilharmonie Orchester)」とあります。
「Christoph Von Dohnányiの手許リスト」です。 珍しく室内楽もありました。 |
「BEETHOVEN -- Leonore Overture No. 3」です。 今回は古い録音からウイーンフイルとクリーヴランドフイル のアルバムを選んで見ました。 |
「Mendelssohn, Overtures Fingals Cave」です。 余り聴く機会が多くない曲です。いかがでしょうか |
「Mendelssohn - Symphony No.3,4,」です。 こちらも聴く機会が少ない、作品です。 |
「Dohnanyi & Pollini: Brahms 2nd piano concerto」です。 ピアノはポリーニです。 |
「Stravinsky- Firebird」です。 こちらもみつかりました、いかがでしょうか |
② クリーヴランドオーケストラについて
アメリカの5大オーケストラの内、クリーブランド饗について、ウキペデアから、簡単に整理してみました。歴代の名指揮者を数多く、タクトを振っています。
尚、5大オーケストラは下に記す通りの若い、指揮者が伝統を引き継いでいます。
ウキペデアによると「ビッグファイブ」という言葉が使われるようになったのは1950年代ごろからで、これらは音楽性、楽団員の資質や待遇の面などでアメリカのクラシック業界をリードするものとされた。 ビッグファイブに含まれる楽団は、以下の5つである(順番は設立年順)
楽団名前 現在の指揮者名
追記
今日で筆者も後期高齢者の仲間入りをしました。後、何年もつか分りませんが、元気なうちは、残りの人生が、クラシック音楽三昧で過ごせる様、このブログを鋭意、纏めています。最近、同級生、同じ会社の人など、他界する情報が入ると、がっかりし、心細くなります。今後も頑張りますので、宜しく、ブログをご高覧ください。
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