毎日のクラシック曲(第296回) Hindemith &京都唐門について
今日のお勧め曲はヒンデミットの「ウエーバーの主題による交響的変容」を選びました。旋律は聴いたことがあるかと思いますが、名前は知りませんでした。現代曲に分類されます。比較的温和な旋律を持つ、名作です。ヒンデミットの説明では「面白い音楽」ということですが、いかがでしょうか?
20世紀を代表する作曲家の一人ですが、知名度が低く、あまり、取り上げる機会の少ないのも事実ですが、徐々に、広まっていくとも言われています。
「画家 マテス」の方が知られているようですが、今回、レコ芸500はあえて、この曲を推しています。手許に2枚しかありませんでしたので、Youtubeで、数多く探してみました。穏やかないい曲でした。
意外と巨匠の指揮したアルバムが残っていました、短い曲なので、聞き比べも可能です。やはり、若い指揮者の作品が少ないのは、残念です。探したアルバムの一覧を下に記します。是非一度、お試しください。
①今日のお勧め曲
②唐門について(参考:古建築の細部意匠、古建築入門講話他より)
前回の「梵鐘」に続き、唐門について、資料がまとまりましたので、京都散策の一助として、ご参考にしていただければと思います。外界と区別する「門」にも美しさを追求した、お寺が数多くありますので、是非、通りすぎる際に、一度見てやってください。
20世紀を代表する作曲家の一人ですが、知名度が低く、あまり、取り上げる機会の少ないのも事実ですが、徐々に、広まっていくとも言われています。
「画家 マテス」の方が知られているようですが、今回、レコ芸500はあえて、この曲を推しています。手許に2枚しかありませんでしたので、Youtubeで、数多く探してみました。穏やかないい曲でした。
意外と巨匠の指揮したアルバムが残っていました、短い曲なので、聞き比べも可能です。やはり、若い指揮者の作品が少ないのは、残念です。探したアルバムの一覧を下に記します。是非一度、お試しください。
①今日のお勧め曲
日時(date) | 9-May-17 | |
ジャンル(Genre) | Classic | |
音源(sound source) | CD | |
作曲者(composer) | Hindemith | |
分類(Classification) | 管弦楽曲 | |
曲名(Song Title) | Symphonic Metamorphoses On Themes By Carl Maria Von Weber | |
演奏者(Performer) | ||
指揮者(conductors) | Claudio Abbado | |
楽団(Orchestra) | Berlin Philharmonic Orchestra | |
専門家推薦盤(Expert recommendation ) | George Szell: Cleveland Orchestra | |
Hindemith - Symphonic Metamorphosis after Themes by Carl Maria . | ||
Hindemith Symphonic Metamorphosis of Themes by Carl Maria von . | バーンスタイン | |
Hindemith: Symphonic Metamorphosis of Themes by Carl Maria von .. | Conducter: Wolfgang Sawallisch | |
Paul Hindemith: Symphonic Metamorphosis of Themes by Carl Maria ... | Paul Hindemith, conductor | |
Paul Hindemith Symphonic Metamorphosis (1 of 2) - YouTube | 小澤 | |
Paul Hindemith: Symphonic Metamorphosis of Themes by Carl Maria .. | プロムシュテット | |
ヒンデミット- ウェーバーの主題による交響的変容 ブロムシュテット . | ||
Paul Hindemith - Métamorphoses symphoniques sur des thèmes de | Eugene Ormandy ; | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 NA | |
レコ芸名曲名盤500 202 | ||
クラシック名盤大全 管弦楽曲 | ||
コメント | 現代を代表する、作曲家のヒンデミットだが、今回は「画家マテス」でなくこの曲をレコ芸は選んで江いる。聴いたことがあるはずだが、正式名称は知らない。現代曲とはおもえない、ロマンチックな曲でした。手許に無いものと思っていたが、アバド、セル盤があり、足りないものはYoutubeで検索でき、プロの推すアルバムはほほ聞ける。アバド盤は「画家マテス」もあったので、聞いてみることとする。 | |
②唐門について(参考:古建築の細部意匠、古建築入門講話他より)
前回の「梵鐘」に続き、唐門について、資料がまとまりましたので、京都散策の一助として、ご参考にしていただければと思います。外界と区別する「門」にも美しさを追求した、お寺が数多くありますので、是非、通りすぎる際に、一度見てやってください。
唐門の「唐」は洋風という意味で中国の「唐」とは直接関係がなく、屋根が唐風になっているものをさします。京都市内に、数多く唐門があり、中でも有名なのは国宝に指定されています。
次の3つは必見に値します。もう一つ豪華な意匠を持つ、門として勅使門がありますが、これは門の持つ目的のなかで、特に天皇の勅使が通るための門をいい、多くの門跡寺院の入り口に唐門風の豪華な門があります。したがって、唐門は勅使門(一般の人が通れない)が多いことになります。
唐門の形は向唐門(前後に唐破風)と平唐門(両側に唐破風)がありますが、向唐門が多いようです。平唐門は歴史的には室町時代から作られたようで、戦火にあわないで、残っているのは妙心寺玉鳳院の平唐門が有名です。
向唐門は桃山時代から盛んに作られた。説明は向唐門で進めるものとします。唐門は東福寺・智恩院・南禅寺などの巨大な三門や仁王門と違った趣が味わえます。
次の3つは必見に値します。もう一つ豪華な意匠を持つ、門として勅使門がありますが、これは門の持つ目的のなかで、特に天皇の勅使が通るための門をいい、多くの門跡寺院の入り口に唐門風の豪華な門があります。したがって、唐門は勅使門(一般の人が通れない)が多いことになります。
唐門の形は向唐門(前後に唐破風)と平唐門(両側に唐破風)がありますが、向唐門が多いようです。平唐門は歴史的には室町時代から作られたようで、戦火にあわないで、残っているのは妙心寺玉鳳院の平唐門が有名です。
向唐門は桃山時代から盛んに作られた。説明は向唐門で進めるものとします。唐門は東福寺・智恩院・南禅寺などの巨大な三門や仁王門と違った趣が味わえます。
① 醍醐寺三宝院 唐門 桃山時代 国宝
② 西本願寺 唐門 桃山時代 国宝
③ 豊国神社 唐門 桃山時代 国宝
次に、特に形が美しい唐門を挙げると、
④ 大徳寺 唐門・・非公開 桃山時代 国宝
⑤ 二条城 唐門 桃山時代 重文
⑥ 妙心寺玉鳳院 平唐門 室町時代 重文
唐門の形を豊国神社の唐門にて細かく見てみます。(日本のかたち「寺」他より)
代表的な唐門の写真、基本構造はほぼ同じ(一部、HPより)
最後まで、ご覧頂きお疲れ様でした。「京都の門」という本が出ているぐらい面白いテーマです。紙面の関係で不十分で申し訳ありません。次回は、方丈と庭について、地味なお寺をいくつかご案内します。昨日のテボーテのYoutubeは削除されており、本文から削除しました。時々、著作権の関係で、Youtubeから削除されるケースがあります。ご容赦ください。
唐門の構造図 |
③豊国神社の正面 上の構造図と対比ください。 唐破風の構造、下魚・紅梁・蟇股、木鼻の配置 |
唐門の意匠の詳細 欄間・蟇股に立派な彫刻 左甚五郎の彫刻 欄間の一対の鶴の彫刻は特に素敵です。 |
立派な桟唐戸と彫刻 |
代表的な唐門の写真、基本構造はほぼ同じ(一部、HPより)
①醍醐寺三宝院唐門 |
②西本願寺唐門 |
②西本願寺の唐門彫刻生憎の雨でしたが「日暮の門」です 必ず、寺の敷地内側からご覧ください。 |
④大徳寺唐門 非公開 |
⑤二条城唐門 奥が車寄せ、このアングルの写真は撮れないので HPより拝借(工事中だった?) |
⑥妙心寺玉鳳院平唐門 地味だが素敵 通り過ぎないで見てやってください。 |
最後まで、ご覧頂きお疲れ様でした。「京都の門」という本が出ているぐらい面白いテーマです。紙面の関係で不十分で申し訳ありません。次回は、方丈と庭について、地味なお寺をいくつかご案内します。昨日のテボーテのYoutubeは削除されており、本文から削除しました。時々、著作権の関係で、Youtubeから削除されるケースがあります。ご容赦ください。
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