週末のオペラのご案内(第31回)ワーグナーの「ローエングリン」
今週のオペラはワーグナーの「ローエングリン」を選びました。前回までのニーベリングの指環シリーズより3年ほど前に35歳の時の作品です。中世のドイツ伝説やグリム童話を基にして台本も作曲家自身でつくったものです。音楽もいよいよ、冴えた作品といわれています。
特に、エルザと憎悪が絡む場面の音楽は迫力があります。登場人物が多くないが、合唱に多くの人を配置し、うまく、情景を盛り上げています。ドイツと、ハンガリー間の戦争も重要な要素で絡んでいます。
ストーリを簡単にいいますと次のようです。 弟を行方不明にし殺した、疑いを持たれた、公女(エルザ)の権利を復活すべく、神の国から派遣された騎士(ローエングリン)の助けにより、嫌疑が晴れ、騎士と結婚にいたるが、統治権力を奪われた、夫婦(テルムント夫妻)の策略にはまり、騎士との固い約束を破り、タブーである、騎士の素性を聞き出すことにより、騎士が神の国に戻るという、悲しい話。 しかし、替わりに神の国から、弟が戻ってくるという、複雑なお話でした。
テルムントの妻(オルトルート)の魔術と策略が主役二人の幸わせを壊す役割がストーリーを下支えして面白い。ロ-エングリン(テノール)の声量はもっとも重要なオペラでしょうか.今週のオペラも4時間近い長い話しですので、休みながら視聴しました。
オペラデータを下記に記します。英字字幕付のあるYoutubeもありました。是非お試しください。
今週のオペラデータ
特に、エルザと憎悪が絡む場面の音楽は迫力があります。登場人物が多くないが、合唱に多くの人を配置し、うまく、情景を盛り上げています。ドイツと、ハンガリー間の戦争も重要な要素で絡んでいます。
ストーリを簡単にいいますと次のようです。 弟を行方不明にし殺した、疑いを持たれた、公女(エルザ)の権利を復活すべく、神の国から派遣された騎士(ローエングリン)の助けにより、嫌疑が晴れ、騎士と結婚にいたるが、統治権力を奪われた、夫婦(テルムント夫妻)の策略にはまり、騎士との固い約束を破り、タブーである、騎士の素性を聞き出すことにより、騎士が神の国に戻るという、悲しい話。 しかし、替わりに神の国から、弟が戻ってくるという、複雑なお話でした。
テルムントの妻(オルトルート)の魔術と策略が主役二人の幸わせを壊す役割がストーリーを下支えして面白い。ロ-エングリン(テノール)の声量はもっとも重要なオペラでしょうか.今週のオペラも4時間近い長い話しですので、休みながら視聴しました。
オペラデータを下記に記します。英字字幕付のあるYoutubeもありました。是非お試しください。
今週のオペラデータ
①作品共通データ | 第31回 | |
公開日 | 2017・5・26 | |
作曲家名 | ワーグナー | |
国名 | ドイツ | |
作品名 | ローエングリーン | |
幕数 | 3幕 | |
上演時間 | 3時間35分 | |
有名な合唱曲、アリア | ①遥かな国に②一人寂しく悲しみの日を | |
主な登場人物 | ロエングリーン 白鳥の騎士 | テノール |
エルザフォン・ブラバンド公女 | ソプラノ | |
フリードリッヒ・フォン・テルムント 伯爵 | バリトン | |
オルトルート 伯爵の妻 | メゾソプラノ | |
ハイリヒ1世 ドイツ国王 | バス | |
参考文献 | オペラガイド130選104山田治夫編 | |
オペラ鑑賞事典 129 多田鏡子著 | ||
オペラの魔力 118 砂川稔著 | ||
ウキペデアコメント | 『ローエングリン』は、リヒャルト・ワーグナーのオペラ。台本も作曲者によるもので、10世紀前半のアントウェルペンを舞台とする。以降に作曲された楽劇に対し、ロマンティック・オペラと呼ばれる最後の作品である。バイエルン王ルートヴィヒ2世が好んだことで知られる。 ウィキペディア | |
作曲家: リヒャルト・ワーグナー | ||
原作: ニーベルンゲンの歌 | ||
初演: 1850年8月28日 | ||
言語: ドイツ語 | ||
プロの推薦CD&DVD | ショルテイ ウイーンpo | |
カラヤン ベルリンpo | ||
ケンペ ウイーンpo | ||
アバド ベルリンpo | ||
バレンボイム ベルリン国立管 | ||
NO. | ||
作曲家名 | ワーグナー | |
国名 | ドイツ | |
作品名 | ローエングリーン | |
鑑賞辞典推奨頁 | 516 | |
レコ芸500推薦番号 | 493 | |
その他推奨本名 | ||
整理番号 | 31 | |
同演目公開回数 | 初 | |
コンテンツの種類・本 | DVD | |
演奏日・放送日 | ||
指揮者 | ウォルデマール・ネルソン | |
楽団・合唱団 | 合唱:バイロイト祝祭合唱団 | |
演奏場所他 | ||
コンテンツ詳細 ウキペデア他より |
ロエングリーン 白鳥の騎士 | ペーター・ホフマン |
エルザフォン・ブラバンド公女 | カラン・アームストロング | |
フリードリッヒ・フォン・テルムント 伯爵 | レイフ・ロール | |
オルトルート 伯爵の妻 | エリザベス・コネル | |
ハイリヒ1世 ドイツ国王 | ジークフリート・フォーゲル | |
「理想のローエングリン」ペーター・ホフマンには観念的な性格の強い、いわゆるバイロイト的な意味におけるワーグナーらしさでしょうか。光と闇を効果的に采配したフリードリヒの象徴的な演出は明らかに幻想的であり、さらにドイツで活躍するロシア人指揮者、ネルソン[1938-
]の力強く引き締まった演奏が聖なる騎士の物語に凄みを漂わせます。、各場面は同じ曲調で一貫性を保ち、アリアやレチタティーヴォ*といった明確な分類もありません。また、序曲ではなく「前奏曲」を採用しています。つまり序曲としてオペラの本筋から分離させるのではなく、もっと簡略で内容的にもオペラの本筋にそった音楽を、各幕の冒頭に提示したのです。(DVD解説書より引用) *アリアが旋律の美しさを重視した叙情的なものであるのに対し、レチタティーヴォは言葉の抑揚に忠実で叙述的。叙唱ともいう。 公開されているYoutube より |
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ワーグナー 《ローエングリン》 第1幕(全曲) ルドルフ・ケンペ指揮 | ||
Richard Wagner: Lohengrin (Bayreuth Festival 2010) - YouTube | ||
LOHENGRIN de Richard Wagner - Opera completa subtitulada en .. |
聞いてはならないこと を聞きローエングリンとの別れとなる。 |
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