自由時間のクラシック(第40回) Heinrich Biber
今日の自由時間のクラシックはフランツ・ビーバーの「ロザリオのソナタ」を選んでみました。この宗教曲は聖母マリアの生涯に起こった「喜び」「苦しみ」「栄光」の3つの秘蹟の伝承を各5つずつ、 3部、 計15のソナタにし、Vn独奏用のパッカサリア*が加わり、16曲で構成されている。最後のパッカサリアは大バッハにも影響を与えたといわれている。 Vnニストである、ビーバーの高度な技巧を要求するが「祈りの心」を呼び起こす曲として、傑作の一つです。17世紀のドイツを代表する作曲家といわれ、いくつか、作品を残しています。下にいくつかの解説書に記された作品を示しておきます。 現代のVn演奏家の作品にないか調べてみましたが、手許に寺神戸の抜粋集しかなく、Youtubeの世話になりました。手に入らないアルバムも容易に聴ける時代となりました。心洗われる感じをさせる曲です。10万回を超える、視聴回数のアルバムもありました。一度お試ししてはいかがでしょうか。 * スペインやイタリアの古い舞曲で,ゆるやかな3拍子のもの。シャコンヌとともにバロック音楽の一形式 今日のお勧め曲 日時(date) 30-Apr-18 ジャンル(Genre) バロック音楽 音源(sound source) Youtube 作曲者(composer) Heinrich Biber 分類(Classification) 宗教 シュウキョウ 曲 キョク 曲名(Song Title) Rosenkranz Sonaten ( ロザリオのソナタ) 演奏者(Performer) 寺神戸亮(ソナタ集の記載のみ) 指揮者(conductors) 楽団(Orchestra) 専門家推薦盤(Expert recommendation ) H.I.F. Biber Rosenkranz Sonaten, The Mystery Sonatas 1 Musica Antiqua Koln