新自由時間のクラシック(69)Wieniawski
今日の 新自由時間のクラシックは音楽鑑賞事典の分類では国民楽派ではと後期ロマン派に属する作曲家の中から「Wieniawski」の追加曲を選んで聞いてみました。Wieniawskiはポーランド出身の作曲家です。昨日のヴユータンと 同様に、ヴァイオリンを学ぶ人にとって、特殊技巧を盛り込んだ聴き応えのある曲が多いといわれています、多くのヴイルトーソがこの人の曲にてコンサートデビユーを果たす人がいるようです。短い曲も含めて、名だたるVnの名手がこの人の曲にトライしています。
これまでに、お勧めしました、コンサート課題曲のVn協奏曲1,2番は特に有名ですが、もう少し掘り下げて追加してみました。3曲とも短い名曲ですが、スタイリッシュな美しい調べに是非、はまってください。彼の作品はもっとあるようです。大御所のアルバムを選んでいますが、若い人のアルバムもお勧めです。
そろそろ、レコ芸500でも採りあげてよさそうな作品が多くありますが、なぜか、不思議に除外されています。作曲家の品格のせいでしょうか?.今日は是非、じっくり、Vnの表現力の高さをお愉しみください。
なお、音楽鑑賞事典ではこの分類に属する作曲家は36人も居りますが、筆者の独断で、主な作曲家13人に絞りました。主に、1850-1900年ぐらいに活躍した作曲家で、ご存知のブラームス、チャイコフスキーがこの中に入ります。レコ芸500でも採りあげられなった作曲家が数人います。このブログで追加して、採りあげる予定の13人の作曲家リストはその②に示しておきます。
今日のお勧め曲
[伝説曲Op17]は短い曲ですが大御所 オイストラフのアルバムがありました。 |
「スケルツオ・タランチュラ」はメニューインのアルバムでお愉しみください。 |
この「エチュード・カブリズ」は演奏者も知らない人ですが、視聴回数が50万回近いアルバムです。 |
②国民楽派&後期ロマン派に属する主な作曲家
音楽鑑賞事典で分類されている36人の中から、下の表の13人を選んで、レコ芸500シリーズに追加して聴いてみることにします。尚、省略した作曲家については、再度機会を見つけて、採りあげれればと思います。(主にオペラ作曲家が多い)また、ドヴォルザークもこの分類に入りますが、レコ芸500でほぼ網羅されています。
国民楽派と後期ロマン派 | ||||||
No. | 作曲家名 | 生年 | 没年 | レコ芸500 | 音楽鑑賞辞典 | 追加予定 |
1 | Brahrms | 1833 | 1897 | 22 | 39 | ◎ |
2 | Borodin | 1833 | 1887 | 1 | 3 | ◎ |
3 | Wienawski (今回) | 1835 | 1880 | NA | 4 | ◎ |
4 | Saint-Saens | 1835 | 1921 | 5 | 12 | ◎ |
5 | Bruch | 1838 | 1920 | 1 | 3 | ◎ |
6 | Bizet | 1838 | 1875 | 4 | 6 | ◎ |
7 | Mussorgsky | 1839 | 1881 | 2 | 5 | ◎ |
8 | Tchaikovsky | 1840 | 1893 | 15 | 25 | ◎ |
9 | Grieg | 1843 | 1907 | 3 | 7 | ◎ |
10 | Rimsky-Korsakov | 1844 | 1908 | 1 | 5 | ◎ |
11 | Sarasate | 1844 | 1908 | NA | 7 | ◎ |
12 | Chausson | 1855 | 1899 | NA | 2 | ◎ |
13 | Wolf | 1860 | 1903 | 1 | 6 | ◎ |
コメント
コメントを投稿