続自由時間のクラシック(44)P. Pandolfo
今日の続自由時間のクラシックはイタリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の「P. Pandolfo」を選んで聴いてみました。今日の「P. Pandolfo」はヴィオラ・ダ・ガンバの名手サヴァールの薫陶を受けた人で、現代、イタリアを代表する演奏者の一人です。若手ですので、さらに、多くの曲を演奏されるだろうと、期待されています。
バロック音楽を聴くと、必ず、知らない作曲家が登場します、バロック音楽と一括りしますが、言語、声楽、楽器の異なり、100年以上の時間と、各地の曲が縫合されています。いくつかの指南書を基に、代表的な作曲家の作品を選ばざるを得ない、世界のようです。今日の、「C. F. Abel」や「A. Forqueray」、「Marin Marais」は時々、ヴィオラ・ダ・ガンバ曲で登場しますが、背景や、人柄の知識が殆どありませんでした。解説本も非常に解りずらい、難しい、専門的な表現で、作品の特徴、作曲家の人柄など、統一性の欠いた文章で困っていました。最近はウキペデアで簡単に調べられますので、便利な時代となりました。興味のある方は、さらに、深く探求ください。お勧めの指南書は「皆川達夫著の本」でしょうか。少し、長くなりましたが、一読ください。
今日のお勧めはJ・Sバッハの「Viola da gamba and Harpsichord」と「A. Forqueray - Suite」と「 C. F. Abel」の3点でしょうか、「A. Forqueray - Suite」は全集となると、長いので、いくつか選択して、お聴きください。ヴィオラ・ダ・ガンバは映画「めぐり逢う朝」で、一躍、有名となった楽器です、チェロとも異なる、独特の音色を持つ、この楽器の作品をいくつか、お愉しみください。
今日のお勧め曲
日時 | 2019・10・16 | |||
ジャンル | 古楽 | |||
音源 | Youtube | |||
演奏者 | PAOLO PANDOLFO | |||
演奏者カナ | パオロ・パンドルフォ | |||
読み | ||||
国名 | イタリア | |||
生年 | 1964 | |||
楽器分類 | 弦楽器 | |||
楽器記号 | gamba | |||
演奏楽団・合唱団 | ||||
手許アルバム数 | ||||
Youtube検索 | ★ | A. Forqueray - Suite No. 5 in C minor, from Pièces de viole (1747) | ★ | P. Pandolfo - C. F. Abel, The Drexel Manuscript |
★ | J.S. Bach: Sonatas for Viola da gamba and Harpsichord [P.Pandolfo-R.Alessandrini] | ★ | ミックスリスト - Paolo Pandolfo about "Travel notes", Forqueray and his early musical experiences | |
★ | J. S. Bach - Sonatas para Viola da gamba y Clavecín - Pandolfo-Alessandrini | ★ | Marin Marais. Amélie Chemin. Paolo Pandolfo. | |
In Concert: Paolo Pandolfo & Thomas Boysen | CARL F. ABEL - SUITE in D MINOR - PAOLO PANDOLFO | |||
Antoine & Jean-Baptiste Forqueray Suites for Viola da Gamba and B.c. | Antoine & Jean Baptiste Forqueray Suites for Viola da Gamba and B.c. No.3 and No.5 | |||
Paolo Pandolfo. Collection of improvisations. St. Petersburg. | Diálogo de violas, con Paolo Pandolfo y Amélie Chemin | |||
コメント・ウイキペデア他 | パオロ・パンドルフォは、ヴィオラ・ダ・ガンバのイタリアの名演奏家、作曲家、音楽教師です。 彼はダブルベースとギター奏者として研究を始め、ジャズとポピュラー音楽の熟練した演奏者になりました。 1970年代後半には、ローマ音楽院でヴィオラダガンバを学びました。ローマ出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。初めコントラバスを学ぶ。1979年頃から、エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、リナルド・アレッサンドリーニ(ハープシコード)らと、ルネサンス・バロック音楽の演奏の研究を始め、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで、名手ジョルディ・サヴァルに師事する。1982年以降、サヴァルのアンサンブル「エスペリオンXX」の一員として活躍、1990年、独奏者としての活動を開始した。1992年には、5人のヴィオラ・ダ・ガンバのグループ「ラビリント」を結成した。また、1996年にはJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲をヴィオラ・ダ・ガンバで録音し、注目を集めている。 | |||
生年月日: 1964年1月31日 (年齢 55歳) | ||||
生まれ: イタリア | ||||
推薦図書 | レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6★ | |||
レコード芸術 バロックリヴァイヴァル 2005・10★ | ||||
バロック名曲名盤100 皆川 | ||||
200CD古楽への招待 立風書房 ★ | ||||
古楽CD100ガイド 国書刊行会 ★ | ||||
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房 | ||||
200CD協奏曲 立風書房 | ||||
クラシック不滅の名盤1000 音楽史 | ||||
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8 | ||||
名盤鑑定百科 室内楽曲編 吉井 | ||||
演奏家・楽器他補足事項(ウキペデアより) | カール・フリードリヒ・アーベルについて、 フリードリヒ・アーベルは、ドイツ出身の作曲家。ヴィオラ・ダ・ガンバの名手であり、貴重な作品を残した。1748年、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの推薦で、ドレスデンのヨハン・アドルフ・ハッセの宮廷楽団に入ることができ、そこに10年間在籍した。1759年、イギリスに渡り、シャーロット王妃お抱えの室内楽奏者となった。ロンドンで自作の演奏会をし、さまざまな楽器を演奏した。 | |||
アントワーヌ・フォルクレについて アントワーヌ・フォルクレはフランス盛期バロック音楽の作曲家。マラン・マレとともにフランス・ヴィオール界のヴィルトゥオーゾの双璧と呼ばれた。優雅で暖かな美音を特色とするマラン・マレが「天使のようなマレ」と呼ばれたのに対して、フォルクレは表現衝動に富んだ鬼気迫る演奏から「悪魔のようなフォルクレ」と呼ばれた。 |
J.S. Bachの「Viola da gamba and Harpsichord」です、 この人の無伴奏チェロソナタも必聴の演奏だそうです。 |
「A. Forqueray - Suite」は全集として出ていますが、 いくつか、抜粋して、お愉しみください。 |
「 C. F. Abel, The Drexel Manuscript」です、 チェロの曲でもいくつかでていますが、 このヴィオラ・ダ・ガンバで、是非お試しください。 |
コメント
コメントを投稿