続自由時間のクラシック(36)Olivier Baumont
今日の続自由時間のクラシックはフランスのチェンバロ奏者の「Olivier Baumont」を選んでみました。初めて聴く名前ですが、フランスを代表するチェンバロ奏者として有名で、特に、フランスのバロック作曲家の中から、チェンバロ奏者だった人の作品を採り上げて演奏しています。解説欄に3人ほど、あげていますが、F・クープラン以外は初めて知る名前です。 皆川氏の解説書には「Jacques Champion 」も出てきます。
フランス語では、チェンバロをクラヴサンといいます。今回のフランスの作曲家はいずれも、クラヴサンの名手で、時代はルイ14世の頃ですから、日本では鎖国を始めた頃でしょうか。この時代にチェンバロの曲を作る作曲家がおり、古い資料をみて、現代の演奏家が、再現するという。バロック音楽の、奥深さを感じさせます。
クラヴサンは鍵盤を押すと爪のついた部品が上下して弦をはじく「撥弦楽器(はつげんがっき)」に分類される、鍵盤楽器ですが、各国で少しずつ、形状・音色が異なるようです。当時は家具として、装飾が施され、貴族や王侯のみが所有できる、市民とはかけ離れた楽器のようでした。古い楽器は個人で所有したり、博物館で保有されており、一般的にはレプリカで演奏されることもあるようです。いまのピアノの普及と較べると、大きな違いがあるようです。古楽の世界では、各国に、今日の「Olivier Baumont」ような、有名な、チェンバロ奏者が存在するようで、今日で代表的な演奏家として、7人目の紹介となります。
今日のアルバムは、長時間の及ぶアルバムもありますが、解説書に推す、作品に★印をつけておきました、ご参考に、いくつか穏やかなチェンバロの音色をお試しください。
今日のお勧め曲
日時 | 2019・10・01 | |||
ジャンル | 古楽 | |||
音源 | Youtube | |||
演奏者 | Olivier Baumont | |||
演奏者カナ | オリヴィエ・ボーモン | |||
読み | ハ行 | |||
国名 | フランス | |||
生年 | 1960 | |||
楽器分類 | 鍵盤楽器 | |||
楽器記号 | Cemb | |||
演奏楽団・合唱団 | ||||
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Youtube検索 | ★ |
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★ | ミックスリスト - オリヴィエ・ボーモン |
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コメント・ウイキペデア他 | オリヴィエ・ボーモンはフランスのチェンバロ奏者。 ユゲット・ドレフュス、ケネス・ギルバートらに教えを受ける。 主な録音にダンドリューのクラヴサン作品集、ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品全集、フランソワ・クープランのクラヴサン作品全集など。オリヴィエ・バウモントはパリ国立高等音楽院 (CNSMDP)で学び、そこでチェンバロと室内楽の最優秀賞を受賞し、その後、彼はユゲット・ドレフュスとケネス・ギルバートに師事しました。 彼はケルンのグスタフ・レオンハルトの パフォーマンスクラスに参加しました | |||
生年月日: 1960年8月15日 (年齢 59歳) | ||||
生まれ: フランス | ||||
推薦図書 | レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6★ |
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レコード芸術 バロックリヴァイヴァル 2005・10★ | ||||
バロック名曲名盤100 皆川 ★ | ||||
200CD古楽への招待 立風書房 ★ | ||||
古楽CD100ガイド 国書刊行会 | ||||
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房 | ||||
200CD協奏曲 立風書房 | ||||
クラシック不滅の名盤1000 音楽史 | ||||
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8 | ||||
作曲家・楽器他補足事項(ウキペデアより) | ①、フランソワ・クープランは、バロック時代のフランスの作曲家。多くの音楽家を輩出したクープラン家の中でも特に有名な人物であり、大クープラン として知られる。 クープランの作品の中で主要な位置を占めるのは4巻のクラヴサン曲集であり、約220曲の小品が27のオルドル と称する組曲を構成している。②、ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエールは、フランス・バロック音楽初期の作曲家、クラヴサン奏者。単にジャック・シャンピオンあるいはシャンボニエールの名でも知られる。③、ルイ=クロード・ダカンはフランスの作曲家。オルガンやクラヴサンの練達の演奏家としても有名であった。 | |||
「Bach Lute Suite BWV 996」です、手始めにこの曲はいかがでしょうか。 JSバッハもお勧めアルバムがあります。 |
「Francois Couperin I Book of Harpsichord Works」 一部ですが、全曲4巻演奏しています。 |
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