続自由時間のクラシック(380)その他弦楽器の名曲(8)ハープの名曲 Gabriel Pierné他を聴く
今日の続自由時間のクラシックはハープの協奏曲をいくつか選んで聴いてみます。ハープの名曲(迷曲?)をお勧めして、20曲目に入りました。今日の作曲家をご存知の方は非常に少ない気がします。さすがに、名前の知らない作曲家が続くと、選択を誤ったかとの焦燥感にとらわれます。
ハープという楽器の名曲を尋ねてみて、思うのは、今日の作曲家と同じ、余程、好事家ぐらいしか興味を持たないジャンルの楽器でしょうか。確かに、音域はピアノに匹敵するが、大きなホールの後ろまで、届くほどの、ヴォリュームはなさそうです。ブログを書きながら、いくつか聴きながしていますが、BGM感覚で聴く曲では、最高の楽器ではないでしょうか。人を惹きつけてやまない、優しさと穏やかさを備えた楽器です。
譜面をみると、相当、高度な技術力をようする、楽器で有るのですが、演奏される、機会が極端に少ないのは事実で、VnやVcとは愕然と知名度の差があります。この楽器の演奏を職業とされた方には、頭が下がります。音域から、ピアノ曲や管弦楽曲の広い音域を持つ楽器ですので、編曲をすれば、もっと、ハープの良さを知られるのではと思い、いくつか、Youtubeで検索してみると、かなりのアルバムが出ています。中には10時間を超えるアルバムもあるようです。
この楽器は専用の曲もいいですが、編曲曲の方が、演奏スタイルが向いているようです。4月19日もいくつかお勧めしましたが、作曲家作品に追加して、参考曲として、入れておきます。前置きが長くなりました。今日の作曲家の「人となり」は下に簡単に記しておりますので、詳細はウキペデアを参照ください。
今日の一推しは「ピエルネ - ハープと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック Op.39」でしょうか。次は「タイユフェール - コンチェルティーノ」でいかがでしょうか。偶然、選んだのがフランス人ですが、この2つは名曲で、ぜひ、優雅な旋律をを堪能ください。この2曲を聴きながら、ブログをまとめましたが、すぐに曲の方が終わったようです。次は「ヴィラ=ロボス - ハープ協奏曲」ですが、こちらは30分近い大作です。曲のコメントをグーグルで翻訳機能を使い翻訳してみると「ヴィラロボスが、かなり大きくて響き渡るオーケストラとハープのような小さな楽器との間の対話を作成する方法をどのように見つけたかを聞いて驚くべきことです」とあります。
最近は、アルバムを聴いた方のコメントが記載されていますので、グーグルの翻訳機能を活用すれば、曲の解説やコメントが一読できる仕組みになっています。ちなみに「Germaine Tailleferre: Concertino pour harpe et piano」のコメントを見ると機械直訳では「エンチャント! この女性のことをもっと聞いてみませんか? 彼女は「ル・シックス(6人組 筆者追記)」の一人だったと思います。ここでの彼女の音楽は、サティとラヴェルのミックスのようなものです。派生物ではありません。私はそれが好きです。」となります。
今日はこんな感じで①「ピエルネ - ハープと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック」を「Isabelle Moretti」で②「グリエール - ハープ協奏曲 変ホ長調 Op.74」を「Osian Ellis」で、そして③「タイユフェール - コンチェルティーノ」を「Gabriella Bosio」で聴いてみました。結局、ブログを書き終える頃には、全曲、5曲を一通り聴き終えたようです。是非、機械翻訳を上手く、お試しのうえ、曲をお愉しみください。
今日のお勧め曲
日時(date) 2021/4/21
ジャンル(Genre) クラシック
音源(sound source) Youtube
作曲者(composer) Gabriel Pierné他
分類(Classification) ハープ協奏曲
曲名(Song Title) ① ピエルネ - ハープと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック Op.39
演奏者(Performer) ・ Gabriel Pierné: Concert for harp & orchestra by Isabelle Moretti ★★
指揮者(conductors)
楽団(Orchestra)
Youtube検索結果より
・ Gabriel Pierne Concertstuck for Harp and Orchestra op.39 ★★
・ Gabriel Pierné: Concertstück for harp and orchestra Op. 39
・ Gabriel Pierné : Concertstück for harp and orchestra Op. 39 (1901)
・ Gabriel Pierné Concertstück: Emily Granger, harp
② グリエール - ハープ協奏曲 変ホ長調 Op.74
・ Reinhold Glière - Harp Concerto, Op. 74 ★★
・ Reinhold Glière - Harp Concerto Op. 74 (1938) ★★
・ Reinhold Glière : Concerto in E-flat major for harp and orchestra Op. 74 (1938)
・ R.Gliere. Concerto for Harp and Orchestra in E flat major
・ Reinhold Glière - Harp Concerto, Op. 74
③ ピツェッティ - ハープ協奏曲 変ホ長調
・ Pizzetti: Concerto per arpa e orchestra ★★
・ Ildebrando Pizzetti: Concerto per arpa e orchestra (1958, 1960) ★★
・ Ildebrando Pizzetti: Harp Concerto in E flat major
・ Pizzetti conducts Pizzetti: Concerto dell'estate
④ ヴィラ=ロボス - ハープ協奏曲
・ Heitor Villa-Lobos: Concerto per arpa e orchestra (1953)
・ Heitor Villa-Lobos (1887-1959) : Harp Concerto (1953)
・ Villa-Lobos: Harp Concerto
・ Heitor Villa-Lobos : Concerto in A minor for harp and orchestra W515 (1953)
・ Harp Concerto • Villa-Lobos • Simón Bolívar Youth Orchestra
⑤ タイユフェール - コンチェルティーノ
・ Germaine Tailleferre: Concertino pour harpe et piano (1927) ★★
・ Germaine Tailleferre Concertino, for harp and orchestra (1928)
Lavinia Meijer Live 2012 ★★
・ Germaine Tailleferre (1892-1983) - Concertino for Harp and Orchestra
・ Tailleferre: Concertino pour Harpe et Orchestre (1927)
参 Relaxing Harp Music: Sleep Music, Meditation Music,
Spa Music, Instrumental Background Music ★49 ★★★
参 Relaxing Harp Music: Sleep Music, Stress Relief, Meditation
Music, Spa Music, Background Music ★53 ★★★
参 Relaxing Harp Music, Soothing Music, Relax, Meditation Music,
Instrumental Music to Relax, ☯3288 ★★★
参 Relaxing Harp Music: Sleep Music, Meditation Music,
Yoga Music, Study Music ★63 ★★★
推奨図書
レコード芸術編名曲・名盤500レコ芸
クラシック音楽鑑賞辞典 神保著
名盤鑑定百科協奏曲編 吉井著
クラシック不滅の名盤1000 レコ芸
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200CDヴァイオリン 同編集委員会 ★
クラシック名盤大全協奏曲編・器楽曲編 レコ芸 ★
追加曲
1) ピエルネ - ハープと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック Op.39
2) グリエール - ハープ協奏曲 変ホ長調 Op.74
3) ピツェッティ - ハープ協奏曲 変ホ長調
4) ヴィラ=ロボス - ハープ協奏曲
5) タイユフェール - コンチェルティーノ
作曲家追加情報① アンリ・コンスタン・ガブリエル・ピエルネ(Henri Constant Gabriel Pierné, 1863年8月16日-1937年7月17日)はフランスの作曲家、指揮者。印象主義的な和声感覚と師のジュール・マスネを思わせる平明で甘美なロマン派的作風の両方が見られる。現在でも、代表作であるハープと管弦楽のための小協奏曲はハープの貴重なレパートリーとしてSP時代から今日にいたるまで録音され多くのCDが現在でも入手可能である。
作曲家追加情報② グリエールはスクリャービンやラフマニノフと同世代であり、チャイコフスキーと国民楽派の両方から影響を受けている。初期作品の室内楽や2つの交響曲は、ドイツ後期ロマン派音楽、たとえばブラームスやワーグナーの影響が歴然としているが、それでもなお《交響曲第2番》では、強烈な民族的表現も明らかである。
作曲家追加情報③ イルデブランド・ピツェッティ[1](Ildebrando Pizzetti, 1880年9月20日 - 1968年2月13日 ローマ)はイタリアの作曲家・音楽評論家・音楽教師。日本との関係では、成熟期に作曲された《交響曲イ調》は、「皇紀2600年奉祝曲」として日本政府より打診され、初演された後1940年12月7日に録音された。このように日本とは浅からぬ縁があり、作風も日本において広く好まれているロマン派音楽の伝統に従っているにもかかわらず、現在ピツェッティの作品が日本で広く親しまれているとはいえない。
作曲家追加情報④ ジェルメーヌ・タイユフェール(Germaine Tailleferre, 1892年4月19日 - 1983年11月7日)は、20世紀フランスのクラシック音楽の作曲家。パリ音楽院で学んだ後、個人的にシャルル・ケクランとラヴェルに師事。シャブリエ、サティの影響を受けた快活でさわやかな作品を残す。コクトーに「耳のマリー・ローランサン」と呼ばれた女性作曲家。いわゆるフランス六人組のメンバーの一人。
「ピエルネ - ハープと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック 」です。 段々、ハープの音色がなじんできました。 |
「グリエール - ハープ協奏曲 変ホ長調 Op.74」です。 お勧めの名曲でしょう。いかがですか。癒されませんか |
「タイユフェール - コンチェルティーノ」です。 こちらも、気に入りました。いかがでしょうか |
コロナで、自宅、蟄居を余儀なくされるうち、身の廻りの不用品の処分を始めたところ、1984年に中近東のバーレーン国への地中線工事の出張の帰国報告に使った、写真が出てきた。37年前の写真は色あせているが、懐かしく、土・砂漠の砂塵と暑さに苦しんだことが思い出される。免許を取り、海外で、すぐ運転し始めた記憶があります。マナーマの国際空港への66kvの地中送電線の供給工事も手掛けた。石油プラント、淡水化プラント、発電所の屋外から屋内変電所への切り替え工事もあった。もう、設備も40年近くなってきた。国内ではそろそろ更新時期だが、どうするのだろう。当時のコンサルタントだった、アイルランドのメンバやアシストしてくれた、タイ人のエンジニアはどうしているのだろうか。発電所のエジプト人のエンジニアが入れてくれた紅茶を思い出す。なぜか、現地、サブコンのインド人の代理人からもらった、人形は残っている。
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