続自由時間のクラシック（377）その他弦楽器（5）ハープの名曲ブリテン 他を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは昨日に続き、ハープの名曲をいくつか選んで聴いてみることにします。今日の選曲は幾人か有名な作曲家の作品があるので、｢ハープの名曲｣として、いい指南書の解説が聞けることを期待して、曲の検索よりも、解説書検索することにしました。

　今日の選曲では「ドビュッシー - フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」と「ラヴェル - 序奏とアレグロ」の２曲は、珍しく、ハープの名曲中の名曲として、いくつかの指南書で推されています。この２曲はＹｏｕｔｕｂｅで検索しても視聴回数が一桁上がるようです。特に「ドビュッシー - フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」はレコ芸５００でも推されています名曲です。その他「ラヴェル - 序奏とアレグロ」はいくつかの指南書でも、推されています。

　日本人の第１人者の｢吉野直子｣の演奏アルバムを聞きたかったが、手許にある彼女のアルバム（１５枚ほど）ではみつからなかった。今日の５曲中４曲は珍しく、フランス人の作曲家となり、やはり、フランス人の演奏家がズラーと並ぶことになります。室内樂として、ハープはフルート、Ｖｎ，Ｖａなどの他の楽器との相性がよく、華やか中に、きらびやかさも隠れる、名曲ばかりです。　ハープが癒しを代表する、楽器だと言われる所以があります。

　昨日のソナタ曲と少し異なります。指南書の解説で推す、アルバムはなかなか、見つかりませんでしたが、Ｙｏｕｔｕｂｅで視聴回数を参考に整理してみました。聴き覚えのある、ハーピスト、フルート奏者等が見つければ、是非、お試しください。

　筆者は今日はフランス人シリーズを優先して、①｢サン＝サーンス - 幻想曲 Op.124」を「Camerata Pacifica」で②「ドビュッシー - フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」を「Pahud - Deyneka - Khouri　」でそして③「ラヴェル - 序奏とアレグロ」を「Maiburg, Ceysson」で選んで聴いてみます。いずれも短い曲のようですので、５曲は聴き通せそうです。

日本人のハーピスト＊１として、手許にある演奏者リストを参考までに記しておきます。日本人のアルバムは、他の名曲の編曲版や抜粋版の曲が多いようです。勿論、Ｙｏｕｔｕｂｅでは著作権上、短い曲ばかりで、今日の曲だけを単独で見つけるのは難しいようです。演奏家特集で数人登場していただきます。

＊１手許にある、日本人ハーピスト名：吉野直子、竹松舞（現在は医師？）、安楽真理子、篠崎史子、和子、

今日のお勧め曲

日時（date) 　　　　　　　　　　　　　　　2021/4/16

ジャンル（Genre） 　　　　　　　　　　　　　クラシック

音源（sound source） 　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

作曲者（composer） 　　　　　　　　　　　　　ブリテン 他

分類（Classification） 　　　　　　　　　　ハープ室内樂曲

曲名(Song Title) ① ブリテン - ハープのための組曲 Op.83

演奏者（Performer） ・ B. Britten: Suite for harp, Op. 83 (Catrin Finch, harp)　★★

指揮者(conductors）

楽団（Orchestra）

Ｙｏｕｔｕｂｅ検索結果より

・ Suite for Harp, Op. 83　★★

・ Britten Suite for Harp, Op. 83　★★

・ Benjamin Britten : Suite for Harp Op.83

・ Britten Suite for Harp, Op 83-Danielle Cordray Kuntz

② ダマーズ - ハープとフルートのためのソナチネ

・ J. M. Damase: Sonata for flute and harp. Jean Pierre Rampal and Lily Laskine　★★

・ Sonate Harp & Flute Jen-Michel Damase?　★★

・ Damase - Sonata for Flute and Harp (Paris 2008)

・ Sonate Pour Flute et Harpe - Jean-Mitchel Damase

③ サン＝サーンス - 幻想曲 Op.124（ヴァイオリンとハープ）

・ ｉsraeli Chamber Project | Saint-Saｅns: Fantaisie for Violin and Harp, Op. 124　★★

・ ｓaint-Saëns, Fantaisie for Violin & Harp, Op. 124 — Camerata Pacifica　★★

・ Fantaisie for violin and harp Op.124 by C. Saint-Saens

・ Camille Saint-Saens: Fantasie op.124 for Violin and Harp; Anna Verkholantseva-harp

④ ドビュッシー - フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ

・ DEBUSSY Sonata for flute, viola and harp | Pahud - Deyneka - Khouri　★★

・ Claude Debussy - Sonata for Flute, Viola and Harp　★★

・ Debussy's Sonate for Flute, Harp, and Viola　★★

・ Debussy: Sonata For Flute, Viola And Harp, L. 137

・ Claude Debussy: Sonata for flute, viola and harp

・ Debussy: Sonata for Flute, Viola and Harp, 

　　　　　Rampal & Pasquier & Laskine (1962) フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ　★★

・ Debussy - Sonata for Flute, Viola and Harp (Anna Garzuly, 

　　　　　Karl Suske, Cornelia Smaczny)

・ Debussy Sonata for flute, viola, and harp HD 2014 Colorado College

⑤ ラヴェル - 序奏とアレグロ

・ Ravel: Introduction et Allegro for Harp, Flute, Clarinet and

　　　　　 String Quartet. Maiburg, Ceysson　★★

・ Ravel Introduction and Allegro for flute, clarinet, string quartet and harp (1906)★★　

　　・ Ravel - Introduction et allegro pour harpe, flûte, clarinette et quatuor à cordes (1905)

・ Maurice Ravel Introduction and Allegro for Harp, Flute, Clarinet 

　　　　　and String Quartet (1905)

推奨図書

レコード芸術編名曲・名盤５００レコ芸★

クラシック音楽鑑賞辞典　神保著★

名盤鑑定百科協奏曲編　吉井著

クラシック不滅の名盤１０００　レコ芸

ヴァイオリン・チェロの名曲名演奏　渡辺著

２００ＣＤヴァイオリン　同編集委員会　

クラシック名盤大全協奏曲編・器楽曲編　レコ芸　★

追加曲

１） ブリテン - ハープのための組曲 Op.83

２） ダマーズ - 2台のハープのためのソナチネ

３） サン＝サーンス - 幻想曲 Op.124（ヴァイオリンとハープ）

４） ドビュッシー - フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ

５） ラヴェル - 序奏とアレグロ

作曲家追加情報 "ジャン＝ミシェル・ダマーズ（Jean-Michel Damase, 1928年1月27日 - 2013年4月21日）は、フランスの作曲家、ピアニスト。ダマーズは主として室内楽曲をはじめとする器楽曲の作曲で知られる。フルートを用いた作品のほか、ハープ奏者の母親の影響もありハープを用いた作品も多い。ダマーズは20世紀後半に主流であった前衛的な現代音楽の流れに反し、新古典主義音楽に基礎をおいた優美な旋律を特徴とする作風を展開した。そのため20世紀においてはあまり評価を受けられない状況が続いたが、近年は複数の作品集がCDとして発売され、再評価が高まりつつある.

｢サン＝サーンス - 幻想曲 Op.124｣です。
若い人のアルバムを選んでみました。初めて聴きました。

「ドビュッシー - フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」です。
ご存知の曲でしょう。パユのフルートは秀逸です。非常に多くのアルバムが見つかります。

「ラヴェル - 序奏とアレグロ」です。この曲は始めて聴きます。
ハーピストは男性です。好きになった曲です。是非、お試しください。

追記

コロナの予防接種の案内がきて、所定の日の時間にＷｅｂで申し込んだが、一瞬で予約が埋まった。５秒遅れ程度でも、無理だそうだ、勿論、電話は終始、話中で、混雑は予想されたが、宝くじを当てるつもり、大量に入荷するまで、我慢、我慢のようです。システムの構築しても、完璧でないようで、行政も、申し込む側も皆が混乱している。システムをトータルして、俯瞰する人が育って、いないようです。日本人は賢いから、そのうち、学習すると思います。