毎日のクラシック曲(第127回)Mozart
今日のお勧め曲はモーツアルトの「セレナード第9番 ポストホルン K320」を選びました。終了音楽といわれ、7楽章もあります。6楽章目にポストホルンの音があるため、この名前がついています。フルートやオーボエもあり、管楽器が素晴らしい曲です。本来、小さい編成がよい曲です。
聴いていて、セレナードとデヴェルテイメントの違いを、明確に区別することが難しいので、参考書(モーツアルト名盤大全))で調べてみました。筆者のような、リスナーにとって、この解説本も難解ですが、要はこんなところです。筆者自身おさらいおかねて整理してみました。レコ芸500では有名な曲を選んでくれていますので充文ですが、モーツアルト通の方は時間が許せば、拡大してすればよいかと思います。
1)セレナードは13曲作られ、特徴は次の通り。主に夕べに、演奏される器楽曲の一つ
良く演奏されるのは6-13番 中でも7・10・13番は特に有名
a.6楽章以上の楽章数を持つ管弦楽曲
b.終了音楽といわれ、学生が教師や、枢機卿にお礼に演奏した曲
c.後半の曲は管楽合奏ブームに作った曲 10・11・13番
e.表題付は6・7・8・9・10・12・13番
2)デヴェルテイメントは22曲あるようです。作品番号程度の意味だそうで、いまだに区分が明確でないようである。 番号付が1-17番まであり、ケッヘル番号だけが5曲あります。有名な曲はK136-138とK334(第17番)です
a.5-6楽章構成の楽章数を持つ室内楽曲
b.編成や楽章構成も自由で友達や仲間の祝いに演奏した曲(K205,247,251)
c.いくつかの曲は貴族や大司教のお祝いの食卓音楽曲(K166,186,213)
今日のお勧め曲
日時(date) | 27-Jul-16 |
ジャンル(Genre) | Classic |
音源(sound source) | CD |
TV局 | |
作曲者(composer) | Mozart |
分類(Classification) | 管弦楽 |
曲名(Song Title) | Serenade #9, K 320, "Posthorn" |
演奏者(Performer) | Konradin Groth |
指揮者(conductors) | Claudio Abbado |
楽団(Orchestra) | Berlin Philharmonic Orchestra |
専門家推薦盤(Expert recommendation board) | James Levine: Vienna Philharmonic Orchestra |
Peter Damm; Nikolaus Harnoncourt: Staatskapelle Dresden | |
Herbert Von Karaja Vienna Philharmonic Orchestra | |
Karl Böhm Berlin Philharmonic Orchestra | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 231 |
レコ芸名曲名盤500 265 | |
クラッシク不滅の名盤1000 | |
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名盤鑑定百科 管弦楽曲編 | |
モーツアルト名盤大全 | |
コメント | ほぼ、巨匠の演奏するCDは手元にあった。5枚あれば、充分だろう。しかし、セル、ヴァントが聴きたったがなかった。あまり、この「ポストホルン」を聴く機会が少ない、セレナードは7番「ハフナー」、10番「グランパテータ」13番「アイネ・クライム・ナハトムジーク」の3曲が有名 |
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