週末のオペラのご案内(第11回)モーツアルトの「ドン・ジョバンニ」
今週のオペラはモーツアルトの「ドン・ジョバンニ」を選びました。、昔の貴族は領民にし放題ということを示した、演目で、少し誇張していると思えますが、主人公の貴族のやりたい放題で女たらしの物語で、因果応報で、最後に地獄に落ちるという話です。男性の声が素晴らしいオペラです。
モーツアルトのオペラの傑作のひとつで、現在は、色々アレンジした形でも演じられます。この作品はわずか6週間で作ったそうです。最後の火焔地獄に引き込まれる、シーンは演出者の腕の見せどころといわれています。美しいアリアがいくつもあり、沢山、DVDがあります。是非、一度ご覧下さい。
このオペラの序曲を作り忘れた、モーツアルトは一夜で作曲したという、逸話が残っています。このDVDの指揮者のフルとヴェングラーは序曲だけ、演奏したようで、数ヵ月後、亡くなった遺作とのことで有名です。
今週のオペラデータを下記に示します。有名な作品だけに、DVDもかなりあります。原語のイタリア語を字幕英語版となりますがYoutubeで見つけたものもありました。
今回見たDVDより
いつも、見ている、小学館シリーズのDVDが見つからず、急遽、グラモフォンシリーズのオペラの中から選びました。オペラのDVDの紹介はレコード芸術の「演目別 オペラDVD名作大全」に2008年4月号に詳しく紹介されています。(主な有名60演目の解説つき)
オペラのDVDを借りることは段々、難しくなりつつあります。街のレンタルショップからは殆どなくなりました。しかし、大きな図書館にもかなり揃って置いていますので、そこで借りるのも一つの方法です。また、Youtubeでかなりあります。原語がイタリア語、ドイツ語が多いので、原語で見るのはできません。英語字幕盤はありますが、日本語字幕は少く殆どありません。珍しいジャンルでしょう。
NHKで、時折、オペラの放送が、ありますので、番組を逃さず、録画されれば、いいライブラリーが出来ます。やはり、
時間をかけて、集めるしかないかと思います。
本当は、実際の舞台を見るのがいいのですが、最近では来日する海外のオペラは、最低でも、4-5万ぐらいかかるようです。歌手・演奏者・合唱監督・指揮者の関係者、舞台、セット、移動費・輸送費などを考えると、このチケット代でも、安く、恐らく、協賛企業の援助なしでは、成り立たない世界のようです。
今週で、年内のオペラ紹介は終えます。次回は年明けです。次はプッチーニの「トスカ」を予定しています。
モーツアルトのオペラの傑作のひとつで、現在は、色々アレンジした形でも演じられます。この作品はわずか6週間で作ったそうです。最後の火焔地獄に引き込まれる、シーンは演出者の腕の見せどころといわれています。美しいアリアがいくつもあり、沢山、DVDがあります。是非、一度ご覧下さい。
このオペラの序曲を作り忘れた、モーツアルトは一夜で作曲したという、逸話が残っています。このDVDの指揮者のフルとヴェングラーは序曲だけ、演奏したようで、数ヵ月後、亡くなった遺作とのことで有名です。
今週のオペラデータを下記に示します。有名な作品だけに、DVDもかなりあります。原語のイタリア語を字幕英語版となりますがYoutubeで見つけたものもありました。
| ①コンテンツ個別データ | |||
| 公開日 | 2016・12・16(金) | ||
| NO. | 第11回 | ||
| 作曲家名 | モーツアルト | ||
| 国名 | ドイツ | ||
| 作品名 | ドン・ジョバンニ K527 | ||
| 鑑賞辞典推奨頁 | 266 | ||
| レコ芸500推薦番号 | 315 | ||
| その他推奨本名 | 不滅の名曲はこのCDで | ||
| 整理番号 | 第11回 | ||
| 同演目公開回数 | 初回 | ||
| コンテンツの種類・本 | DVD ドイツグラモフォン | ||
| 演奏日・放送日 | |||
| 指揮者 | フルトヴェングラー | ||
| 楽団・合唱団 | ウイーンフイル・国立歌劇場合唱団 | ||
| 演奏場所他 | 1954年ザルツブルク音楽祭 | ||
| コンテンツ詳細 | ドン・ジョバンニ 好色な貴族 | チェーザレ・シエビ | |
| ドンナ・アンナ 騎士長の娘 | エリザベート・グリユンマー | ||
| ドンナ・エルヴィラ ドン・ジョバンニに捨てられた貴婦人 | リーザ・デルカーサ | ||
| ドン・オッタヴィラ ドンナ・アンナの婚約者 | アントン・デルモータ | ||
| レポレッロ ドン・ジョバンニの従者 | オットー・エーデルマン | ||
| 1954年ザルツブルク音楽祭で制作されたオペラ映画《ドン・ジョヴァンニ》。今日まで最高のドン・ジョヴァンニとしてあまりにも名高いシエピの歌と演技をはじめ、すぐれたキャストによる演奏の素晴らしさはいうまでもありません。そして序曲だけとはいえ、この数ヵ月後に亡くなったフルトヴェングラーの指揮姿を視聴できることは、何にもまして貴重なことといえます。また、この映像は後に様々なオペラ映画が制作されていく上での原点となった作品です。 | |||
| ②作品共通データ | |||
| 作曲家名 | モーツアルト | ||
| 国名 | ドイツ | ||
| 作品名 | ドン・ジョバンニ K527 | ||
| 幕数 | 2幕 | ||
| 上演時間 | 2時間40分 | ||
| 有名な合唱曲、アリア | カタログの歌、あそこで手を取り合って誓いを交わそう、これが悪事の果て | ||
| 主な登場人物 | ドン・ジョバンニ 好色な貴族 | バリトン | |
| ドンナ・アンナ 騎士長の娘 | ソプラノ | ||
| ドンナ・エルヴィラ ドン・ジョバンニに捨てられた貴婦人 | ソプラノ | ||
| ドン・オッタヴィラ ドンナ・アンナの婚約者 | テノール | ||
| レポレッロ ドン・ジョバンニの従者 | バリトン | ||
| 参考文献 | オペラガイド130選 92 | ||
| オペラ鑑賞事典 56 | |||
| オペラの魔力 98 | |||
| ウイキペデアコメント | ドン・ジョヴァンニはスペインの伝説の放蕩者ドン・ファンの物語の主人公である。もっとも古い作品はティルソ・デ・モリナ(1630年)といわれるが、ダ・ポンテはオペラ化するにあたり、同時代のベルターティの先行作『ドン・ジョヴァンニまたは石の客』(1787年)やモリエールの『ドン・ジュアン』(1665年)を参考にしたものと思われる。 | ||
| 作曲家: ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト | |||
| 初演: 1787年10月29日 | |||
| 言語: イタリア語 | |||
| プロの推薦CD&DVD | カラヤン・フイルハーモニア | ||
| アバド・ヨーロッパ室内管 | |||
| ジュリーニ・フイルハーモニア | |||
| フルトヴェングラー・ウイーンフイル | |||
| クレンペラー・ニューフイルハモニア | |||
| Youtube より | |||
| Don Giovanni Mozart. ópera completa subtitulada Abbado - YouTube | |||
| Mozart Don Giovanni La Scala,( Milano 2011) - YouTube | |||
| Don Giovanni - complete (English Subtitles) (1080 HD) - YouTube | ● | ||
| Don Giovanni, Furtwängler, Salzburg 1954 (English subtitles) - YouTube | 今回見た英字幕版 | ||
| 出演者リスト | |||
| Don Giovanni - Cesare Siepi | |||
| Leporello - Otto Edelmann | |||
| Donna Anna - Elisabeth Grümmer | |||
| Don Ottavio - Anton Dermota | |||
| Donna Elvira - Lisa della Casa | |||
| Zerlina - Erna Berger | |||
| Masetto - Walter Berry | |||
| Il commendatore - Dezső Ernster | |||
今回見たDVDより
![]() |
| 指揮者 フルトヴェングラー |
![]() |
| 火焔地獄のシーン |
![]() |
| フイナーレの様子 |
いつも、見ている、小学館シリーズのDVDが見つからず、急遽、グラモフォンシリーズのオペラの中から選びました。オペラのDVDの紹介はレコード芸術の「演目別 オペラDVD名作大全」に2008年4月号に詳しく紹介されています。(主な有名60演目の解説つき)
オペラのDVDを借りることは段々、難しくなりつつあります。街のレンタルショップからは殆どなくなりました。しかし、大きな図書館にもかなり揃って置いていますので、そこで借りるのも一つの方法です。また、Youtubeでかなりあります。原語がイタリア語、ドイツ語が多いので、原語で見るのはできません。英語字幕盤はありますが、日本語字幕は少く殆どありません。珍しいジャンルでしょう。
NHKで、時折、オペラの放送が、ありますので、番組を逃さず、録画されれば、いいライブラリーが出来ます。やはり、
時間をかけて、集めるしかないかと思います。
本当は、実際の舞台を見るのがいいのですが、最近では来日する海外のオペラは、最低でも、4-5万ぐらいかかるようです。歌手・演奏者・合唱監督・指揮者の関係者、舞台、セット、移動費・輸送費などを考えると、このチケット代でも、安く、恐らく、協賛企業の援助なしでは、成り立たない世界のようです。
今週で、年内のオペラ紹介は終えます。次回は年明けです。次はプッチーニの「トスカ」を予定しています。



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