日曜日の古典落語(第112回) 町内の若い衆&義眼

 今週の日曜日の古典落語は「町内の若い衆」と「義眼」の2席を選んでみました。最近、筆者のような、年寄もアマゾンで本や、孫のプレゼントを買うことに余り抵抗がなくなってきました。今日の2席も古今亭志ん生の「艶ばなし」から選びました。
 「町内の若い衆」の方は「古今亭志ん生」の演じている、動画がみつからず、円楽と権太郎盤がありました。「義眼」の方は志ん生に加え、上方の枝雀盤がありました。上方が先にやっていたのでしょうか。噺の中身はほぼ同じでした。
 地方の古本屋にある、1冊の古い本の持つ情報が簡単に調べられ、本の購入とこの2席の落語を居ながらPCの操作だけで、亡き人の落語を聴くことのできる時代となりました。2席の解説もWEBで検索できます。
グーグルとアマゾンが作り上げる、情報提供の商売には驚かされる。お客の購買傾向の分析が、大きなデータベースに蓄積され、機械的に次に購入するお勧め商品の情報が提供される。しかも、早く、正確です。pcの操作だけで、全ての譲報があっという間に届きます。
 地震ダンパーのデータ改ざん等、どの国の話でしょうか。「オチ」が知りたいところです。


今週の古典落語

日時 2018・10・21
ジャンル 落語
音源 Youtube
演題 町内の若い衆   義眼ギガン
演者 三遊亭円楽 古今亭志ん生
分類
出典
その他演者名 「町内の若い衆」柳家権太楼 古今亭志ん生 義眼
三遊亭圓楽  町内の若い衆 桂枝雀 義眼
五街道雲助「町内の若い衆」
推薦本 古今亭志ん生 ツヤばなし 古今亭志ん生 ツヤばなし
落語CD&DVD名盤案内NA 落語CD&DVD名盤案内NA
演題コメント 棟梁トウリョウのかみさんと自分ジブンかみさんを比較ヒカクしても、仕方シカタがないが、棟梁トウリョウのほうは町内チョウナイワカシュウ茶屋チャヤツクり、職人ショクニンのほうではかみさんに子供ツクったようです。2クミハタラモノ亭主テイシュとかみさんのチガいは? 義眼ギガンえ、御茶屋オチャヤアソぶ、もてるオトコとそれをいている、無粋ブスイで合い方にられたオトコ義眼ギガンりのミズし、医者イシャむが、診察シンサツした医者イシャ肛門コウモンからたのはナニ?

権太郎の「町内の若い衆」はいかがですか。
小三冶と並ぶ古典落語の双璧の一人です。

音声だけですが枝雀の話芸を堪能ください。
                          
ここ数年、街中で、スマホが流行して、8割以上の若者が、いたるところで、スマホを見ている。ある人は、ゲーム、ある人は、発信された、写真、短い情報や商品広告などを見ている。財布の硬い、主婦層にも広がり、情報集収の便利さと早さは無償ではないのだが、これほどまでに一気に広まるのは究極の便利グッズなのでしょう。最近は100万回を超える視聴回数の、音楽動画アルバムがいくつもでてきた。やはり、特定の個人の持てた情報の拡散が、急激に進んで居るようです、益々、情報の取捨選択が難しい時代になりつつあります。
今日のブログではどうしても、びっくりマークが消せず、Youtbeのリンクが貼れませんでした。ご了解ください。

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