新自由時間のクラシック(131) Schnittke
今日の新自由時間のクラシックはロシアの「Schnittke」を選んで聴いてみることにしました。いくつかの解説書の推す曲を調べると、今日の選曲結果となりました。弦楽器を中心に、はずせない、ヴィロラ、ヴァイオリン、チェロの協奏曲、チェロソナタ、そして、合奏曲の5点をとりあげてみました。尚、チェロ曲は筆者の好みにより、選んでいます。
全て、筆者にとっては初めて聴く作品です。ウキペデアで調べてみるとソヴィエト時代には社会体制維持という制約があり、芸術・音楽も政治的制約を受けたようです。この「Schnittke」の自由な発想の音楽は「ストラヴィンスキーなどの影響のもとに激しい表現衝動を飛翔させ、無調、拍節感の放棄、12音技法、特殊奏法の多用、極端なポリフォニー、打楽器的な効果、新しい記譜法が取り入れられている」という手法を基本にしていますが、当時の政治体制に評価を受けなかったそうです。 ソヴィエト音楽連盟を離脱してからは海外渡航も禁じられ、不自由な環境だったそうです。
もう少しすると、この現代曲の特徴とされる無調曲、12音技法、特殊奏法も古典に分類される時代が来るのでしょう。意外と有名な演奏家が積極的に演奏している、「Schnittke」のアルバムがYoutubeでみつかります。 是非、いくつかお試しください。
今日のお勧め曲
日時(date) | 2019/7/1 | |||
ジャンル(Genre) | ||||
音源(sound source) | Youtube | |||
作曲者(composer) | Schnittke | |||
分類(Classification) | 協奏曲他 | |||
曲名(Song Title) | ヴィオラ協奏曲 | |||
演奏者(Performer) | ★ |
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2.3もあり | |
指揮者(conductors) | ||||
楽団(Orchestra) | ||||
youtube 検索より |
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② | チェロソナタ 1,2番 | |||
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ミックスリスト - Schnittke: Cello Sonata No. 1 (1978) / Natalia Gutman | ||||
③ | ヴァイオリン協奏曲4番 | |||
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④ | 合奏協奏曲、(モーツアルト・アラ・ハイドン) | |||
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⑤ | チェロ協奏曲 1,2番 | |||
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Schnittke. Concerto No.1 for Cello
and Orchestra. Boris Andrianov & RPO. Conductor – Dmitry Jurowski
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Grofeウキペデア他 | 1946年に父親の赴任地ウィーンで最初の音楽教育を受ける。1948年にモスクワに転居。1961年にモスクワ音楽院を卒業し、翌1962年から1972年まで講師を務めた。その後は主に映画音楽の作曲により糊口をしのぐ。後にカトリックに改宗し、信仰心が作風の変化に影響を与えるが、《合唱コンチェルト》に明らかなように、シュニトケ自身は共産革命を経ても猶ロシアに根付いているロシア正教会の力強い神秘主義に親近感を持っていた。無調、拍節感の放棄、12音技法、特殊奏法の多用、極端なポリフォニー、打楽器的な効果、新しい記譜法が取り入れられている | |||
生誕 1934年11月24日 エンゲリス | ||||
死去 1998年8月3日 ハンブルク | ||||
クラシック音楽鑑賞辞典NA | ||||
推薦図書(Recommendation book) | クラシック名盤大全 管弦楽曲編 | |||
レコ芸 新名曲探訪120 | ||||
200CD協奏曲 | ||||
200CDヴァイオリン | ||||
Schnittkeその他追加予定曲 | 1 | ヴィオラ協奏曲 | 今回 | |
2 | チェロソナタ | 今回 | ||
3 | ヴァイオリン協奏曲4番 | 今回 | ||
4 | 合奏協奏曲、(モーツアルト・アラ・ハイドン) | 今回 | ||
5 | チェロ協奏曲 | 今回 | ||
ピアノ五重奏曲 | △ |
「Viola Concerto」は名手、バシュメット・ゲルギエフ盤で愉しめます。 |
「ヴァイオリン協奏曲4番」は 現代、Vn第1人者のレーヴィンの演奏がありました。 |
「合奏協奏曲」は巨匠 クレーメルの演奏アルバムも出ています |
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