続自由時間のクラシック(14)Frans Brüggen

 今日の続自由時間のクラシックはリコーダー奏者の「Frans Brüggen」を選んで聴いてみる事にしました。ご存知のように18世紀オーケストラの指揮者の方が有名で、リコーダー奏者として、採り上げるには、申し分けないようです。
 古楽ブームの立役者で、膨大なアルバムが残っています。筆者も夢中になって、集めたようです。レコ芸500シリーズに登場する回数も31回もあります。
 「クラシック不滅の巨匠100*」の巨匠に入らないですが、現代を代表する、偉大な指揮者の一人でしょうか、手許には指揮者としてのアルバムが27点、管楽器奏者としてのアルバムが21点もありました。彼のアルバムを聴くには1週間では終わらないぐらいありそうです。
 今日はベートーヴェン、モ-ツアルトの古典派やメンデルスゾーンのロマン派の交響曲の作品は採り上げず、バロック期と管楽器主体に検索してみました。殆ど聞いたことのない、「Rameau Castor et Pollux Purcell 3 Fantasias」の曲を聴きながら、ブログを書き始めました。手許のアルバム数を誇っても仕方ないので、Youtubeで愉しめる、アルバムを検索し、整理してみました。リコーダー曲としては、バッハとテレマンの作品を先ずお勧めします。特にテレマンの曲は外せない、作品が数多くあります。テレマン作品については詳しく「日本人の有田正弘」の時に記す予定です。
 まだまだ、検索すればあるかと思います。子供の自分のリコーダーを吹いたことのある人もおられるはずですが、これが、あのリコーダーとは思えない曲ばかりです。是非、リコーダーの妙技をお試しください。
 *音楽之友社編 2008年

今日のお勧め曲
日時 2019・8・26
ジャンル 古楽
音源 Youtube
演奏者 Frans Brüggen
演奏者カナ フランス・ブルッヘン
読み ギョウ
国名 オランダ
生年 1934
楽器分類 リコーダー、フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者、および指揮者
楽器記号 bfl
演奏楽団・合唱団 18世紀オーケストラ
手許アルバム数 21マイ指揮者シキシャとして27マイ
Youtube検索より Frans Brüggen plays J.S.Bach & G.F.Händel Bach: Complete arrangements for solo recorder by Frans Brüggen (Recorder: Bolette Roed)
★★ Telemann: Recorder sonatas and fantasias (Bruggen, Bylsma, Leonhardt) J S Bach: Complete Sonatas and Partita for Flute (Frans Brüggen) CD 1
J S Bach: Complete Sonatas and Partita for Flute (Frans Bruggen) CD 2 Blockflute Masters (Frans Brüggen, Walter van Hauwe, Kees Boeke, Jorge Isaac)
Frans Brüggen Variations on "La Follia" for recorder and basso continuo HD720 HD 720P Vivaldi: 5 Concertos (Brüggen/Krebbers/Leonhardt e.t.c. - Amsterdam Chamber Orchestra - 1963)
Telemann: Musique de table /Tafelmusik (Concerto Amsterdam, Frans Bruggen) CD 4 ♪1.テレマン:リコーダー組曲TWV55:a2 / フランス・ブリュッヘン,ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
Bach: The Art of Fugue, BWV 1080 [arr. for recorder quartet] (Quinta Essentia) Telemann: Musique de table /Tafelmusik (Concerto Amsterdam, Frans Bruggen) CD 1
Vivaldi/Marcello/Platti - Bruce Haynes, Frans Brüggen - Oboenkonzerte [1986] (Full Album)
コメント・ウイキペデア他 リコーダー、フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者、および指揮者.1950年代よりリコーダー奏者として活動を開始し、リコーダーによる演奏の可能性を格段に広めた古楽界の草分け的な存在である。チェンバロ、オルガン奏者のグスタフ・レオンハルトやチェロ奏者のアンナー・ビルスマらと共演を重ね、1950年代から1960年代にはテレフンケン・レーベルに、1970年代にはSEONレーベルに多くの録音を残したブリュッヘンは当初リコーダー奏者としてキャリアをスタートさせ、モダン・リコーダーからしだいに古楽器へと傾倒していった。同時にフラウト・トラヴェルソ奏者としても一流の腕前を持っており(本人は苦手と言っていた)、その録音の代表的なものとしては、18世紀オーケストラの団員と共演したヴィヴァルディの「海の嵐」(SEON・1979年録音)や「アンコール」(SEON・1981年録音)などが挙げられる
生年月日: 1934年10月30日
生まれ: オランダ アムステルダム
死亡: 2014年8月13日, オランダ アムステルダム

推薦図書 レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6
レコード芸術 新名曲探訪120 2014・10
バロック名曲名盤100 皆川 ★
200CD古楽への招待  立風書房 ★
古楽CD100ガイド 国書刊行会 ★
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房 ★
200CD協奏曲 立風書房
クラシック不滅の名盤1000 音楽史
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8
バロック音楽 皆川
演奏家・楽器他補足事項 リコーダーという名称については名称の由来について確かなことはわかっていない。ただバロック時代には小鳥に歌を教えるための「バードフラジョレット」と呼ばれる小型の管楽器が考案されていることから関連があるといわれている。発音原理は、同じくエアリード楽器であるフルートやオカリナと大きな違いはなく、エッジの付近における気流の乱れが振動源となり、管の内部の空気(気柱)が共振して音が発生する。音孔を開閉すると、気柱の実効長が変わるので共振周波数が変化し、音高を変えることができる。


「Frans Brüggen plays J.S.Bach & G.F.Händel」
先ずこのアルバムからいかがでしょうか、お勧めです。

「Telemann: Recorder sonatas and fantasias」は手許にもあり、
Youtubeでもみつかりました。お勧めのアルバムです。

「Frans Brüggen」の管楽器の手許アルバム一覧です。
「Frans Brüggen」の主に指揮者として、保有しているアルバム一覧です。

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