続自由時間のクラシック（324）ピアノ協奏曲の名曲（2）Brahms他を聴く
今日の続自由時間のクラシックはブラームスのピアノ協奏曲と、はじめて聴く３人の作曲家、「Britten」、「Busoni」と「Albeniz」の作品を選んで聴いてみることにします。解説書「ピアノ名曲名盤１０５３」では先ず、２０人のピアノ作曲家の作品を５２９曲推し、次に１７５人のピアノ作曲家から、５２４曲推薦しています。勿論、ピアノ協奏曲（１００曲程）だけでなく、ソナタ曲（９００曲）が主流となります。今日の知らない作曲家「Britten」、「Busoni」と「Albeniz」はこの指南書から、選んでいます。
今日の一推しはブラームスのピアノ協奏曲１，２番ですが、作曲された時期が１０年以上経っているようです。難易度も２番の方が、レヴェルが高い曲です。解説によると、１番は２台のピアのソナタ曲として、作り始め、交響曲に改作しようとした曲だそうで、ブラームスの初期を代表する作品で、多くの演奏者のアルバムが残る、名曲です。 一方、２番の方は、ピアノ序奏つきの交響曲といわれ、時期的には交響曲の２，３番の作った頃にだそうで、円熟期の作品です。１，２番がカップリングされた、アルバムが非常に多く出ています。
殆ど、巨匠と呼ばれる、ピアニストの演奏するアルバムが残っています。「クラシック不滅の名盤１０００」では、「ブレンデル･アバド」と「アルゲリッチ・ロストロボーヴィッチ」のアルバムが特選されていますが生憎くみつかりませんでした。上手く、Ｙｏｕｔｕｂｅで検索できればいいのですがこういうこともあります。しかし、名だたるピアニストのアルバムが揃っています。
次は先ず名前の知られた「Britten - Piano Concerto」ですが、こんな曲も作っていたようで、２０歳代の作品とのこと、多様な音楽スタイルの集合体の曲で、本場英国ではよく取り上げられる曲のようです。はじめて聴くことになります。比較的新しい、映像がＹｏｕｔｕｂｅで公開されています。
次は「Busoni: Piano Concerto」です。イタリア人でオペラの作曲で知られている人で、バッハの曲の編曲でも有名です。今日のこの曲は合唱付の大作で、最後まで聴き通すには、我慢が要求される作品です、さわりだけ聴いて、パスしてもと思うぐらいボリュームがあります。
最後は「Albeniz Piano Concerto」です。解説によると「叙情的で、取リ憑かれるような魔性の魅力をもつピアノ協奏曲」とあります。一度お試しください。今日はレコ芸５００も推す、Polliniの演奏による「ブラームスの２番」、「 Britten's Piano Concerto」と「Albeniz Piano Concerto」を聴いてみることにします。
尚、ベートヴェンがドイツ３Ｂの順序から考えると順番ですが、バッハとベートヴェンは最後のほうで、登場してもらいます。
今日のお勧め曲
日時（date) 2021/2/1
ジャンル（Genre） クラシック
音源（sound source） Ｙｏｕｔｕｂｅ
作曲者（composer） Brahms他
分類（Classification） ピアノ協奏曲
曲名(Song Title) ① Brahms: Piano Concerto No. 1
演奏者（Performer） Johannes Brahms - Piano Concerto No. 1 in D minor,
Op. 15 - Maurizio Pollini ★
指揮者(conductors）
楽団（Orchestra）
ｙｏｕｔｕｂｅ 検索より
・ Arthur Rubinstein - Brahms Piano Concerto No.1 [FULL] ★
・ Brahms piano concertos with Krystian Zimerman and Leonard Bernstein★
・ Brahms: Piano Concerto No.1 In D Minor, Op.15 - 1. Maestoso - Poco piｕ moderato
・ Brahms - Piano Concerto No. 1 (Hélène Grimaud)
・ Brahms: Piano Concerto No. 1, Gould & Bernstein (1962)
ブラームス ピアノ協奏曲第1番 グールド＆バーンスタイン
② Brahms: Piano Concerto No. ２
・ Brahms piano concertos with Krystian Zimerman and Leonard Bernstein★★
・ Brahms - Piano concerto No 2 (Pollini, Abbado WPO)★
・ Brahms Piano concerto N째 2 (Barenboim - Celibidache)
・ Brahms - Piano Concerto No. 2 in B-flat major (Hélène Grimaud)★
・ Brahms - Intermezzo Op.117, No. 2 | Arthur Rubinstein [HD]
・ Yuja Wang: Brahms Piano Concerto No. 2 in B-flat major Op. 83 [HD]
③ Ｂｒｉｔｅｎ Piano Concerto
・ Benjamin Grosvenor plays Britten's Piano Concerto (BBC Proms 2011) ★★
・ Leif Ove Andsnes : Britten - Piano Concerto (revised version) 2019
・ Sviatoslav Richter - Britten - Piano Concerto No 1 - Svetlanov
・ Benjamin Britten & Samuel Barber: Piano Concertos -
Elizabeth Joy Roe, Emil Tabakov (Audio video)
④ Busoni: Piano Concerto
・ Busoni, Piano Concerto in C Major Op. 39
・ Busoni: Piano Concerto in C Major, Op. 39 (John Ogdon)
・ Hamelin plays Busoni: Piano Concerto in C, Op.39
・ Busoni "Piano Concerto op 39" Garrick Ohlsson
・ Busoni "Piano Concerto" Peter Donohoe
⑤ Albeniz Piano Concerto
・ Albeniz Piano Concerto No.1
・ Albéniz & Granados—Piano Concertos—BBC Scottish Symphony Orchestra
・ Felicja Blumental plays Albeniz - Piano Concerto "Fantastico" n. 1 op. 78
・ Albeniz - Concierto Fantastico (Ciccolini / Batiz / Royal PO)
・
推奨図書
レコード芸術編名曲・名盤５００★
クラシック音楽鑑賞辞典 神保著
私だけのクラシック１００１宮城谷
名盤鑑定百科協奏曲編 吉井著★
クラシック不滅の名盤１０００
クラシック名盤大全協奏曲編 レコ芸編 ★
ピアノ名曲名盤１０５３レコ芸編 ★★
再追加曲
１） Brahms: Piano Concerto No. 1
２） Brahms: Piano Concerto No. ２
３） Ｂｒｉｔｅｎ Piano Concerto
４） Busoni: Piano Concerto
５） Albeniz Piano Concerto
作曲家追加情報
・イサーク・マヌエル・フランシスコ・アルベニス・イ・パスクアルは、スペインの作曲家・ピアニストであり、スペイン民族音楽の影響を受けた作品で知られる。
・フェルッチョ・ブゾーニは、イタリア出身でドイツを中心に世界中で活躍した作曲家・編曲家・ピアニスト・指揮者・教育者。本名はダンテ・ミケランジェロ・ベンヴェヌート・フェッルッチョ・ブゾーニ 。作曲家として新古典主義音楽を提唱しただけでなく、電子音楽や微分音による作曲など、未来的な音楽像を提唱した。
「Brahms: Piano Concerto No. ２」です。
ポリーニ･アバド盤がみつかりました。
「 Benjamin Britten Piano Concerto」です。
はじめて聴く曲ですが、名曲でした。
「Albeniz Piano Concerto」です。こちらもお勧めの曲です。
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