奈良撮り歩き(6)奈良市内の春日大社をめぐる

 今日の 奈良撮り歩きは奈良市内の春日大社をご案内します。春日大社は藤原氏が難波から平城遷都の際、氏神を祀るために作られた社で鹿島神宮、香取神宮、生駒の2つの神様の計4神を勧請して、作られたとされています。昨日の興福寺の創建とほぼ同じ頃で、藤原家門の隆盛を願ったものといわれる。

興福寺の猿沢池に近い位置に大きな一の鳥居があり、ここからが春日大社の長い参道となります。拝殿で祈祷を申し込むと、中門からに入れるが本殿を覗くだけで、昇殿は許されない。本殿の建物は「春日造り」と呼ばれ、朱色の鮮やかな本殿です。伊勢神宮と同じでこの春日大社も2016年に20年に一度の式年遷宮がされた。写真は楼門だけですが、中に本殿があります。スライドの写真はグーグルで検索し、拝借したものです。

 ここ、春日大社は行事の時期をはずすと、閑散とした、森の中の社で、観光客も少ない、寺社ですので、事前に訪れる時期を決めた方が良いかと思います。南門入れば、朱塗りの回廊に下がっている、「万燈籠」に火が燈される頃が、一番お勧めの頃でしょうか。他の見所は、神苑の藤の花が素晴らしいようです。最近、改修なった、「春日大社国宝殿」もお勧めです。時間が許せば、いかがでしょうか。

 筆者は東大寺二月堂から若草山の麓の山道を通り、ここ春日大社をみて、興福寺の順で大急ぎで巡りましたので、「神苑(万葉植物園)」と「春日大社国宝殿」は省略しております。スライド写真はグーグルで検索して、借用したもので、ご参考にしてください。

「春日大社全景」です。うっそうとした森の中に社があります。
写真上方向が二月堂で山歩きでいかがでしょうか

「春日大社全図」です。左側に興福寺があり、
猿沢池近くの一の鳥居から、春日大社参道が始まります。
奈良国立博物館、奈良公園も徒歩圏にあります。


今日の寺社データ




「春日大社本殿楼門(中門)」です。この中には入れません、
詳細はスライドをご覧ください。

南門を抜けると回廊に下がる「万燈籠」が有ります。
火が燈ると幻想的な世界でしょう。

「春日大社参道」です。南門付近の参道で、両側に石燈籠が並びます。
この日は閑散として、会う人もいませんでした。



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