続自由時間のクラシック(335)ピアノ協奏曲の名曲(13)Schumann&Scriabin他を聴く
今日の続自由時間のクラシックのピアノ協奏曲は「Schumann」、「Samuel Barber」、「Schonberg」と「Scriabin」の4人のアルバムを選んでみました。紙面の関係で一緒にしましたが、中でも「Schumann」、「Schonberg」と「Scriabin」の3人は個別で、じっくり聴いていただきたい名曲が揃っています。3人とも「ピアノ名曲名盤1053」では20大ピアノ作曲家に選ばれています。今日のピアノ協奏曲はスコアつきのアルバムがYoutubeで視聴回数が多い人気アルバムでした。
Schumannの「ピアノ協奏曲」は聴き覚えの曲だと思います。Youtubeで検索すると多くのアルバムがみつかります。人気のピアノ曲でしょう。今日は「 Argerich & Riccardo Chailly」の演奏でいかがでしょうか、「Schumann」はピアニストを目指していて、指の故障であきらめた作曲家だけに、数多くの名ソナタ曲を残しています。「子供の情景」、「蝶々」「森の情景」や「謝肉祭」など、表題付ピアノ曲がお勧めの名曲です。「小Piano Concerto Op92」は妻のクララ・シューマンによって初演された、幻想風の曲です。
「Schonberg」はスラヴィンスキーと並んで現代音楽を牽引した作曲家で12音技法で有名ですが、今日の「Piano Concerto, Op. 42」は少し、難解で、避けていましたが、「内田・ブーレーズ」版が見つかり、聴く事にします。この作品はアメリカ時代の作品で1-4期に変遷する、スタイルの4期目の作品で、特に有名です。
今日の一推し作品の一つに「Scriabin」のピアノ協奏曲をあげました、難易度の高い曲でショパンの影響にされた曲といわれています。「Scriabin」はショパンに心酔し、数多くのソナタ曲(ソナタ1-10番他)を残しています。曲の構成も、ソナタ曲集以外にマズルカ、練習曲、夜想曲とショパンに追随した曲となっています。今日の「ピアノ協奏曲」は唯一の協奏曲です。解説書では「アシュケナージ演奏」を推していましたが、若い、「Anatol Ugorski」の演奏も視聴回数が高くお勧めです。
最後の「Samuel Barber」はアメリカで有名な「ピュリッツアー」賞を受賞した代表曲です。映画音楽のようです。是非時間が許せばお試しください。彼の「人となりと作品」はウキペデアが詳しいので、追加参照ください。
今日はアルゲリッチとシャイーの「Schumann: Piano Concerto」を聴きながら、ブログをまとめましたので、「Schonberg ピアノ協奏曲」と「Scriabin ピアノ協奏曲」を聴いてみる予定です。今日も盛り沢山となりました。ようやく、ピアノ協奏曲シリーズも折り返し点を迎えたようで、大御所(バッハ、ベートーヴェン、モーツアルト)の作品群は来週ぐらいから、かかれそうです。残念ですが、ピアノソナタ曲は膨大で、この、ブログで手を出すには荷が重いようです。次はVn協奏曲シリーズを考えて、ボツボツ、データ整理をはじめました。
今日のお勧め曲
日時(date) 2021/2/16
ジャンル(Genre) クラシック
音源(sound source) Youtube
作曲者(composer) Schumann他
分類(Classification) ピアノ協奏曲
曲名(Song Title) ① Schumann: Piano Concerto
演奏者(Performer) ・ Schumann Piano Concerto, in A minor, OP. 54 Martha Argerich & Riccardo Chailly ★★
指揮者(conductors)
楽団(Orchestra)
youtube 検索より
・ Schumann: Klavierkonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙
Khatia Buniatishvili ∙ Paavo Järvi ★
・ Robert Schumann - Piano Concerto Op.54 - Kissin ★
・ Schumann - Piano Concerto in A minor - Barenboim, Celibidache, MPO (1991)
・ Murray Perahia plays, Schumann Piano Concerto in A minor Op.54 ★★
・ Schumanns Klavierkonzert: Grimaud und Hengelbrock | NDR
② Schumann: 小Piano Concerto Op92
・ Schumann: Konzertstück op. 92 - Introduzione ed ★
Allegro appassionato - Riccardo Caramella, piano
・ Schumann - Konzertstück op. 92
・ Schumann: Introduction & Allegro Appassionato for P iano & Orchestra, Op.92
・ Sviatoslav Richter plays Schumann - Introduction and
Allegro Appassionato in G major, Op 92 ★
・ Schumann - Introduction and Allegro, Op.92 (1849)
③ Samuel Barber ピアノ協奏曲
・ Samuel Barber Piano concerto Op.38, John Browning, Complete ★
・ Barber - Piano Concerto, Op. 38
・ Barber - Piano Concerto op.38
・ Samuel Barber: Piano Concerto Op. 38 (1962) / Krips
④ Schonberg ピアノ協奏曲
・ Arnold Schoenberg - Piano Concerto, Op. 42 内田 ★★
・ Arnold Schoenberg - Piano Concerto, Op. 42
・ Schönberg: Piano Concerto, Gould & Craft (1961) シェーンベルク ピアノ協奏曲 グールド
・ Schoenberg: Concerto for Piano and Orchestra, Op. 42 - 4. Giocoso (moderato)
・ Schoenberg: Piano Concerto, op.42 (1/3)
⑤ Scriabin ピアノ協奏曲
・ Alexander Scriabin - Piano Concerto in F sharp minor, Op. 20 ★★ Anatol Ugorski
Alexander Scriabin- Piano Concerto in F-sharp minor, op. 20 [Garrick Ohlsson]
・ Scriabin – Piano Concerto in F sharp minor, op. 20
(Vladimir Ashkenazy/Maazel) [Complete] ★★
・ Daniil Trifonov ~ Scriabin Piano Concerto ~ live 2013 ★
・ Mikhail Pletnev plays Scriabin Piano Concerto, op. 20 – live 2018 ★★
推奨図書
レコード芸術編名曲・名盤500
クラシック音楽鑑賞辞典 神保著
私だけのクラシック1001宮城谷
名盤鑑定百科協奏曲編 吉井著
クラシック不滅の名盤1000
クラシック名盤大全協奏曲編 レコ芸編
ピアノ名曲名盤1053レコ芸編
追加曲
1) Schumann: Piano Concerto
2) Schumann: 小Piano Concerto Op92
3) Samuel Barber ピアノ協奏曲
4) Schonberg ピアノ協奏曲
5) Scriabin ピアノ協奏曲
作曲家追加情報 サミュエル・バーバー(英語: Samuel Barber、1910年3月9日 - 1981年1月23日)は、米国の作曲家。特に《弦楽のためのアダージョ》が有名ペンシルベニア州ウェストチェスター出身。外科医の父とアマチュアピアニストの母の間に生まれる。
「Schumann: Piano Concerto」です。 Argerich & Riccardo Chaillyが今日の一推しです、 他に多くの名ピアニストのアルバムが公開されています。 |
「Schonberg ピアノ協奏曲」です。初めて聴く曲です。 お勧めの名曲です。楽譜が並びます。 |
「Scriabin ピアノ協奏曲」です。 若い、「Anatol Ugorski」の演奏を選びました。 アシュケナージの演奏も有ります。難易度の高い曲だそうです。 |
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