続自由時間のクラシック(338)ピアノ協奏曲の名曲(16)Weber他を聴く
今日の続自由時間のクラシックは「Weber」と「Joaquin Turina」のピアノ協奏曲から選んで聴いてみることにします。余程ピアノの好きな方以外、この二人のピアノ作品をご存知の方は少ないのでないでしょうか。筆者は勿論、始めて聴くことになります。「Weber」はオペラや劇音楽で有名な人ですが、ピアノ曲もいくつか残しております。いつもは「ピアノ名曲名盤1053」を中心にピアノ協奏曲の選曲に使っていますが、珍しく「クラシック音楽鑑賞辞典」を読むと、もう1曲追加すべきだと、思い「Weber」は3曲としました。いずれも、Youtubeで検索できました。
「Weber」はピアニストとしても、実力の持ち主ですが、やはり、歌劇「魔弾の射手」の作曲家で名前が知られています。又、ワグナーを生む下地をつっくた人でも知られています。今日のピアノ協奏曲は順番が逆ですが、「 ピアノ協奏曲 Op79」の方が評価の高い曲のようです。ピアノ協奏曲1,2番は1980年頃で、作品番号ではOp79方が晩年に作られたのでしょうか。完成度が高いようです。個人的には管楽器の「Concertino for Clarinet」もお勧めの名曲でしょうか。こちらも、是非、お勧めします。
次は「Joaquin Turina」です。スペイン出身の作曲家で、パリで音楽を学び、帰国した人で、知名度は低いですが、管楽器の吹奏楽の作品では、特に有名な曲を残しています。優れたピアニストであった彼が、残した唯一のピアノと管弦楽のための作品です。はじめて聴いてみますが、お勧めの名曲です。ラ・ローチャのアルバムが見つかりましたので、是非、お試しください。
ピアノ曲以外に、いくつか、管楽器の作品を参考までに追加しております。いずれも、お勧め名曲ですので、時間に余裕があれば、ついでに、お試しください。今日は「Weber: Concertino for clarinet and orchestra」を聴きながら、ブログをまとめ、本来のピアノ曲は「 Weber ピアノ協奏曲 Op79」、「Weber ピアノ協奏曲第1番」と「Turina Rapsodia sinfonica」を聴いてみる予定です。
来週から、J.Sバッハ、ベートーヴェン、モーツアルト3人の巨匠のピアノ協奏曲を予定しています。出来れば、現代ピアノ演奏だけでなく、チェンバロやフォルテピアノの演奏も追加できればと思っています。
今日のお勧め曲
日時(date) 2021/2/19
ジャンル(Genre) クラシック
音源(sound source) Youtube
作曲者(composer) Weber他
分類(Classification) ピアノ協奏曲
曲名(Song Title) ① Weber ピアノ協奏曲第1番
演奏者(Performer) Carl Maria von Weber - Piano Concerto No.1 in C-major,
Op.11, J 98 (1810) ★
指揮者(conductors)
楽団(Orchestra)
youtube 検索より
・ Carl Maria von Weber Piano Concerto 1 in C Major ★
・ Carl Maria von Weber: Piano Concerto No. 1, in C major, Op. 11, Roland Keller (piano)
・ Carl Maria von Weber Piano Concerto No1 in C major, Op11, J 98 1810
・ Carl Maria Von #Weber - #Piano Concerto N°1 Op 11 in C Major
Live at #CCK Antonio #Formaro
② Weber ピアノ協奏曲第2番
・ Carl Maria von Weber Piano Concerto 2 in E Flat Major Op. 32 ★
・ Carl Maria von Weber: Piano Concerto No. 2 in E-flat major, Op. 32
・ Weber: Piano Concerto No. 2, Op. 32 (Lublino Philharmonic Orchestra) |
Classical Music
・ Carl Maria von Weber: Piano Concerto No.2 in E flat major, Op.32,
Roland Keller (piano)
・ Piano Concerto No. 2 in E-Flat Major, Op. 32, J. 155: I. Allegro maestoso
③ Weber ピアノ協奏曲 Op79
Carl Maria von Weber, Konzertstück f-moll Op.79.
Alfred Brendel & Claudio Abbado / LSO ★★
Weber Konzertstucke op.79 - Glenn Gould - Live 1951 ★
Weber, Carl Maria von Concertpiece op.79 (begin) for piano + orchestra
Weber - Konzertstück op. 79 (Audio+Sheet) [Cziffra]
Volodin | Carl Maria von Weber: Konzertstück für
Klavier und Orchester | SWR Symphonieorchester
参 C M von Weber: Concertino for clarinet and orchestra. ★★
参 Weber Concertino for Clarinet : Makoto Yoshida
④ Turina Rapsodia sinfonica
・ Alicia de Larrocha plays Turina - Rapsodia Sinfónica, Op.66 ★★
・ Turina - Rapsodia Sinfonica, Op. 66 ★
・ Rapsodia Sinfónica, Op. 66
・ Joaquin Turina Rapsodia sinfonica op. 66
参 Joaquín Turina: Danzas fantásticas Op. 22 (1919) ★
参 Turina - Danzas Fantásticas OSCYL
推奨図書
レコード芸術編名曲・名盤500
クラシック音楽鑑賞辞典 神保著
私だけのクラシック1001宮城谷
名盤鑑定百科協奏曲編 吉井著
クラシック不滅の名盤1000
クラシック名盤大全協奏曲編 レコ芸編
ピアノ名曲名盤1053 レコ芸編
追加曲
1) Weber ピアノ協奏曲第1番 Op11
2) Weber ピアノ協奏曲第2番 Op32
3) Weber ピアノ協奏曲 Op79
4) Turina Rapsodia sinfonica
作曲家追加情報 ホアキン・トゥリーナ・ペレスは、スペインの作曲家、音楽教師。イタリア系。多くの同胞の作曲家や、親友のファリャと同じように、パリ滞在中に、ドビュッシーやラヴェルのようなフランス印象主義音楽の作曲家の知遇を得た。また、アルベニスからは、フランク楽派の影響を脱して、スペイン人としての自覚をもとに創作活動に取り組むべきだと諭される。1914年にファリャとともに帰国し、作曲家・音楽教師・音楽評論家として活動を始める。
「Weber ピアノ協奏曲 Op79」です。 ブレンデル/アバド版が見つかりました。 |
「Weber ピアノ協奏曲第1番 Op11」です。 こちらも視聴回数が多いアルバムです。 |
「Turina Rapsodia sinfonica」です。 ラ・ローチャのアルバムが見つかりました。 |
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